シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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さらば、8マン・・・

主水日記。


8月20日、午後1時過ぎより、新宿ロフトプラスワン。
勿論、<シネマ秘宝館30・はちゃめちゃまつり>見物のためである。
昼の部13時、夜の部19時。
今回は昼夜のプログラム内容を別々にしている。(前回の反省を踏まえて、なのだろうか。)
いずれの回も席は、何とか確保。
鑑賞常連組諸氏とも再会。早速各所イベントCF・チラシ等が入る。


さて、今度は誰にするの?
と、気を揉んだ司会は・・・
斉藤浩一館長と広報部長・ひさこサンの名コンビに。

昼の部ではお子様にも配慮して?戦隊レンジャー・イエロー&ピンク姿で、嬉しき登場。
ゲストでおなじみ悪魔人間や、いまだ現役のPマンまでもが登場、「10年前もヒット祈願で(この姿で)神社お参りしたよね!?」など回顧トーク炸裂。(それ、目立つ眺めかも、の声)
会場はいつもどおり、かなりの入りに。お子様の心を残した?大人の男性層と一部女性層でいっぱい、だった。
常連客で固まってきているのが、やや気になる。初見客も若干いたが、もう少し来てほしい。
(それには、やはりまず、新作・新ネタを・・・の声)

夜の部では変身解いてTシャツ姿になったお2人のもとに、ごうわく監督と自主女優・アキさんからイベント10周年(!)を記念して花束贈呈。「キライだ~い!!」と叫ぶごうわく氏に微苦笑、とりあえずはホッ、と胸をなでおろす。
こちらも勿論、大入り。
なぜか、客席の一角に文庫の初期「キン肉マン」を廻し読みしながら待っていた謎の小集団が。一本観るたびにやや大き目の声で、その面白さをカンカンガクガク。イベントを気に入った模様。
何者?<まんがまつり>ファン方面からの人々?何というか、熱気あり。お祭りだなあ。

昼・夜とも7~8割がた既に観た作品、新作群もやや小粒だったが、元々がきっちり面白いので結局、またも思い出し笑い。
珍しい旧作リバイバル上映には一部になつかしの8ミリフィルム上映もあり、かつサイレント風なコマ飛ばしシーンの多さに、皆バカウケ。逆に新鮮味。
一時音声が出ないなどの機材トラブルもままあったが、それもまたかつての8ミリ上映ではお約束。よくあったなあ、ああいうの。
(ほんとはそれじゃ、まずいんだけどね・・・の声)
DVDデッキでの上映が大勢の昨今、スムーズに操作できる人は尚更、少なかろう。
そう考えれば、8ミリフィルム上映自体が今時、貴重な上映ではある。

それと、昼の部ではエスカル号キャップが配られて、皆で記念撮影も。
塗り絵が配られる上映会も又、珍しい・・・!
誰が描いてくれたのだろう?


以下、各作品ラインアップ、一行(原則)注釈・短評。
(後刻。徐々に)

<昼の部>

「森の番人・魚様」つかみはOK。
「とびうおカッコン」のどかだ。ほっほっほ。
「かものはし」のどかでザンコク、でもかわいい。
「冒険エスカル号」燃料補給が、こわ~。<ひかりごけ>かいな。
「親子戦隊コレンジャー」こどもは、あばれる遊びが、仕事じゃ。
「ツヨイマン」弱すぎなんですけど!誰かチャージしろ!単三電池を。

「キャッツガイ」(OP/ED)ダイエット体操。EDの歌詞、笑える。
「悪魔人間十番勝負」1作目をフィルム上映。翼は何のためにある?
「Pマンパイロット版」早回し切り絵合成、初期「必殺」みたいでイイ。
(仕留人・新仕置人参照)

「魁・ボグワーツ」女闘士の動きに魅力。魚様倒せるのは彼女だけ!?
「ねぼすけ亭主」ボグワ-ツ校長、家では家電の餌食。あれが牢屋か?
「大怪獣タカサゴン」巨大な高砂屋が出るのかと。怪獣造形が・・・。出すの早すぎ。じらせてから出すべし。ロボはナイス。

「へんしん」フライパン、主婦にも出来る色変わり。おいしそう。
「ときめきスタイル」ン?ミュージカル。くにゃくにゃ。もっと駄洒落ネタ練ってね。
「コタツネコ」(2本)よくあるよなあ。部屋狭いし。実体験反映?
「ハローキティ」可愛さ余って?汚い作り。大人の本音が出すぎ?
「魚様2」人気キャラ総登場。そのわりに静かにバトル、笑わせる。

<夜の部>

冒頭短篇群、なにわ流究極一発芸。観ると<映画>の概念が変わる。
「スリスター」絵は可愛いが長目。コント脚本、別人に任してみよう。
さたさん3部作、時事CGで一発芸。OHボンド!3ヶ月は笑わせるぜ。
「総天然色少年冒険活劇漫画映画ハルヲ」マジな戦後近未来、力作アクション。東映極道映画に「アキラ」「スプリガン」系統ミックス。男泣き驀進傑作。こういうのを劇場版というんじゃ!!

