ゼルディア、通信。
え~、メビウスが終わってから、
祭りの後の、心地よ~い脱力感に、ひたっておりましたようで。
(祭りがあるのはここかァ!?と言ってた仮面ライダーも、以前いたような・・・の声)
あれから、まさか2ヶ月も、空いていたとは・・・。
コールド・スリープも同然。
われながら、呆然です。
でも、ゲキレンジャーとライダー電王、
決してまったく、観てなかったわけじゃ、ないんですよ!
最初はちょっと、引力が弱かったんですが。
ゲキレンジャー、やっとゾワゾワ野生児・レッド君に、少し慣れてきました。
(少し慣れたアナウンサー、ってテレ朝の「欽どこ」にいたような、の声)
ゲキブルーは、はっきりいって、美学にこだわりすぎ。
こだわりを一度捨てる修行をやらされたのも、無理ないかも。
現場を引っ張っているのは、結局、ゲキイエロー・ガール。
レッドとブルーが敵の術で、
記憶をなくした子どもと赤ちゃんに変わっていたときは、
イエローは完全に、保護者モード。
赤ちゃんブルーの、おむつ換えまでしてました。
彼らを導く師匠・拳聖も、猫・象・こうもり拳士など、動物系が続きます。
象、ちょっとイエローにセクハラ?しつつも、釣りで心を和ませる修行をさせたり。
美学を捨てろ!とブルーに言ったのは、こうもり師匠?
これらの拳聖、7人いるそうですが、
予告によると、次は・・・鮫?
そして今週、直接バトルを自らに禁じていた猫師匠、マスター・シャーフーも、
実は若い頃、とてつもなくハンサムで、
(・・・え!?の声)、
海からよみがえった敵役の女師匠拳士も、
かつては、惚れていた!?らしいことが、突如判明。
じゃ、ま、まさか、前は人間だったの??
あの猫さんの、謎の素顔は・・・キン肉スグル?なわけないか。
(またかよ~!の声)
あ、でも、ハンサムって獣人拳士達の間の、基準かも。
それと、悪玉側キャラのカメレオン女性幹部・メレ様が、
どんどん魅力的になってます。
イケメン新時代リーダー・理央(リオ)様の術によって、
死の世界よりよみがえってから、
ひたすら、一途に、あの御方ひとすじ!
それが、恐ろしいまでの、力の源になっている。
愛する理央様の為ならば、どんな事でも、する。
封印された、破壊的格闘神たる拳士達をも呼び出し、
強化修行の協力を仰ぐ。
「憎しみも嫉妬心も、力にしろ!」という、邪拳だけど。
彼ら拳士達の無理難題にも、理央は拳を握り締めつつ耐え、
どんどん、強化してゆく。
強化のためとはいえ、これ程、
自分をいたぶり続ける悪玉側リーダーも、珍しい。
そしてメレは、ひたすら、「理央様のために!」と、彼の命令に従う。
女心がどんどん、ヒートアップ。もう、誰にも止められない!
しかし、負けて役立たずな手下怪人には、
やっぱり容赦なく、足でぐりぐり・・・。
キレるとコワいぞ、メレ様。
もし理央に、裏切られたら・・・そのときは、地上最大の恐怖が!?
最早、ゲキレンでは陰(かげ)の、いや、真の主役、といえるでしょう。
一方、ライダー電王。
短いエピソードごとに、前後編が続いてます。
もう、主役の良太郎と契約・合体してるイマジン(未来怪人)が、4人。
イマジン同士で「次は俺が参上だ」「いや僕だ!」、
「もう一杯だ」「負担が大きいよ」、
「お前、出てけ!」「リストラだ!」
・・・などとしょっちゅう喧嘩に。
毎回、主人公が泣いて?仲裁に。あ~あ。
船頭多くして何とやら、の感も。
年中怒りっぱなしのサポートガール・ハナも、ご苦労様な事です。
お風呂屋の立て篭もり事件騒動では、
シリーズ二度目の<いいじゃんダンサーズ>が出現、ちょっと笑えました。
しかしまあ、あんな状況でも、ほんとに、のんきなお姉さんだなあ・・・。
(もしも放送が1週ズレてたら、2回分、自粛になってたりして?の声も・・・。)
で、人がよすぎるお姉さんにも、
実は、暗い過去があったことが明らかに。
天体観測好きの婚約者・桜井が、1年前湖で行方不明になり、
ショックで彼に関する記憶が大半、消えてしまっているのです。
「響鬼」の途中で出てきたような、帽子とマントの怪しい人物が、
イマジン達の周囲に出没していて、彼が桜井らしい?様子なのですが・・・。
電王になる弟クンも、桜井氏事件についての真相を、
時間を越える電車・デンライナーを使って、ちゃんと調べたいのですが、
あいにく、乗車券規定で、正式な定期券の無い人は、
勝手に過去を、長時間滞在で調べられないらしいんです。
くやし~!
