ビーグル、捜査記録。
土日、短編映画三昧。
5/26(土)午後4時、御茶ノ水・アルペン9F、JANIS SPACE。
ミニシネマ上映会、こけら落とし、<JANIS CITTA>VOL.1。
1本目の鶴岡みゆき監督作品が未見だったのと、
2本目の上映に、PFFアワード受賞作ながら後半だけしか観れなかった「隼」を入れてあったので、行ってみた。
レコード・CD店の一角を青いカーテンで仕切り、
板とスクリーンを張った、ミニミニライブ向きの会場。
1本目開始時、客は小生を含めて、わずか、4人・・・。
まだ、あまり浸透していない様子。
後から上映中、訪問客が徐々に増え、
2本目の「隼」が始まる頃には、12人ほどになる。
「隼」の終了後も残っていたのは、
男性6人、女性3人の計9人。
後はほぼ、このメンバーで、最後、夜9時過ぎ頃まで観ていた。
作品群、技術レベル的には、しっかりしたもの揃いで、収穫は多い。
ただ、高度な達成をもちながらも、「隼」以外に関しては、
従来の<映画>的イメージを越える、とんでもない!位の何かが、
もう少し飛び出して欲しいような気もした。
(付記:翌日の北沢タウンホールでも、それは若干、感じたのだが・・・。)
とはいえ、この豊かな作品内容で500円ならば、かなり安い鑑賞料。
打ち上げ会等も無く、こじんまりとしたまま、
夜9時20分頃、終了、解散す。
参加作品、6本。
1・鶴岡みゆき監督「This is my life」96分
監督自身の体験を元にした、といわれる、
<実録>町内チーマーグループ、
3組とその周囲で、金と女がらみ、仁義無き大抗争もの。
まるで・・・「少年チャンピオン」の喧嘩漫画か、
タランティーノ映画のごとき、
イカレてて、不良で、ささくれだった世界。
キザな台詞だらけ、
衣装も、それっぽく揃えられている。
皆、容赦なき、残酷野郎だらけ、
誘拐あり、薬物あり、チャカあり、殺しあり、裏切り交渉あり。
ゆえに随所で、痛いよ!と叫びたくなる。
まったく、物騒極まりなし。
町を出てゆく者達がいても、不思議では無い。
バーを手伝っていて「ここが居場所よ!」と言い放つ、
元スケバン女性役が、大変いい。際立って目立つ。
自称ひっこもり?自主俳優氏が、
いつものイメージとは違う、ひねた役で出るのも見どころ。
こういう人って、おとなしいようで、コワいよなあ・・・と。
部下にも傘下にも冷酷、女は便利にパシリ扱い、
警察官にもクールで、ふてぶてしいコワモテのワル男役が、
ふっと弱さを見せるのも、妙にリアル。
途中から急に、これ本筋に何の関係が?という、
軟派な男女達のいざこざが挟み込まれ、
後でとんでもなくきっつい形で合流するのには、やられた。
心底、きつい・・・。
お見事、「人間の証明」のごとし。
題材が題材だから、後味があまり良くないことは、否めないのだが・・・。
音楽、挿入曲等のノリのよさに、大分、救われた。
次はもっと、凄みとコミカルさが一体となった、とりあえず笑える喜劇を、と希望したい。
「盗まれた欲情」とか、「地平線がぎらぎらっ」の線、
これは、やればイケるのではないか?
2・市井昌秀監督「隼」73分
PFFで、時間の都合により、後半だけ観ていたもの。
あのラストまで来るのに、澱(おり)のような貧乏苦労話を、
これだけ延々と、引っ張っていたとは・・・・。
ちょっと、長すぎないか?
後半、あるものをもぎとるシーン、そして疾走するシーン、
ここに、そこまでのすべての<溜め>を一気に吐き出す凄みがあり、
呆然、圧倒させる。
感情の流れと人物・画面の動きが、ぴったり合致する、ダイナミズム。
あれがわからなきゃ、映画ファンじゃない!と強く言っておこう。
3・吉川亜星監督「The Sleep of Reason」7分
ゴヤの絵画がモチーフ、との事。
うまく、説明できないのだが。
ワンカット、ワンカットがアート系で、つなぎが細かい。
・・・とにかく、豊穣なイメージの、連打、連打に、ノックアウト。
イメージフォーラムで、反復映像を見せられているような感じも、含まれる。
既視感もあるが、絵画的表現としての豊かさもたっぷり受け止められる一品。美術館向き。
4・玉城大輔監督「Sunday」9分
以前、どこかで観ている。トリウッドか、池袋SCUMか?
自分の周囲で起きる知人達の死を、淡々と語りつつ、料理をする、女。
PCをいじりながら、原子爆弾の製造法を無感動につぶやく、男。
2人は同居していた・・・。
ワン・アイデアで、SFショートショート。シンプル構成の小さな勝利。
しかし、こんなもんなのか?夫婦って、と心にちょい、隙間風が吹く。
(アア杉良太郎・・・の声)
5・塩出太志監督「鐘がかり」20分
森の中、木の枝に掛かった、教会風の鐘が鳴るたびに、
そのご機嫌が世界の状況を左右する、天衣無縫な一女性の心に、
「喜」「怒」「哀」「楽」の感情が徐々に、発生してゆく。
やがてすべてが合わさりすぎて真っ白になり、
彼女の心理状態と連動していた<世界>は、停滞するが・・・。
ひまわり畑で撮った映像の重ね合わせが、ファンタジックで美しく、ちょっと面白い。
6・森内健介監督「赤点」50分(多分、再見)
やり手ビジネスマン、妻の精神状態がだんだん、崩れていって、
生活をまるっきり、変える話。
妻役の、野放図なまでの陶酔芝居を、観るための記録。
トマトの画はともかく、画面運動上の魅力は、やや乏しい。
やっぱり、長い・・・。
翌5/27(日)、午後1時、少し前より、
下北沢・世田谷区北沢タウンホール。
<第19回東京学生映画祭>。
実はずっと、行きたいと思っていた。
何かとスケジュールが重なり、全く来れないでいたのだが、
今年はついに、訪問に踏み切った。
330席ほど有るホールだが、既に前売り券で席が大半、いっぱいに。
無論、殆どが制作に関係したとおぼしき、現役学生層。
はしかの流行騒ぎなど、どこ吹く風の、大盛況。
当日券の列に並ぶも、いつしか前後に約40名が。
しまった、もっと早い時間に来て待つのだった、と悔やむ。
当節、あっぱれな入りではあるが。
空席を待つ間、チョモランマ山頂の手前で、悪天候を様子伺い中のごとき心境に。
しかし、当日券列で待った甲斐があり、
めでたく、17番目で入場可に。
おかげで、日曜分は始めからすべて、観れた。
できれば土曜上映の作品群も、観ておきたかったのだが・・・。
開始前に、全作品の予告編がダイジェスト代わりに流れたので、
大体のラインアップの感じは、つかめた。
白いスーツの女子学生2名による司会、学生主催者の挨拶あり。
万事がきっかり、きっちりと、安定した進行。
今年は90作の応募作品中、アニメを除く8本が各賞にノミネート。
まず、DV実写の4本を、
休憩時間20本をはさんで、2本ずつ続けて上映。
2本上映終了ごとに、監督達と審査員一同の対談。
今年のゲスト審査員は、清水崇・マギー(元<ジョビジョバ>リーダー)・津田寛治・柳ユーレイ・鈴木基之(ホリプロ取締役)の各氏。
かなりシビアに、内容とアラに突っ込んだ、
時折笑いも交えての、挑発的な品評トーク。
(付記*市川準監督のみ、映画祭を欠席す。)
次に、アニメ部門が未設(新設準備中)のため、ノミネート無しの1本を上映、監督と司会のトーク。
このアニメ監督が、女子学生司会を相手に、引っ張る、引っ張る。
トーク終了後には、各賞発表。
そして・・・?