「ゲーマデリックのテーマ」明朗、軽快、ゲーム屋CF。細かく動くちょこちょこ画面、写真・切り絵も楽しい。ウキウキしてくる。
「スーパーマンタロウ」懐かしき高校生お友達シネマ、学ランでチンピラ、サイレントコメディ調が楽しい。大らかだなあ。
「ええかげんなはなし」ほんまにええ加減、かつ暢気でのどか、民話的な「ミステリゾーン」系列。80年代風、女の子達が明るい。予告編付きでタイムトラベル感覚。

「笑点リミックス」リクエストはついつい、力が入る!飛躍が凄い。
「パチもんアニメOP集」微妙な節まわしが・・・。ま、カラオケに居ると思えば・・・?
タクラビジョンダイジェスト特別篇、<さくら><燃焼>はツボなり!
坂本頼光アニメ活弁、マッサージ師とジ0ウさんネタ、特にお気に入り。落語だね~!
ラスト、又もおなじみ「宇宙人の旅日記・夢日記」・・・もうだめ、仮面男自暴自棄「俺にときめけ!」攻撃と合唱?音波投げで脳波メロメロ、ツーツーレロレロ。助けて!
御清聴、ありがとうございました・・・。って云えよ!宇宙人。

慣れてはいても、昼夜連続では、さすがに、もうへろへろ。
晩夏のめでたき福笑い、であった。



以上。







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  1. 2006/08/25(金) 21:54:47|
  2. インディーズムービー
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さらば、ヤマダくん・・・

主水日記。


ついに、一昨日、観てしまった・・・
「ゲド戦記」。
見てはいけないもの?だったかも。劇場では。
はっきりいって、TVに出るまで待っててもさしつかえない程度の、凡作でございました。
かなり不評が伝えられてましたが。
あのスカスカな出来では、当然でしょう。


竜が真正面から登ってくる冒頭部のみが「おおっ!」と思わせたが、感銘はそこまでだった。
タイトルバック以後、とたんに絵にダイナミックな動きも何も無くなり、つまらなくなる。
イメージのふくらみ、飛翔というものが全然無く、絵巻物のだらだらした羅列にとどまっている。
筋といい、救出劇展開といい、<過去のなぞり>以上のものが見えず、まるで新味が無い。
ゲドは王子の補佐役とはいえ、全然戦ってないし・・・。

ジブリアニメ作品群の残滓、残骸を見せられている気分。
スルメの横に干したミイラのようないびつさ。終盤の、奇人の姿がその象徴。
画面のアクション、迫力、といったものが全然無い。
ところどころに入る粘液どろどろの表現、竜の出現シーン、ああいう感じでなぜ全体を貫き通さなかったのか?


声優が合わない、という声もあるようだが、大雑把に聞いてる小生はさほど気にならなかった。
歌が挿入されるのも、ミュージカルによくある手法だから、ありだとは思った。
世界の均衡が崩れて人心が荒れている、というメッセージもジブリアニメならばよく出る<自然環境>視点のテーマに基づくもので、それほど違和感は無い。
しかし・・・画面表現があんなに腑抜けていては。伝達力は明白に弱められる。
ラジオドラマに紙芝居を付けた印象。
劇場用映画としては・・・ダメ。

2時間半、じつに、かったるかった。
周囲のファミリー客・女性客(30数名)もほぼ、同感の様子。

映画表現としては実写版「デビルマン」や「ダヴィンチ・コード」はおろか、ショートコントの羅列に終始したジブリ最大の不評作「となりの山田くん」にすら負けている。
突っ込みどころの少なさレベルですら。
この3作のほうが凡作(ないしは失敗作)ながらも、まだしも見どころがある・・・。
原作を消化しきれず長すぎ感をかもしだしている点では、3作と
「ゲド戦記」は共通しているが。

TVオンエアでは30分弱ずつに区切って、「カルピス名作劇場」やNHKアニメ劇場位の枠で連続放映にしたほうが、よくないだろうか?
これは、その位がちょうどいいだろう。
次回作、監督交代、ほぼ決定。