後から別列車で、忍者装束みたいなイマジン付きで、
この時代にやって来た、
姉の彼氏・桜井Aと同姓、過去の同一人物?とおぼしき青年・桜井Bは、
定期券を持っているけれど、
「(時間修復は)人助けじゃない」
「覚悟が無けりゃ、関わるな」と、良太郎に冷たく、
詳しい状況を、何も教えてくれない。
しかもこの人、姿も性格も言動も、あのキリヤ君そっくり・・・。
契約してるイマジンはすぐ詫びる、礼儀正しくて、いい奴みたいなんだけど。
まるで、マネージャー。
そのイマジンに、被服代請求してる桜井クン。やれやれ。
他のイマジンたちは、
人の願望を拡大解釈したり、勘違いしたりで、
周囲に迷惑ばかりかけて、ぶっ壊しまくってるから、悪い怪人になって、
過去の世界で暴れて、ライダーに退治されてるんだけど。
タイムカプセルを間違えると、母子連れが消える、とかは迷惑だよね。
あれって、契約する相手との性格バランスにも、よるんだろうか?
どうも、そこらへんの基準が、まだはっきりしない気も、するんですが。
ともあれ。今、言えるとしたら。
主役にも定期券、発行してやれよ!
「銀河鉄道555」の哲郎みたいに!
ああ、じれったい。
つづく。
今日のゼルデイア通信、終り。
[善悪の、戦い・・・]の続きを読む
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- 2007/06/03(日) 14:16:35|
- 特撮
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地球監視中・ゼルディアの宇宙ステーション。
突然、バリバリッ!と音を立てて壁をぶち破り、侵入してきた、その怒れる者とは・・・?
ゲルゲーゲル「こらあっ!この、この、ゼルディアあっ!!ええかげんにせえっ!」
ゼルディア「あ!な、何ですか、あなたは!いきなり人の家に・・・」
ゲル「あたしは、栄えあるゲルザム様の臣下、ゲル・ゲーゲルだ!お前の姉貴のスケバルマンから、聞いてないのか!?」
ゼル「あ、この間聞きました。エース姉さんから」
ゲル「ほう、フフフ。じゃ、知ってるよな?何て聞いてる?」
ゼル「え、えーと、昔の幼馴染さんで、黒マントで悪人幹部ごっこしてる人がいるって・・・」
ゲル「悪人ごっこじゃないっ!ほんとうに幹部なの!信じろよ!あいつめ、もう・・・」
ゼル「あ、そうなんですか。私、ゼルディアです。こちらが名刺です。姉がいつも、遊び相手でお世話に」
ゲル「あ、これはこれは、どうもご丁寧に・・・じゃないっ!!ちが~う!遊び相手じゃないっ!」
ゼル「え、違うんですか?」
ゲル「当たり前だ!一応、戦ってるの!それより、今日はお前さんに、抗議をしに来たんだよっ!」
ゼル「え、抗議・・・?あの、私、ゴミは分別して捨ててますけど?」
ゲル「ご近所の主婦か、あたしは!ちがうよ。お前、最近、ゼルディア通信、全然出してないだろうっ!!」
ゼル「あ、そういえば・・・。でも、どうしてご存知なんですか?」
ゲル「傍受してんだよ!うちの組織の都合で。あたしが!おかげで特撮ドラマ方面が、わかんねーだろうが!早よ、書かんかい」
ゼル「あ、それでですか・・・じゃ、書きますね」
ゲル「その前に謝れよ、あたしに、一言ぐらい!もう・・・」
ゼル「もう、はこっちですよ。やれやれ。何で私が、悪人幹部ごっこしてる人に、言われてるんだろう・・・?(ぶつぶつ)」
ゲル「だから、ごっこじゃないの!ほんと~に幹部なんだってば!やれやれ。何であたしが、こいつに言わなきゃなんないんだろう・・・?(ぶつぶつ)」
通信、次回へ、つづく。(キートン山田、の声)
ゲル「待て!ナレーションは、佐野史郎でなきゃ、やだ!」
ゼル「え~。平和な声でいきましょうよォ」
ゲル「平和じゃ、バトルドラマにならないの!」
エース「さあ、来週も、みんなで観よう!」
ゲル「お前が言うな!」
以上。
- 2007/06/03(日) 12:02:09|
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はぐれ仕事人・弐の日記。
珍しく、PR特別篇。
いや~、やっと土曜に行ったよ、<水族館劇場>公演。
いいねえ、やってきたねえ、今年も。
又、開演のこの時まで、生き延びてしまったのだ。
待ってた甲斐が、あったよ。
東京は文京区の、白山と千駄木の間っていやあ、
文豪達、ゆかりの地で。
そこにある<駒込大観音>の境内で、
毎回、テントみたいな特設舞台こしらえて、演ってるんだ。
お寺さん、よく協力してくれるよなあ。えらいぞ。
ためしに、今、行ってごらん、
ほんとうに、観音様のお堂の前に、立ってるから。
昭和レトロ調の、マカフシギな会場。
見世物小屋に、近い風で。
おせんにキャラメル、みたいな人が、卵とか売ってるし。
近所の子ども達もやってきて、中で見世物の数々を、喜んでるし。
土曜の5時位に、当日券(4000円)と整理券取りに行ったら、
もう140人位、来てた。
20代男女が多いが、中高年層まで結構いる。
7時の開始までには、200人は越してたよ。
しかも、入場前から、芝居はもうちゃんと、始まっているのだ!