慶応湘南(藤沢)の<MOVE>なる制作団体の2作品が、
グランプリ・準グランプリ・役者賞の3冠に輝く、
という驚きの結果が。早稲田や東洋大、成城、東京工科大のサークルを押しのけて・・・!
当日上映作品。
1・川邊崇広監督「届くなら遠吠え」55分
成城大学シナリオ研究会・Jenny Films制作。
一人の中年刑事が、死んだ。
安置所に来た息子。彼の回想で映画は進行。
彼は、少年時代から、
母が父の暴力(DV)に、悩まされていた事を知っている。
酒が入ると、バーでも、家でも、手がつけられないのだ。
そんな父を憎み、母を憐れみ、
一時は父に対し殺意さえ覚えた・・・小学生時代に。
その父が、ある日、そんな有様とはやや違った一面を、息子に見せていた。
息子が以前、近所で見かけていた車椅子の女性は、
亡き伯父(父の弟)の、元同居女性だった・・・。
審査員一同より、冒頭の息子の、状況説明台詞が長すぎる、との指摘が多し。
すぐわかること、だからだろう。
「オカマバーの客役と、借金取りの役が、同じ人なのはまずい」との声も。
「いや、ぼくらも、まったく似たような2役、よくやってたから・・・」と少しだけ擁護する、津田氏。
刑事ドラマの1エピソードでも、はまりそうな話と画面。
主役たる刑事役、荒くれてるが渋い魅力を放つ。
息子の少年時代役、うまい子役。
想像シーンでところどころ、画用紙にクレヨンで描いた絵に、
人物をはめこむ合成シーンが、コミック。
ここのみ、ユーモラス。
全体にDV芝居がややくどく、後半も長い感じに。
前半でもう少し、縮めてみてはどうか?
2・長嶋愛監督「家」25分(グランプリ受賞)
慶応藤沢・映研<MOVE>制作。
夏。
母無く、勤め人らしき父と学生位の長男、小学生の次男。
男3人で、和風家屋に暮らす一家。
次男は、同級の女の子と草に寝転んだり、家に呼んだり。
兄はそんな弟と女の子の仲をとりもつべく、プールに連れてゆく。
そんなのどかな、ある日・・・。
畳敷きと庭の花、畑などが、観ていてほっとする。
画面は明るく、優しく。いい雰囲気。
弟の子役、自然でユーモラス。「え~!」シーンに場内、爆笑す。
父も含め、家族ドラマならではの優しさ溢れる、好ましき一篇。
いい一家じゃないか。明日があるぜ、少年!
でも宿題は、自分でやれよ!
3・秋山貴人監督「スーパー大学生片岡次郎」24分(準グランプリ・役者賞受賞)
慶応藤沢・MOVE(同上)制作。
これも以前、どこかで・・・?
地の利で、藤沢海岸周辺のロケが多い。
これは・・・何というべきか。
活発で、身軽で、ふてぶてしい、調子こいてる、
地元ボランティアのカリスマ?だという、自称、<海の王子>。
いわば平成の加山雄三な、植木等?的キャラ。
そんな主演者の軽快かつミモフタも無い?言動と魅力が、
このふざけまくった映画の、すべてだ。
ただ、冒頭のゴミ処理シーンで見せつけた、そのナンセンスでブラックな、ボーダライン上すれすれの可笑しさを、さらに突っ込んで引っ張っていってくれたら、もっと面白くなるはず。
ラストの字幕については、
「そこも絵として、描いてくれれば・・・」の声、
審査員より多数あり。
同感。劇中のごとくTV報道式にしてみれば、どうだろうか?
4・福住理恵監督「スキデスガナニカ?」20分
東京工科大学・<ガチャX2ビーム>チーム制作。
女性監督だが、男性が撮っていても決して不自然ではない作品。
授業にはちゃんと出て、とりあえずは優等生的な、
席が隣どうしの男女高校生。
男子生徒は周囲の人間観察ノートをつけ、
女子生徒はそんな彼を軽くおちょくりつつ、じゃれている、お友達関係。
ある日、いつも行く屋上で、男子は女子に告白をするが・・という、
どこにでもありそうな、きわめて平和な、青春期定番のお話。
空や夕日などが美しく、それなりに魅力あり。
審査員諸氏(全員男性)からは、
「女性的だな、と」「いや、中年男が撮ったような・・・」などと、
ばらばらのご意見が。苦笑。
「もう手法レベルは完成しているから、
次段階へ進んで、他所からの依頼企画を撮ってみてもいいのでは?」
との声、多し。
ラストの文字列?が必要かどうかは、審査員の間でも意見が分かれていた。
小生は、あったほうがいいと思うが・・・。
5・亀井隆広監督「コスモス」8分 :招待作品。
武蔵野美術大学映研、2006年卒業者作品。
手書き、白地に黒の線描きアニメ。
太陽のプロミネンスから宇宙、地球を写し、
古代生物から食物連鎖、人類登場、戦国時代、現代の飛行機、NYテロに至るまでの歴史を、ハイテンポで一気呵成に見せきる。
さらに、始めからハイテンポでオール再放送、
更に別なシーンを加えて、もう一周する。
コンパクトに、シンプルに、人類って何だ?と迫ってくるような勢い。
労作、佳作。
以上。
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- 2007/05/29(火) 02:09:05|
- インディーズムービー
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政の日記。
先週は、シネコンで公開中の、犬童一心監督の「眉山」、
フィルムセンターでは、黒木和雄監督の「原子力戦争」を観たが、
いずれも十分には、芳しい出来とはいえなった。
医療献体と、親子二代の恋愛模様、
および徳島名物・阿波踊りをテーマにした、
ほぼオール徳島ロケの劇映画、「眉山」。
江戸っ子そのままな母親役の宮本信子が、
べらんめえな飛ばしっぷり、
娘との思わせぶりな対話シーン等に関してはすばらしく、
故・伊丹十三監督作品のときよりも引いた、ちょうどいい距離感で撮っているのも、プラスになっている。
だが、それ以外の場面が、やや平板な印象。
それと、娘役女優が・・・。
都会でキャリアウーマンする姿はまだ、それらしく見えるのだが。
幼少時より徳島育ちの役でありながら、
少しも、阿波踊りが好きそうな女性に、見えないのはなぜだろう。
劇中では一応、
かつて皆と遊ばず、一人で過ごす子どもだった、
という設定がなされてはいるのだが、それでも違和感は拭いきれない。
実質主役の母親をはじめ、周囲は、
「踊りたい!」「せめて踊りを見たい!」オーラでいっぱいの人々だらけなのに、
この娘役女優一人がいっこうに、そういう素振りすら見せず、
ひたすら冷めていて、
ただ、しれっと立っているようにしか見えないのは、
ちょっと、まずいのではないか。
この1点で、山場が、がたっと失点してしまうのである。勿体無い。
へたでもいい。
笑われても、いい。
地元の踊り専門サークルの、所属でなくても、いい。
そこでこそ、万感の思いを込めて、踊れ!と叫びたくなった。
「原子力戦争」は、
問題意識の有る題材の割りに、
画面全体にリズムが無く、意外にだらだらとしていて、ゆるやか。
映画表現的魅力は、あまり、感じとれない。
事件を調べる原田芳雄のヒモ男が、
あまりにも喧嘩に弱すぎて、何ともさえない役。
女たらしぶりは、見事なんだが・・・。
死んだ技師の女房役一人が、やや舞台劇風で、
居なさそうなキャラなのが、妙な感じだった。
原発の玄関で、原田氏が無断侵入しようとするシーンのみ、
突然、セミ・ドキュメンタリーと化してしまう所だけが、
一時、心揺さぶられる。
ここのみが、手持ちキャメラの存在があからさまになっており、
ちょっと全体から浮き立っていて、
かつ、前後との連結上、破綻もしているのだが、
そのほころびゆえに、ユニークなり。
いっその事、この感じで、全篇を撮ったほうが、よくないだろうか・・・?
