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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

幕引無用

最近の関東はよく、どしゃぶりになります。
おかげで、気分がどうもすっとしません。
それにこのところ少し、疲労がたまっていたようです・・・。

体調を整えるため、やむを得ず臨時休業。
本日、ほねやすみ、です。皆様あしからず。

23日に伺った<アウトプッツ>等の続きは、回復後に。


ところで。
丹波哲郎さん、市川昭介さん、元<青い三角定規>メンバーT氏、と訃報が続いてますね。


<青い三角定規>の人、まさかあのような、最期になろうとは・・・。
せめてあの名曲のように、もっとさわやかな幕引きにしてほしかった、と往年のファンは皆、嘆息されたことでしょう・・・。
何ともいえぬ、寂寞。
夏木陽介様、なんとかフォローしてあげて!


市川昭介という人、紅白の審査員、「アンコ椿は恋の花」、くらいの印象しか無かったんですけれど。
あんなにいっぱい歌謡曲作っていらしたんですね。
そうか、「いなかっぺ大将」の歌もあの人が・・・。
「ハクション大魔王」の後番組だったんですよね、あれ。
いささかこそばゆい、懐かしさが。
「さざんかの宿」は全盛期の「ザ・ベストテン」で、大道具の箪笥持ち上げてる大川栄策が浮かびます。
今はJ-POP番組と歌謡曲枠、殆どが別々ですからね。時代を感じます。


で、丹波哲郎、と聞くと・・・

まさか「日本沈没」首相役の俳優、遺作も新作「日本沈没」の写真出演になろうとは・・・。
パンフ観るまでわからなかったですよ、出てるの。

TV出演作でリアルタイム視聴といえば、なんだっけ。
夏木陽介、宮内洋から鹿賀才史出演時代にかけての後半期「Gメン75」に「82」、「HOTEL」に「スーパ-ポリス」。
深夜の再放送が「キイハンター」「アイフル大作戦」に「バーディー大作戦」に初期「Gメン」。
さすがに全部は観れなかったけど。
後、関連でタンバでルンバ。嘉門達夫の。コメントが聞きたいな。


その次に浮かぶのが文芸座などの名画座で観ていた、新東宝怪談や東映のアクション映画。
今村昌平監督の日活映画「豚と軍艦」での、死におびえきった情けない兄貴役は、ショックだった。
こういう役やってたんだ!というオドロキは大きかった。
後、「0課の女」の冷酷な政治家役も。シビアだ。

同じ人が<霊界の宣伝マン>なのが、いまだにピンとこないんです・・・。
映画「大霊界」には、ちょっと、ついてけない所が・・・。
あの方流の、死をむやみに恐れないで、自らの死をも楽しみにする、という一つの方法、だったのでしょうか?(と、TBSでそんな解説が。)
そうか、黒澤明の「夢」で笠智衆がじゃらじゃらやって「死ぬ事は、楽しい」とか言ってたのは・・・・もしや、その線?


そういえば生前、随分前の事ですが、テアトル新宿のレイトショーでゲスト・トークにいらしてました。
上映された映画は、工藤栄一監督の「十三人の刺客」。
トーク自体は今よく思い出せないのですが、その後、小生らが映画を観ていた間も、終わるまでロビーで関係者やファンの方々と、ずーっと語り込んでいらしたです。熱意溢れるスター、という印象でした。
御子息が「ジャッカー電撃隊」なのは、はるか後年、気づきました。

他にもまだまだ作品群、思い出は尽きないのですが。
多くの人々に好意的に見守られて、静かなる大往生。
こういう幕引きも、ちょっと格好いいかも?と。



御三方に対し、心より、合掌。
安らかなれ。



以上。






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  1. 2006/09/27(水) 19:21:35|
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