だから少し早めに、行ったほうがいいな。
ふらっと行っても、席があれば観れるし。
客入れ作業も含めて、ちょっとかかるから、夜まで時間延びるかも。
休憩時間も、場内が混んでて、抜け出せないと思ったほうがいい。
でも、それだけの価値は、間違いなく有るぞ!と。
今回のお題は、終戦から闇市、戦後までのお話。
大人のドラマもあり。夢もあり。
昭和の森と、天と地と、火と水と。
生き残り兵士と、幻の女と、ロマンと。
人さらいと、死神ばあ様と、仮面の者達と。
鳥と、馬と、河童(芸達者、呆然!)と、牛乳屋(笑わす)と。
哀愁の女旅人・千代次と。叫ぶ女優・葉月蛍と。
皆、猛演。
舞台装置も、転換も、半端じゃない。
ああ、これ以上は、教えたくない。でも教えたい。
(どっちなんだ!の声)
これは正に、時空の河を遡る冒険、体験の旅。
迫力。
月曜の楽日まで、やってるぜ!
あと2回、6/3&6/4の19時。
四の五の云わず、その目でしかと、観よ!
以上。
- 2007/06/03(日) 10:20:18|
- 演劇
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はぐれ仕事人・壱の、ぼやき。
チー坊・・・石立鉄男アニキが、とうとう、逝っちまったよ・・・。
三枚目の男達にとっちゃ、理想の人、だったよなあ。
しかし、あれだね、
しょぼい生き地獄と、ド派手な死に天国ってのが、
並ぶってことも、あるもんなんだな。世の中って奴は。
・・・え、何のことかって?
決まってるだろ。
渋谷で「赤い文化住宅の初子」観た後、同じ日に、
<水族館劇場>の舞台公演を、観たからだよ!と。
「赤い文化住宅の初子」は、
「モル」と「タカダワタル的」のタナダユキ監督の新作なんで、観に行ったんだけどさ。
とにかく、寒いんだ。わびしいんだよ。
延々、ずーっと。ドラマも画面も、ペッタンコしてて。
全体に、くすんでて。
一番遠い映画だよ、渋谷界隈と・・・。
地方都市に、女子の中学生がいてさ。
何だか、うすぼんやりした感じの子で。
短くぼやくときだけ、本音が見える、みたいなキャラ。
両親いなくなってて、
住んでる文化住宅には、テレビも電話も無くて。
電気も、よく止められてて。周囲はサビ色だらけ。
高校中退の兄貴とバイトして、
でも要領悪くて、クビになったりして。
つましい、すさんだ貧乏生活してます、って話一色でさ。
昔よくあった「ガロ」漫画の世界、そのまま。
100円玉、支払い別にツーって分けてるところで、
ツーンッ、って、わびしさがつのったぜ。
「必殺仕業人」、浮かんじまったよ。
後、赤毛のアンと自分の生活を対比するところ。
王子様がいなくても、近い人がいれば何とか、自分を保ててる、って感じだな。
ああ、いじましい・・・。
その女の子、ほんとは、好きな男の子と高校進学したいんだけど。
金が無いから一緒に行けない、って彼に言えないんだよ。恥ずかしくて。
兄貴からも協力断られてて、切ないぜ。「就職しろ!」って。
男の子も、鈍くてさ。
気付けよ、家へ行ったときに!
担任の女先生が、また、ひっでえの。
指導いいかげんで、風俗も兼業してて。
そりゃ、いくらなんでも傷つくよな。生徒も。
てなわけで、あんまり、心ときめく所は、無い映画なんだけど。
どぎつく悲惨、ってほどでもない描き方だな、一応。
本屋の10円玉シーンと、
宗教家の所にとんでもない人がいるシーンだけ、ちょっと笑った。
親父がらみのあたりは、エグくて、さすがに引いたかな~。
もしや、やるんじゃ?ってことが、そのまんま・・・。
「隼」のごちゃごちゃした部屋と比べれば、
ずっと、すっきりとした、貧乏描写なんだけどね。
お掃除、してるせいなのかな。
「モル」の生活観の延長線、ってことで、いいのか?
でも、やっぱり最後まで、徹底的に、わびしい・・・。
干物、のようだったなあ。
あれを観ちゃった後だと、<水族館劇場>とのギャップは、すごいよね。
時空を超えた、生き生きした地獄絵図、って何だかおかしいね。
じゃ、又な!
- 2007/06/03(日) 01:08:09|
- 劇場用映画
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