これら2本に比べると、
その又前週(17日)、フィルムセンターで観た、今村昌平監督のドキュメンタリー作品、
「にっぽん戦後史 マダムおんぽろの生活」は、
はるかに<映画>らしい顔を、観客に対し、思いっきり見せつけている。
戦時中に精肉業の実家生活から出発し、
戦後は米海軍の街・横須賀でバーを運営し、金銭の事で悩みつつ、
何かと恋に落ちては又、を繰り返す、
主人公女性の悩ましくも強烈なキャラクター。
その生い立ち、妹や娘との生活感覚の違い、
ベトナム戦線報道と自分との感覚的距離感、などなどを、
あっけらかんと、ケロッとした調子で語りまくる、その語りっぷり。
それをとらえるキャメラの運動性、などが渾然一体となって、
徹頭徹尾、画面が勢いと挑発力に、最後の最後までみちみちている。
つなぎの急速ズームも含めて、疾走。
端から端まで、すこぶる面白い。
ここにこそ、問題意識とは同時、かつ別次元に、
モーション・ピクチャーたる<映画>なるものの魅力を、
確実に、はっきりと、感じ取れる。
そこにはいわゆる<鈍感力>、などというものは、無い。
かくて、あの作品のすごさを思い出しては、
もっともっと、躍動感あふれる<映画>を観たい、
という意欲が、又もよみがえり、
フツフツと、わが内部宇宙に、湧き上がってくるのだった。
以上。
- 2007/05/28(月) 23:58:14|
- 劇場用映画
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北町警部補・報告書。
全国各大学ではしか流行、休講連発騒動。
そして、<消えた年金記録>騒動のさなか・・・。
昨日は、入院療養中の歌手・ZARDの坂井泉水が、
今日は、周囲が談合疑惑渦中の松岡農水大臣が、
あいついで、都内の同じ病院で、
その人生の幕を、衝撃的に、下ろした・・・。
もっと生きて、回復して、再び歌おうとしていた者と、
重責を負いすぎて、荷物を下ろせなかっただろう者と。
自分らのときは一体、幕引きが、どうなるのやら。
ステ-ジで歌も歌わず、
重責も負わぬ?小生は、
とりあえず、おおむねは健康に、
今日もぶつくさ、つぶやきつつも、
日常を生きて、それなりに、動き回っている・・・。
以上。
- 2007/05/28(月) 22:30:58|
- 日記
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竜の、つぶやき。
・・・実は、不覚にもまだ一度も、通しで観ていなかった、
日テレ系ドラマ「セクシーボイスアンドロボ」。
いつもはこの時間、映画に行っている週が、多いせいだろう。
同時間帯のフジ系「鬼嫁日記 いい湯だな」は、
以前、ちょっとだけ終わりを観たが、
なつかしの「時間ですよ」そのままで、
万人にわかりやすい、風呂屋のホーム・コメディ。
まあまあ、かな・・・と。
「セクシー・・・」放映局サイドでは、
例の立て篭もり事件に、時節柄<配慮>?して、
主役達が、ファミレスに立て篭もった人物と関わる、
と予告が出ていたという、第7話の放送を急遽中止。
差し替えで、第2話を再放送する、と、ヤフーニュースに出ていた。
(そういえばつい先週まで前後編で、「電王」でも風呂屋に、男が立て篭もりする人情話があったよなあ・・・の声)
その第2話も当然、観ていなかったので、
今更だが、「どれどれ・・・?」と。
(この、ミーハーもん!の声・・・)
そしたら、その第2話にも、ドラマ内のTV報道シーンに、
<一時立てこもり>の文字が・・・。
差し替えの意味、あんまり無いような気が。
ちなみに、第2話は、結構面白かった。
発端が、アメリカン・コメディー映画みたいで、意表を突く。
主役男女コンビが、ひょんなことから、逃亡中の銀行強盗男と同行、
伊豆へ向けて、車を転がす旅になる話。
そこまでして、男が会いたがっていた、女性らしき人物とは・・・?
第1話を未見なので、
ロボット大好き男<変身>?の設定など、
一部が唐突で、よくわからなかったが、絵的にはユーモラス。
電話のシーンで、メインタイトルの意味がようやく、察せられた。
ニコって、声変わるんだね。(伊勢田さん?の声)
ゲストの人物が<情報>を得たあたりが若干、ひっかかるものの、
概ね、「傷だらけの天使」や「探偵物語」みたいな、
シビアとコミカル、ハートフルを絶妙にブレンドした、
結構いいお話、だった。
岡田義徳はまるで、工藤探偵事務所の人。
浅丘ルリ子など、「傷だらけ」の岸田今日子そのものの役。
リュックの扱い方、携帯電話の音声エピソードなど、
なかなかよく考えてある。
後味も、よろしい。
あまりにも殺伐とした男女バトル設定や、
勤労意欲のしぼむ、どぎつい業界修業もの、
ヒステリックな、人間嫌いになりそうな台詞だらけの、
不粋で不愉快なドラマが、各局で横行する昨今。
ある意味、今時珍しく、<日テレの良心>らしい、
一服の清涼剤となりうる種類の、ナイスなドラマだろう。
視聴率が、<賛否両論ドラマ>なんかより、低くたっていい。
第7話も後でちゃんと、公開してやんなさい!