以上。



9/2(土)付記:

「となりのトトロ」や「もののけ姫」や「平成狸合戦ぽんぽこ」の線を求めてではなく、アッパス・キアロスタミ監督の「オリーブ林をぬけて」みたいに、<癒し系>映画のつもりで眺めていれば、失望は少なくてすむかも・・・?と。 [さらば、ヤマダくん・・・]の続きを読む
  1. 2006/08/25(金) 07:52:03|
  2. 劇場用映画
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さらば、ドンファン・・・

(ただ今、超多忙につき更新が遅めですが、鋭意活動中です。
<シネマ秘宝館>他、報告、しばらくお待ちくださいませ・・・。)



チバテレビ月曜14時、「西遊記2」放映が先週、終わりました。
初放映時から覚えているが、最後の2回は劇中音楽が<大陸風>でいつもと一部違う。2本とも母性愛がテーマの話なので、丁度いい雰囲気作りになっている。
さて、一週はさんで、来週からは「木枯らし紋次郎」ですよ!

その一方で同局木曜14時は「柳生あばれ旅」が終わり、先週からスタートは「柳生十兵衛あばれ旅」。おんなじですね、まるで。
内容もあまり変わらない。東海道中検分旅が中仙道になったのと、検分役が勝野洋の柳生家武士から志穂美悦子の女剣士<茜(あかね)>に交代している。
千葉真一先生が裏で補佐役なのは同じ。
初回、御前試合で薩摩の荒くれ剣士相手に、さらにご乱心した派手な暴れっぷり、大見得を切る。勿論、自由な旅に出るための口実。
調子のいい世話好き老人に化けたり、光る仮面で「天狗だ!」と出てきたり、もうワルノリし放題。
ほんとは「影の軍団」みたいに、マジな空気の合間におどけるほうが面白いんですが。何しろ元「七色仮面」ですから。
若手の<裏柳生>剣士達は勿論JACチーム、宮崎美子の舞台巡業一座に入り、曲芸披露しつつ同行。
一座の呼び込みコンビが漫才ブーム時の「もみじまんじゅう!」B&Bなのが、なつかしい・・・。
一座、出発進行!


なお、同じく旅芸人一座がメインのテレビ東京系「必殺仕舞人」は終了、続編「新必殺仕舞人」が放映中。
1作目でもしや死んだか?と思わせた音松がケロッとしてカムバック、初OA当時はのけぞったが、拍子木を駆使した新技‘お命、ご用~心!‘には更にのけぞった。これ、準流行語になってましたよ。
新参加、てなもんや・花紀京の伝令は十八番の調子よさを発揮、しかし必殺枠ではやや明るすぎるキャラかも・・・?

  1. 2006/08/24(木) 06:48:58|
  2. 時代劇
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さらば、旧友クン・・・

主水日記。


19日夜、シネマアートン下北沢。
P-kraft制作、井川広太郎監督の中篇「東京失格」は・・・
ひとことで言えば、「お葬式」PART2、だった。
だがあちらよりは表現がストレートで、すっきりしていて、かつ素直に感情移入できるいい映画に仕上がっていた。

学生時代からの友人同士、花見酒に始まるこの映画。
CGの桜咲き誇るOP後、突然その一人の髪型ががらりと変わって、ちょっと驚く。
(福島拓哉、存在感引っ張り好演。)

以後はひたすら、主役の30代男性コンビが、急逝した知人の葬式帰りに友人達と語らい、女性達としゃべり、酒を飲み、あるいは散策し、遊び、食文化や人生や女性観察、将来について、などの話を延々し続ける。
小さな二人旅。
セミ・ドキュメンタリー・タッチの芝居と画面が、宴会のにぎわいを盛り上げ、少なからず効果をあげている。


一昼夜のささやかなる道中で、いろんな話が出る。
外国では呑み会やラーメンにあたるものって何だろう、とか。掘り下げると面白い視点も出てくる。
途中一人の通うスタジオでロックライブの練習を披露したり。声の調子合わせがわかりやすいシーン。のど飴をホラヨ、と渡したくなる。
明け方に風呂屋で牛乳を飲んだり。気持ちよさそう。
道中、一時合流した知人女性(葬式に来ていた様子)と3人で飛行機を眺めたり、ビリヤードやカラオケで別な女性達と遊んでみたり。
ナンパな盛り上がりは俺たちの呑み会とは違うんじゃないか、とマジになって言い合ったり。
男なら一度はやってみたいシチュエーション、いっぱいだ。
ある意味、真にカッコいい男達とは、ああいう感じなのかもしれない。
とにかく、2人が呑み、食い、語らり明かす。別れを惜しむ時まで。
そして一人になった人物のある行動が、心にじわっ、とくる。

