fc2ブログ

シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ビーグルは桶狭間で2度死ぬ!?

政の、日記。


物好きとはいえ、さすがに、
連日渋谷で、お色気と血生臭さとカラテの連打では・・・
グロッキー。満腹。へばった。
体調管理のため、やむを得ず1本を、ブッチした。

で、代わりにシネコンで観たのが、
FROGMAN監督の、奇天烈<蛙男商会>劇場版アニメ。
なぜか今頃、短篇アニメ「古墳ギャルのコフィー」と、
長編アニメ「秘密結社 鷹の爪THE MOVIE 総統は二度死ぬ」の2本立てが、やってきたのだ。

ついこないだまで、遠くの流山まで行かないと観れなかったものが、
ようやく、比較的ご近所まで地方巡業?してきたのである。
なんでも、テレビ朝日系の深夜で大好評だったリミテッド・アニメシリーズ群の映画化、だとか。
監督・編集から声の出演まで、殆ど一人でやっているらしい。

あいにくと、「鷹の爪」「コフィー」のTV版は、観ていない。
しかし、時々TOHO系シネコンで予告編タイムに、
<場内鑑賞時のご注意>コ-ナーをやっている、
あやしげな<組織>の存在だけは知っている。
で、いきなり、映画化作品から観る事になった。

設定・状況をほぼ理解するのに、開始後、5分とかからなかった。
短篇も、長編も、これは・・・雑誌コミック、そのものの発想。

シンプソンズと、ウゴウゴ・ルーガと、サウスパークを、
足して3で割って、
「天才バカボン」と、某かわうそ君漫画と、「がんばれ!タブチ君!!」で薄めたような、
いびつな落書き&奇想、似顔絵、漫才ツッコミ、
音声ごっご遊びと、業界制作状況ネタと、
SF・映画のパロディーと、スポンサー広告が満載、
端から端まで、ひたすらにふざけさらした、
デタラメ、かつ、むちゃくちゃなギャグアニメだった。
雑誌展開ならばともかく、よくまあ、映画化にこぎつけられたものだ。

短篇「コフィ-」では、名高い<桶狭間の戦い>が、
擬人化<図形>学園キャラ達(古墳そのままなのだ)のタイム・トラベルにより、めちゃくちゃになる。
観ようによってはかなり、グロい眺めだ。

長編「鷹の爪」では、
ハリウッド映画のパロディ、そのものの世界が展開、
あまりのばかばかしさの連続に、笑わされる。

主人公は、<鷹の爪>なる秘密結社を立ち上げ、
行動隊主任と仲間数名を有するも、
大家のべらんめえ!なパワフルばあ様から家賃催促に追われる、
夢多き中年男の、組織総統。

一応の対決者として出てくる、自称<正義の味方>キャラが、
本来悪役?のはずの総統すら呆れさせる程に、
実に下品、かついいかげんな奴で、苦笑させられる。
豪華?ゲスト・キャラ達も皆、片っ端から、
呆れたお間抜け振りを露呈する。
しつこすぎるロゴマークとCMが、更にあほらしさを強化する。

そこへ、かつて<鷹の爪>達に滅ぼされたらしい一団のメンバーが登場、恐怖の計画を実行に移す。
<SW>のお約束をベースに、宇宙狭しと、大攻防戦が展開する。
ある意味、アメリカ映画よりも、アメリカ映画らしい・・・。

<シネマ秘宝館>やなつかしの<バカンヌ映画祭>にプロ部門があったなら、疑いも無く、爆笑の渦になったことだろう。
まったく、下品でひどいけれど、
いや、ひどいからこそ猥雑でおもしろい、というべきか。

なお、単独で観ても勿論ケッサクだが、
男女ペアで行くと、更にお得な?仕掛け付きなので、
是非、ご覧いただきたい。

ところで、劇中で頻繁に出てくる<島根県>では、
これ、観れるんだろうか・・・?


以上。







スポンサーサイト



  1. 2007/05/12(土) 00:11:45|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

アWorker

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。