以上。
- 2007/05/23(水) 00:02:36|
- TV
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主水日記。
17日(木)、19時、フィルムセンター。(別記予定)
19日(土)、14時より、御茶ノ水。
スペースNEO・neoneo坐。
<8ミリフィルム映画祭>。
14時、
<短篇調査団EXTRA 追悼・浜田英夫監督 小型映画魂!>。
「秋の歌」:1956年、セーターの子ども達がいきいきと、
木の実採り、農作業の手伝い、チャンバラごっこなどに興じる、
カラー8ミリ風景画。のどかなものだ。
「砂利のふるさと」:白黒、昔の多摩川にあった砂利採取場の記録。
やや単調。ナレーター付き、スタンダードな郷土教育映画風。
「若い心の詩」:白黒。
盲学校生達の小・中・高校時代までを、12年もかけて撮影した労作。
小学校時代のクラス会議シーンが特に、愉快。場内に笑い、起こる。
護国寺に原っぱがあって皆で遊んでるのが、昭和中期らしい。
中学以降は雰囲気が真面目になり、マッサージ師の学校で実技。
進路にデートに就職に、と悩む一同。
ああ子ども時代はよかったな、とつぶやく様子は、形こそ違え、いずこも同じ模様。
題材とは別に、人影と杖が映る歩行シーンに、リズム感あり、
つなぎに挿入されていて、ちょっといい。
16時、<居田伊佐雄特集「静かな地球」>。
細かい画面編集によるハイパーテンジョン・アクション篇と、
技師を要求される禅寺修行篇とが、並んでいるような印象の、
不思議な短篇上映集。
「Far from the explosive form of fruit」:
小川の岸に木が一本。キャメラが半ば強引に、画面をダンスさせている。ちょっと目が回る。
「マリリン・マグダリーン」:
女優肖像が、めまぐるしく暴走。快感!
「北半球」:時計音に合わせて、部屋の物がコチコチと、動く。
クールだが、同時に観る者を、そのリズムに乗せてゆく。
「地球の石」:
これのみ36分、ちょっと長い風景画。
水に漬かった落ち葉、流れる雲などを、
ぼーっと眺めて、くつろぐのにはいい。ある意味セラピー。
「大きな石小さな夜」:
コップの水滴がたれるのを、じーっと見つめさせられる。
ただそれだけの事が、観る人に小さな、サスペンスを与える。
18時、<内村茂太特集 「内村茂太ワンマンショー」>。
シネマアートン下北沢でも掛かった短篇2本に引き続き、
解説がてら、いきなり監督によるひとりコント芝居、
<デニーロ・アプローチ>へ。
あまりにもあっさりと、スムーズに移行するので、一時あっけにとられる。
合コンでの話題ネタ、東尋坊見物、レンタルショップ見学、等の芝居がしばし続く。
映画ファンご存知の<定番>作品名が、次々と飛び出して、
相当好きだな、この人も・・・と笑わせる。
ああ、同病相憐れむ?
目下の最新作?「べっぷ・たまがわ」(2005年、31分)は、
例によって、ファミリー8ミリ(Z式?とか)の一見自然な延長上で、
大きな飼い猫との生活状況、彼女さんとの別府温泉旅行などを軽~くスケッチ記録、
彼流の大阪逃亡妄想?だらけなナレーション入りで、<脱線編集>を加えたもの。
なぜここに、「めす市場」の女が出てくるのか!?
そのナンセンスなぼやきぶり、脱線、逸脱ぶりが、やっぱり笑わせる。
いつからそういう芸風になったのか、と問うてみたら、
「いつのまにか、なんとなく、そうなっていた」そうである。
まあ、そういう、人らしい・・・。
以上。
- 2007/05/21(月) 07:40:38|
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主水日記。
やっと、花粉症の季節が過ぎて、楽になった。
雨が降っても蒸し暑くならず、又、寒くも無い。
一年で、一番過ごし易い時期なり。
さて、時代劇シリーズは、
昼のテレビ東京系で「必殺仕切人」が再放映中。
お江戸のピラミッドに、鳥人間コンテストに、
狼男に密林の王者に、とパロディーだらけで、カラフルに。
金銭以外の頼み料はたまにあるが、
お猿の持ってきた木の実が頼み料、なんてのは「仕切人」だけだろう。
チバテレ(千葉テレビ)では、
月曜の「木枯らし紋次郎」、火曜の「荒野の・・・」、
金曜の「大江戸捜査網」が、そのまま継続中。
水曜は、「江戸プロフェッショナル 必殺商売人」が終わって、
またも制作順をさかのぼり、「必殺仕置屋稼業」がスタート。
これ、「仕業人」の前のシリーズだったんだよね。
北町から南町へ異動した頃の主水一家、
新居の費用もかかり、おまけに物価高で、
可処分所得、さっぱり上がらず。
元締は中村玉緒の、おこうさん。
沖雅也の市松、他所の仕事も掛け持ちする、クールキャラ。
竹のヘラ殺し、ぞくっ、とくる。
もう一人、印玄坊主の技は、豪快。
ターゲットが「やめて、とめて!」とたじろぐ、屋根落とし。
小松政夫が、せん・りつに頼まれて、
主人の主水を監視する岡っ引き役。
しかし、煙の巻き方は、主水が一枚上手だった。
今週は、中尾彬がターゲット役、<一筆啓上紐が見えた>の巻。
博打狂いで、女のヒモになり、
合い間には陰間?男もナンパする、両刀使い。
相手の女を遠島に追いやり、
その妹も、嘘の御赦免交渉話でだまして、金銭を巻き上げて、
ついには売り飛ばす・・・
こりゃ、ひでえや。仕置きされて当然じゃ。
で、仕置き寸前に、そいつの他での詐欺がばれて、
番所からきびし~い堅物与力のもとへ、奉行所送りに。
いかん、そっちで刑死じゃ、仕置料にならねえ、と、
主水も減俸覚悟で、護送中にわざと逃亡させて、
一味ともども、3人で、ばっさり。しっかりしてる。
やっつけ方の段取りにもいろいろと、芸があるものなり。
木曜は4月より、80年代版「大奥」が進行中。
これも当時、一部を観ていた。
関西テレビ・東映制作、夜の22時台に、1年間という長期。
何と、家康の時代から幕末まで、全部やるのだ。
しかも、あの岸田今日子が、
全話のナレーターにして、毎回ちょっとだけ出演。
幕末に資料を焼いて、処分中の役。
最近の0Lドラマ調な大奥に比べて、おとなしい落ち着いた演出で、
格調高く、なぜか優しい、ほほえましい雰囲気すら溢れる。
同じ世界の話を描いても、かくも違うものよ。
初期が大御所・家康に若山富三郎、
二代将軍・秀忠に中村嘉津雄。
その夫人で大奥の創始者・お於与の方(おえよのかた)に栗原小巻、
その妹が「GOGO!チアガール」三原順子、
春日局が「肉弾」女優の大谷直子・・・。
今観ると、すごいメンバー。
3話までは、栗原小巻が主役。
その後、春日局役が渡辺美佐子に交代、
三代将軍・家光が、子役から沖雅也に。
紺野美沙子や藤吉久美子が、
新参者から出世組になる役で、次々と参加。
とにかく、女優陣が豪華。
次は誰が、というだけでも、興味津々になること、保証付き。
今、とてもこれだけ集められん。
今週、春日局が、家光に看取られて、亡くなった・・・。
藤吉久美子は綱吉の生母役だから、次は犬公方と黄門様が?
