旅人、覚書。
3/9(金)夜、18時。
池袋駅西口より、ミニバー<MODeL T>へ。
<三寒四温映画祭>。
1800円(予約1500円)。
こじんまりしたガラス張りのミニバーに、椅子を並べ、プロジェクター設置。
上映会は3日・4日・9日の計三回、山内監督作品のみ3本中2本ずつを上映。あとの2本は同じ。
この夜は「エロティック・煩悩ガール」(山内洋子監督)を除く4本と、一部予告編(未公開作を含む)を上映す。
大半が初対面の男女客、20人ほど集まる。3回でトータル、60人とのこと。
上映前に写真家・小島健一氏による、<棄てられ島>(廃墟で知られる離島)の写真展、スライド映写、解説等もあった。
バーで撮ったらしいOP映像のミニ芝居には、「便秘!」「たとえようぜ!」などの、日常あまり言わない?台詞が・・・。
ミクシィつながりで社会見学コース(ビール工場、など)参加者等から自主映画関係者まで交流が始まり、その縁で今回の集まりとなったそう。
最初はどこでもみんな、こういうひょんな事から、会合がスタートするものなり。
本編は、まず、
山内洋子監督のイメージが自由に膨らむ秀作「ぐずつく乳房」。
あの傘が転がる風景は、忘れられない。
次は同監督の傑作、ギタギタ女性心理劇「ラブハンターチャンス」。
王子様の歌、戦場イメージ・シーン等、独特のユーモアに溢れている。
3本目が「夢十夜」の第一夜を一部アレンジして(多いね、今年は、の声)ナレーションがラジオ朗読劇調の味わいになって、純和風モノクロ小品に仕上がった「待人」(渡辺淳)。これも以前、どこかで観たような?
そして、地球外生命体との初接触に備えてのコミュニケーションを想定した<シミュレート>クラブと、そのメンバー達自身の対人交流のささやかなる進化?を描いた小品、「SIMULATION」(矢島恭子)。
最後のこれ、前半のゲーム感覚と後半の人間ドラマにギャップがあるのが難点だが、同時にユニークさでも有る。
ラスト、まさか戸口にモノリスが・・・?と想像をたくましくしてしまった。
ちなみに、主催者にして同作脚本の生井氏によると、この種のシミュレート・クラブは・・・実在する!そうだ。(な、何だって~!の声)
参加者達が立場立場で言いたい放題、
観てる分にはなかなか面白い試みだが、
あれはホール内で宇宙人・地球人間を往復する議長が、へばるぞ・・・!
さて、このメンバー、主催者の<tenseatcompany>なる製作団体をベースに今後は、毎年この時期に上映会を開きたい、という意向。
早速、上映後トーク中に、新作の女優も紹介あり。
まずは、順調なる完成・御披露目を、待つとしよう。
以上。
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- 2007/03/11(日) 17:26:14|
- インディーズムービー
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