時代劇の新作では、とりあえずは、
火曜のテレ朝系、北大路欣也主演、
「八洲廻り桑山十兵衛・捕物控ぶらり旅」。
年中、関八洲各地へ、出張捜査。
まあ、見るからにのんきな感じで。
でも事件はきっちり解決、非道な真犯人は権限により、たたっ斬る。
で、解決して江戸へ戻るたび、必要経費もしっかり落としてる。
家では、妻は無く、女児一人あり。
そばやてんぷらを自ら料理、
だが子供は遠慮がちに食するも、あまり気にいらぬ模様。
そして、再婚話を持ってくる姉上が、梶芽衣子。
こりゃ、殆ど、鬼平・長谷川平蔵。
男の理想・・・なんだろうか、一種の。
テレビ東京系は、「よろずや平四郎活人剣」。
武士をサラリーマン感覚で描く、藤沢周平原作のせいか、
画面もなんとなく、NHKの平日時代劇枠に似た感じ。
(そういえば、「柳生十兵衛七番勝負・最後の戦い」だけ、あまり観てないな・・・の声)
主役は、中村俊介の平士郎。
結構、剣の腕は立つ男。
兄上(内藤剛志)の実家から自立しようと、道場を建てるべく
仲間の浪人(「暖流」事務長・山田純大)とともに古い家屋を買うが、
仲介した浪人(益岡徹)にあっさり持ち逃げされ、真っ青。
で、やむなく長屋に下宿して、
<よろずもめ事、仲裁します>という看板を出し、
トラブル・コンサルタントを開業。
その折に剣術を応用、というわけ。
「剣客商売」を更に、ビジネスライクにした発想。
今週は、元盗っ人の商人が、かつての仲間の生き残りに二千両を強請(ゆす)られ、
秘密厳守で、その金額仲裁に立つ話。
向こうも名うての、裏稼業の仲裁屋(石橋蓮司)を頼み、
命懸け、度胸試しの仲裁交渉に。
この裏仲裁人が、いかにもあくどうそうで老獪(ろうかい)で、
庵に助手女性を二人従え、不気味な存在感を放つ。
家族持ちの持ち逃げ浪人氏までが、返金のために、
いつの間にか、平士郎側の助っ人チームに加わっているのが、笑える。
内藤剛志の兄貴が本家の主で、
希代の妖怪奉行・鳥居耀蔵に付け狙われてるらしいが、
両者、今後の対決はどうなる・・・?
乞う、御期待。
大河ドラマ版「風林火山」、
由衣姫側室入りまで来て、やっと面白くなってきた。
勇猛果敢な戦乱絵巻を期待した人には、
薄くてがっくり、かもしれないが。
先週の、武田晴信(信玄)、勘助と家臣達の会話部分が愉快で、爆笑してしまった。
曲者の軍師で情報屋の山本勘助が、
由衣姫には振り回され、
晴信の正妻(池脇千鶴)と姫の対面にも口出しが出来ぬ、
その有様こそが、この物語の肝なのだ。
後は、信玄役が、もうちょっと、演技に幅出してくれればな・・・と。
以上。
- 2007/05/18(金) 23:15:25|
- 時代劇
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政の、つぶやき。
どうしようか、と少しだけ、迷ってたけど。
観たよ、やっぱり。
「ロッキー・ザ・ファイナル」。
ロッキーは、ええなあ。ボクシングがあって。
<イタリアの種馬>って、
あからさまに強烈な、キャッチフレーズだよなあ。
この前5作目で、最後のドラマ、なんて言ってたけど。
2度死ぬのが流行りなのか?最近は。
ロッキー・バルボアも、もう60代か。
随分、太っちゃったけど。
お友達も、親類も、引退しちゃったけど。
奥さんも、いなくなっちゃったけど。
(出たかったらしいね、本人は。)
独りに戻って、1作目の原点帰りにしたのは、
とりあえず正解、かな。
歳を経たからこそ、出来る話って、確かにあるんだよねえ。
シミュレーションって、すごいね。
ありえない対決、試せるからさ。
でも、やっぱり、生ものの迫力には、かなわないや。
エンディングも、まあ、納得だな。
ところでさ、「ランボー4」も、やるんだって?スタローン。
あれはマジな話、悲劇の1作目で、もう終わってる気がするんだけど・・・。
後はスーパー・アクション路線だから、別物だよ。
それより、「ロッキーVSジャッキー」とか、
「コブラ&プレデター」とか、やってよ~!
まだ、そのほうが、いい。
さて、明日も、仕事しよう。
以上。
- 2007/05/16(水) 19:26:48|
- 劇場用映画
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主水日記。
5/12、土曜。
昼間、新宿にて「ロッキー・ザ・ファイナル」。
(別記予定)
同日夜、19時より野方区民ホール、
<みんなのエイガ>4本立て自主上映会。
みんなの、とは誰か?
作品を発表する製作チーム、上映会の運営メンバー、
その彼らの知人を含む招待客、および少数ながら一般観客、
と、おそらくはそうなる。
これらの人々の大半は、当日、
貴重な時間を割いて、会場につどってくる。
それに値する、あくまでも上映環境および作品自体に基づく、
来場者へのいわゆる<おもてなし>が、
果たして、ちゃんと行なわれているのだろうか?
今回上映された、PV・予告編等を除く4本の作品を観る限り、
健闘は、してるんだけど・・・未だし、未だしの感があった。
いいことはいいのだが、真におもしろい、というには、
今一歩の突き抜けた、芯のようなものが必要では、
という段階にとどまっていた。
又、機材の不良なのか、はたまた同時録音の周辺音の弊害なのか、
後半上映の2本において、残念ながら、
はなはだしく音声状態の悪い、台詞の聞き取りにくい部分が、一部存在した。
この点、是非、是正していただきたいものである。
しかしながら、以前この同じ会場で、数々の悪条件下にもめげず。
台詞・音声云々を軽々と超えて、
画面の迫力、展開と勢いの力をもって訴えかけ、
まごうことなきインパクトと快感とを、観客の胸に響かせた作品も、
過去にはまちがいなく、存在してきた。
たとえば、「ミルクマン(1・2)」シリーズや、「イチモツ」など。
たとえば、<映像温泉芸社>関係のイベントにおける、
工夫を凝らした、多くのエンタメ作品群。
あれだけの訴求力が、今回の4本には、やや足らなかった。
世間的な制限無く表現できうることは、
自主映画の大きな、魅力の一つなのだが、
印象の強度が、「イチモツ」DVD化PRの映像1本にかなわない、
というのは、いささか問題あり、なのでは無いか?
ありていにいえば、一番文句なく面白かったのは、
出演メンバーに芸社&アウトマン方面でも見覚えのある、
1本目、新津東二監督「フライデー」なのだが。
男女数人とお金をめぐる、軽妙でたわいもなきドタバタ劇を、
笑劇に転化しているのは、誰あろう、
あの眼鏡メイド妻役女優、なのだった。
彼女が甘えるような猫なで声で語るたびに、
周囲の中年男性たちは幼児語しゃべりと化す、
その有様がじつに可笑しい。
明るくくすぐられる、珍品。
2本目、マシュ~監督「紅葉」では、
幼馴染の姉妹と近所の青年の恋愛模様、
という80年代ラブコメ風な設定で、
美しい山河撮影の下でドラマが始まる。
が、途中で男性キャラの存在感が薄くなって、ついには消え、
次第に展開がレズ方面へとスライドしてゆき、
当方の淡い期待を、そっくり外された。
違う角度から撮っているとはいえ,回想のための反復シーンがいささか多すぎ、ややくどい印象になっているのも気になった。
女優2人は結構よく演技しているし、悲恋のムードは出ているので、
国際レズ・ゲイ映画祭方面だったら、むしろ好評になるかもしれないが・・・。
休憩をはさんで、3作目、神宮寺 聖監督「満月の夜は」。
小さなバーにたむろす、若き男女達、数人。
一人がうっかり、マスターが描いたらしい紙芝居を一枚、汚してしまった。
マスターが戻り、あわててごまかす一同。
2人の横歩きが、笑える。
やがて、紙芝居とマスターをめぐる、ちょっと哀しいエピソードが明かされる。
そこへ、別なお客さんが現れて・・・。
画面分割シーンが、漫画のコマ割りのようで、テンポも小気味よい。
ハートマークが出たり、のんきな世界。
正にこれぞ、ラブコメ的。
ところで、同時上映の、PV。
今さっきの映画のシーンを挿入、PRテーマソングを、
桜満開の中で男性歌手、朗々と歌う。
でも、まるでこっちが本編?みたいな印象も。
ラスト、4本目。M@KOTO監督「Choice」。
大学研究室の男女学生達と教授・助教授。
それぞれに、進路や就職、恋愛の障害などに悩んでいたが。
一部の者が、ふと、
教室の片隅に有る、考古学資料らしき双六?のルーレットを、
廻してしまったがために、
夢の中でドクター&ナース姿の男女から、妙な人生ゲームのルールを聞かさせる。
そう、これは「ジュマンジ」のごとく、逃げられない、サバイバル・ゲームの双六コースだったのだ。
そして一同、次第に焦り始め、
激しい思い込みからの暴走を、演じてゆく・・・。
学生達の悩みと双六を組み合わせた、アイデアと脚本はなかなか面白い。
髪ぼさぼさの助教授など、それなりに目を引くキャラ投入もユーモラス。
画面編集とテンポも、やや急ぎ足の感はあるが、勢いがあり、結構ひきずられる。
しかし、いかんせん、出ている皆の芝居が・・・加減を知らない。
勢い任せで、野放図すぎるのが難点。
観ていて、いささか、しんどい。
もっと、音声が良くて、かつ緩急自在な芝居だったら、と惜しまれる。
それと、割りにおとなしいラストに、もう一工夫、何かインパクトが欲しいところだった。
恒例により、打ち上げ参加後、帰路につく。
以上。
- 2007/05/14(月) 23:02:00|
- インディーズムービー
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政の、日記。
物好きとはいえ、さすがに、
連日渋谷で、お色気と血生臭さとカラテの連打では・・・
グロッキー。満腹。へばった。
体調管理のため、やむを得ず1本を、ブッチした。
で、代わりにシネコンで観たのが、
FROGMAN監督の、奇天烈<蛙男商会>劇場版アニメ。
なぜか今頃、短篇アニメ「古墳ギャルのコフィー」と、
長編アニメ「秘密結社 鷹の爪THE MOVIE 総統は二度死ぬ」の2本立てが、やってきたのだ。
ついこないだまで、遠くの流山まで行かないと観れなかったものが、
ようやく、比較的ご近所まで地方巡業?してきたのである。
なんでも、テレビ朝日系の深夜で大好評だったリミテッド・アニメシリーズ群の映画化、だとか。
監督・編集から声の出演まで、殆ど一人でやっているらしい。
あいにくと、「鷹の爪」「コフィー」のTV版は、観ていない。
しかし、時々TOHO系シネコンで予告編タイムに、
<場内鑑賞時のご注意>コ-ナーをやっている、
あやしげな<組織>の存在だけは知っている。
で、いきなり、映画化作品から観る事になった。
設定・状況をほぼ理解するのに、開始後、5分とかからなかった。
短篇も、長編も、これは・・・雑誌コミック、そのものの発想。
シンプソンズと、ウゴウゴ・ルーガと、サウスパークを、
足して3で割って、
「天才バカボン」と、某かわうそ君漫画と、「がんばれ!タブチ君!!」で薄めたような、
いびつな落書き&奇想、似顔絵、漫才ツッコミ、
音声ごっご遊びと、業界制作状況ネタと、
SF・映画のパロディーと、スポンサー広告が満載、
端から端まで、ひたすらにふざけさらした、
デタラメ、かつ、むちゃくちゃなギャグアニメだった。
雑誌展開ならばともかく、よくまあ、映画化にこぎつけられたものだ。
短篇「コフィ-」では、名高い<桶狭間の戦い>が、
擬人化<図形>学園キャラ達(古墳そのままなのだ)のタイム・トラベルにより、めちゃくちゃになる。
観ようによってはかなり、グロい眺めだ。
長編「鷹の爪」では、
ハリウッド映画のパロディ、そのものの世界が展開、
あまりのばかばかしさの連続に、笑わされる。
主人公は、<鷹の爪>なる秘密結社を立ち上げ、
行動隊主任と仲間数名を有するも、
大家のべらんめえ!なパワフルばあ様から家賃催促に追われる、
夢多き中年男の、組織総統。
一応の対決者として出てくる、自称<正義の味方>キャラが、
本来悪役?のはずの総統すら呆れさせる程に、
実に下品、かついいかげんな奴で、苦笑させられる。
豪華?ゲスト・キャラ達も皆、片っ端から、
呆れたお間抜け振りを露呈する。
しつこすぎるロゴマークとCMが、更にあほらしさを強化する。
そこへ、かつて<鷹の爪>達に滅ぼされたらしい一団のメンバーが登場、恐怖の計画を実行に移す。
<SW>のお約束をベースに、宇宙狭しと、大攻防戦が展開する。
ある意味、アメリカ映画よりも、アメリカ映画らしい・・・。
<シネマ秘宝館>やなつかしの<バカンヌ映画祭>にプロ部門があったなら、疑いも無く、爆笑の渦になったことだろう。
まったく、下品でひどいけれど、
いや、ひどいからこそ猥雑でおもしろい、というべきか。
なお、単独で観ても勿論ケッサクだが、
男女ペアで行くと、更にお得な?仕掛け付きなので、
是非、ご覧いただきたい。
ところで、劇中で頻繁に出てくる<島根県>では、
これ、観れるんだろうか・・・?
以上。
- 2007/05/12(土) 00:11:45|
- 劇場用映画
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急報。
またしても、おくやみです。
豪放磊落、しかし、どこか品がある、そんな印象。
「神々の深き欲望」など、今村昌平監督映画の常連にして、
伊丹十三監督「あげまん」のど派手な資金集め議員、
朝ドラ「ハイカラさん」の主人の老父、
「ちゅらさん」の下宿のおじいさん・・・といえば、
文学座俳優・北村和夫氏。
享年80歳。
(先月、フィルムセンターで、ホモの中年役で出てたなあ。映画学校で今村監督が撮った短篇・・・。)
そして・・・
東宝・円谷・三船プロ系列の、いわばハンサム・スター。
「ウルトラセブン」ソガ隊員役にして、
女優・多岐川裕美女史の元主人、
阿知波信介氏。
プロダクション、やってたんですね。
まさか、あんな形で最期を迎えるとは・・・。ショックです。
享年67歳。
両名に対し、一ファンとして、合掌。
[ビーグルGメン、絶唱]の続きを読む
- 2007/05/07(月) 22:43:58|
- 映画(全般)
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はぐれ仕事人・参の日記。
やれやれ、やっと、シネマ旅にカムバックや。
と、思ったらば、またまた、どっこい。
早速、トラブル発生じゃ・・・もう!
いや、あのな、
以前からフィルムセンターや、シネマヴェーラ渋谷の特集にはちょいちょい、出向いてたんやけどね。
今、シネマヴェーラ、
<最終兵器 鈴木則文(すずき・のりぶみ)降臨!>って、監督特集やってるから。
何本かはラピュタ阿佐ヶ谷でもレイトショーで観てたんだけど、
あっちは昼間から4、5本観てると5000円以上、飛んじゃうやろ?
それだけ、お宝なプログラムは、たっぷり充実しとるけどな。
その点、渋谷のこっちは、2本立てで1400円。
1本当たり700円!最終回のみで200円引きだ、安いもんやろ?
ありがたいんや、映画ファンには。
ところが、な・・・
土曜に行ったら、1本差し替えになっとるんや。
「お祭り野郎 魚河岸の兄弟分」(‘76、94分)やってるはずが・・・おわびの張り紙とアナウンス。
残ってるフィルムが痛んでて、上映不可能なんや、ごめん、って。
くやし~!わざわざ観に来たのに。
で、急遽、ラピュタでもやってた「女番長」(‘73)に差し替え。
おかげで「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」(‘71,86分)とあわせて、
スケバン乱闘映画2本立てになってもうたんや。
まあ、これはこれで、むちゃくちゃおもしろ~い、組み合わせなんやけどね。ちょっと、うれしいで。
だから勘弁しといたるわ、今回は。
え、特集のおすすめ作品は、て?
そらあんた、もう、ぎょうさん、ありまっせ~!
スケバンシリーズ第一作「牝蜂」、
とにかく、やばいわ、こわいわ~。
はぐれ者達が結束して、居場所作り、
あの手この手で稼ぎまくる、テクニック。
カーセックスならぬオートバイ・ファック、かなり、あぶないでー!
マジで体張ってるわ、ほんま。
万引き・カツアゲ・ゆすりはいかんけど、
あの商魂とたくましさ、
組織や愚連隊、バイク族の兄ちゃんたち相手に、
どつかれてもこずかれても、へこたれんリベンジ魂、
現金強奪への突進ぶり、
あの前向きなパワーとずぶどさは、見習わんとな。
(いや、それも又問題が・・・の声)
沖縄返還の話が出てくるのも、時代やなあ。
天地茂が、古い男を、渋い魅力で。じわ~。歳やなあ。
山城新吾と渡瀬恒彦、特出扱いで、ウケとった。
JAC(のちJAE)系総出演チームでは、
全編アクロバット、大サーカスな真田裕之の「忍者武芸帖 百地三太夫」も、皆、よう動いててええけどな。
「コウタローまかりとおる!」や「華麗なる追跡」のドタバタは、笑えるでえ~。皆、腹抱えてる。
まるで、「多羅尾伴内」の延長や。もう、むちゃくちゃ。
スー・シオミ、コメディー演技も結構、いけるんやな。
(付記1:その「多羅尾伴内」鈴木版は、
凄惨、血生臭いシーンがグロく、やりすぎで、不快だった。
終盤の花嫁なんか、気の毒に見えて・・・。
小林旭の軽妙な変化ぶりは面白いのだが、おかしさが相殺されていた。)
(付記2:「吼えろ鉄拳」は、日焼けした若き真田広之のカラテ・リベンジ劇。スー・シオミが異例の設定に。
こちらは全体がきわめて陽性で、
かつユーモアとリズム感に富み、じつに楽しい。
神戸・京都での追っかけは、笑わせてくれる。
千葉真一との香港シーンはGメン・ロケを思い出させる。)
「徳川セックス禁止令 色情大名」、
わがまま殿さま名和宏と、
キリシタン娘のサンドラ・ジュリアン、
この2人にゃ、杉本美樹の輿入れ姫も食われ気味。
設定は笑えるけど、すごい酷な話やった。
主役、殆どサンドラ・ジュリアン。
渡辺文雄の輸入色街商人、冷酷、情け容赦なさすぎ。
あの結末は、当然の報いやわ!
池玲子が明治末期ギャンブラーの「不良姐御伝 猪の鹿お蝶」では、
スパイ活動者役、クリスティーナ・リンドバーグの存在感、際立ってるでえ。
中盤がまるっきり、洋画ロマンスやな~。
「まむしの三兄弟 恐喝3億円」、
スケバンチームにも軽くあしらわれてる、
シリーズ主演のドタバタ・コンビよりも、
ゲストの、松方弘樹と堀越光恵のドラマやな。
小切手か・・・今まで使った覚え無いな、俺。
国籍なき男と、マイペースお嬢様の悲哀、泣けるで~。
渡辺文雄のドライな組織ビジネスマンぶり、定番だったんだね。
なりませぬ、の三島ゆり子が文太兄ィの妻なのも、定番。
「少林寺拳法」、千葉真一主演。
これ又パワフル、自粛無し、反骨旺盛、
法律にも動ぜず。歯止め無しの男。
大陸でスパイ活動するも、敗戦で引き揚げ、
大阪経由で、香川に道場開いた男の一代記。
闇市で少年が、煙草スパスパ。時代だな~。
ああ、アカレンジャーさんが、ひでえ目に。そりゃグレるわな。
食糧事情には一苦労、女子供には滅法優しく、
不良レイプ常習犯(安岡力也!)には、きっつーいお仕置き。
場内、爆笑に。(禁じ手?の声)
弟子達に私闘を禁ず、といいながら、
一番、単独で他人の腕ねじ曲げに行ってるのは、
お師匠さんだったりする・・・。<公闘>だから?
「女番長」でも、仮面ライダーV3・宮内洋さんが、
元甲子園球児の若手やくざ役で、はじける演技。
そして池とも、杉本とも、いいシーン・・・。
おいしすぎる、男泣き。
終盤の一同撲り込み、どう観ても、東大立て篭もり事件の裏返し、だよな?
荒木一郎のエロ監督、お前さんだけ、ずるいぞえ。
しかしなぜ、組織幹部達の前にいつも、モナリザが?
あれだけ、ようわからん・・・。聖なる者に俗なる血糊、ってことか。
で、琵琶湖大橋って、あんなに急なスロープなんか?
一度見てみたい。奇天烈作「幻の湖」のロケ地やし。
実はわい、「聖獣学園」がちょっと苦手なんやけどな・・・。
何だか陰気だし、きたないし、血生臭いし。
「文学賞殺人事件 大いなる助走」も、軽快なテンポで作家の裏売り込みの話やってるけど、由利徹のビビるシーン以外は、あまり、笑えなくてなあ。
地方で作家志望の人達には、ちょっと、つらい内容かもな・・・。
「ドカベン」みたいな、無理矢理な漫画の実写映画化のほうが、今は楽しいな。
原作どおりに、まず柔道で暴れまくる男・岩城!
豪快な、ぶっこわし!
川谷拓ボンがピアノを・・・秘打・白鳥の湖!
あの御方が・・・千本ノック!
夢の様な、強引さやで。
観とらん人、必見じゃ!
今日はいささか、コーブン、いや、興奮しすぎたわい。
「魚河岸」、早よ、ニュープリントしてくれ~!
ほな、又な~!
[劇場版?ビーグルGメンVSスケバルマン!]の続きを読む
- 2007/05/06(日) 13:23:43|
- 劇場用映画
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おまたせ、活動再開です。
ビーグル警部の、日記。
両親が、昨夜、パリ旅行から実家に帰ってきた。
歳が歳なので、歩いて動けるうちに、
と旅慣れた父が、海外は初めての母を連れて、
事前に歩行練習がてら、散歩を繰り返してから、行ったのだ。
ベルサイユ宮殿と、郊外の牧場も見てきたという。
フランス革命で難を逃れた、修道士の島とかも。
いいなあ~。
小生、パリとベルサイユには83年に、一泊、寄ったきりだよ。
オックスフォードとロンドンへ、当時流行のホームステイコースで、
夏休みに半月、行った帰りだった。
映画に出てくる古い石造りの町並みと、
ちょっと郊外の、未来都市風な新都心地域の、
新旧景観のギャップを、おもしろいと思ったものだ。
セーヌ川の堤防あたりは、隅田川みたいで、なんだか懐かしい感じだった。
ポンピドー美術館が、万博パビリオンみたいで、わくわくしたっけな。
エレベーターのとこなんか、今のフジテレビみたいだったし。
夜にエッフェル塔の下の芝生で、一人ゴロンと寝て、くつろいだ。
今じゃこわくて、とてもできないよ。
引率者2人、社会人2人、学生は数人で、後は高校生だった。
あの頃のみんな、今、どうしてるのかなあ?子供いるのかなあ。
ああ、今なら現地で、ルパン、Gメン、ビトマンごっこ、したいよ~!
ヨーロッパも、連日気温27度とか、夏日だったらしい。
メーデーの時期でもあり、暴動でも無いか?といささか心配もしたが、
パリの街中は意外に平和で、静かだったそうだ。
観光客のグループが、シーズンで多いくらいで。
ホテルのTVでは大統領選挙の話で、盛り上がってるそうだ。
ガイドさんの話では、あちらのメディアでは、当落予想というのはあまり、当たらないんだそうで。
まあ、そりゃ、東国原(ひがしこくばる)知事や、
プリティ長嶋市議の誕生だって、予想できなかったけどねえ・・・。
青島幸男と共に、よくも悪くもタレント議員のさきがけとなった、
横山ノック元知事が先日亡くなったのも、
妙に、感慨があったり、するのだった。
やっぱり小生は、昭和後半期の、クロマニヨン原人。
親父達は、最早、昭和ネアンデルタール原人・・・なりや。
以上。
- 2007/05/05(土) 07:03:30|
- 日記
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代表代行、です。
おしらせです。
パニックです。
今朝、代表者(著者)自宅にて、
プラスチック製の本棚・資料棚が、一斉整理中に、
いっぺんに倒れ、資料等が寝所に崩れ落ちました。
幸い、当人に全く、別状はございませんでしたが、
屋内環境復旧の都合により、本日より2日間程、
予定しておりました外出予定の大半を、
残念無念ながら、中止させていただく場合がございます。
ご招待をいただき、又、来場を楽しみにされておられた皆様方には、
大変申し訳なく存じます。
なお、代表者当人におきましては、只今、復旧作業を進行しつつ、
「日本沈没!」「貝塚発掘!」などと、ぼやかれております・・・。
状況復旧まで、日時がかかる場合がございますので、
今しばらく、お待ちくださいますよう、お願い申し上げます。
アWorker(代表代行)
経過実況:午後7時現在
その後、原因が究明されました。
予期したとおり、棚の一つを支える四輪車軸の支えが、
重みで曲がって、ひしゃげておりました。
そのため、隣近所の棚までが次々に傾き、
その上に、床に積み上げてあった大き目の資料箱の山も、
床部分が布団の端に引っかかり、これまた傾き加減だったのです。
一部屋に、ピザの斜塔が、4つ以上もある状態。
これでは、倒れるわけです・・・。
ただちに、廊下や屋外へ、物品を一時移動し、
棚一台を交換し、床部分の支えと置き方を直し、
資料箱の積み方も、安定化させました。
狭い中で汗だくになりましたが、どうにか補強しました。
非番の日で、助かりました・・・。
只今、再収納と整理作業の途中です。
まだ、屋内は、本・ノート・資料・ビデオ・DVD等、
未整理の物品で、<古墳の小山>状態です。
復旧は、早くて明日の昼頃の予定です。
なお、諸般の事情により、屋内写真等の公開は、
一切、控えさせていただきます。
とても、お見せできるようなものじゃ、ございませんので。
あしからず、ご了承ください。
今夜はもう、へとへとです。
BS2で、金田一映画と「怪奇大作戦」の一部だけ観ながら、
夕食をとって、居間で、寝ます・・・。
おやすみなさい。
アWorker(代表代行)
経過通信:5/4(金)、午前9時現在
おはようございます。
大分、片付きましたが、まだ、整理の途上です。
いまだに布団は、小山の下です。
もう少し、かかりそうです・・・。
アWorker(代表代行)
経過報告:5/4(金)、午後1時現在
昼食後も、まだ、片付けてます。
不要になった紙類・プラスチック・雑誌・パンフ等を選り分け、
ごみを袋につめ、棚のホコリを取り、
ようやく敷布団の半分位が、見えるまでになりました。
ちょっとした、到達感です。
さあ、天気の良いうちに、できるだけやっておきましょう。
しかし、映画には、いつ出かけられることやら・・・。
アWorker(代表代行)
経過報告:5/5(土)午前8時現在
おはようございます。
ようやく、寝床空間をあけて熟睡しました。
ピザの斜塔崩壊!状態から、大半が修復されました。
相変わらず、バベルの塔の連立ではありますが・・・。
地震が来たときの、予備訓練だと思っておくことにしました。
この時期、街中でも、行きつけのコンビニが閉じたり改装中だったり、
オフィス街もリニューアル工事のシーズンなので、
自宅でも少し片付けをやっておこうか、とは思っておりましたが、
とんだ大事業になってしまいました。
まさか、このような大変情け無い形で、
2日間も、シネマ旅を休む羽目になろうとは。
せっかくお招きいただいたのに、行けなくなった映画イベントの会場の皆様、本当にすみませんでした。
うわさの?新作群を観れなかったのが、心残りです。
特に「愛鍵」関連上映の皆様、
およびアウトマンラボと「モロボシアイ」予告編関連の皆様、
作品は別の機会に、あらためて拝見させていただきたく存じます。
楽しみに待っております!
アWorker(当人)
- 2007/05/03(木) 12:17:09|
- 日記
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