ほんとうに、ただそれだけの呑み会映画。きわめてミニマムな世界。
シナリオライターが<親友との呑み明かし>を経験していれば、とりあえずはほぼそのままで?書けそうな筋で、これといって目新しい派手な要素は何一つ無い。
シンプルそのもの。愚直なまでに。
だが、だからこそ、奇をてらわず台詞のつぼを押えたドラマとして、一般の観客にも普通に通じる。
(初日は20代男女が中心だったが、中高年男性も結構多かった。)

一点の曇りも無き純真さで描かれる、旧友との男らしき友情に、彼らが知っている生活人としての寂しさに、その爽やかさに心引かれ、ひっそりと涙する、そんな好篇。


ところで、わが旧友たちは今頃、何をしているのだろうか・・・?



以上。


[さらば、旧友クン・・・]の続きを読む
  1. 2006/08/20(日) 07:23:11|
  2. 劇場用映画
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さらば、クレメンタイン・・・

突然ですが。
つい先程、<ダー機関情報>HPスレに、新サイト移行の為<一気呵成に沈没!>と予告が出ているのを知りました。
そうか、やっぱり、リニューアルされるのか・・・。


意外にも、今回はそれほど、驚かなかった。
前にも<掲示板沈没>を経験しているから。
ただ、僕たちの足跡が、又消えてゆくのが、寂しかった・・・。


管理人様の御好意によって、専用スレッドやブログ開設等、数多くの恩恵を受け、多くの新しい事を学び、かつ、長年他人に語ることも無く封じ込めてきた、自らのサブカルチャー方面への思いを大いに開放・公開し、様々のタイプの人々と触れ合うきっかけを得ることが出来ました。
小生にとってはこここそが、<シネマ秘宝館>方面と並んで、いわば第二の亀有名画座、だったのです。
(<アータウン自主映画小学校>BBSなども一時期、そうだったのですが・・・。)
そして、又、慣れ親しんだサイトとの別れと、旅立ちの時が、来たようです・・・。
ピンポンパンから、河童のカータンが居なくなるような、寂寞。


さらば、我をはぐくみし故郷よ。
今はただ、小舟にて静かに漕ぎ出でるのみ、なりや。



付記:その後、リニューアル後も過去ログ等は、保存される可能性が濃くなってきました。ほっ。


  1. 2006/08/17(木) 03:11:08|
  2. 日記
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夏・はみだし・シネマクラブ10

勇次の戯言。


15日。
ああ、あの人は、行って行ってしまった・・・。
私だけの十字架。
(知らんとわからんよな、「特捜最前線」。)

まるで関係なく、炎の中で新マン・団時朗(旧・次郎)の鬼ワル男をたたっ斬る「新・桃太郎」に。
「やったぜ!!」。
でもプレイボーイの割には、女心に鈍感すぎる・・・。

「結婚できない男」では。
阿部寛が女医・夏川結衣と向き合うシーンに、
女医の父役・竜雷太とシンクロ歩きするシーンに、
何とはなしに、小津安二郎?の世界を観た・・・!
勿論、笑った。


じゃ、又。
  1. 2006/08/16(水) 00:03:52|
  2. 日記
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夏・はみだし・シネマクラブ9

主水日記。


前夜は、ノンキにテレ朝でスタローンの「デモリッション・マン」放映を、何とはなしに眺めていた。
これとシュワルツェネッガーの「コマンドー」のときはいつも、何となく観て、笑っちゃうよな、位に思い返しつつ、寝た。
(そういう人、相当いそうだな、の声)

翌朝。
14日、7時半過ぎ・・・出勤前。

突然、東京・千葉・神奈川などで広範囲の送電が一時停止、TV各局の生番組に速報テロップが出た。
盆休みシーズンなので都内は車がすいて渋滞は無しだろう、とたかをくくっていたので、慌てた。
ついにヒートアイランド化で、暑さとイタチごっこの冷房電力需要が超過したか?と最初は思っていた。
表通りへ徒歩で出たが、路上はむしろいつもよりも空いていた。お盆休み時期のためだろう。信号も正常に作動していた。

その後JR・私鉄・地下鉄やATM、東証データ、エレベーターなどが一部で停止、首都圏は約3時間半にわたり交通が混乱した。
原因は、河川上でクレーン船が送電線に接触した為。ディズニーランドの割とご近所。
お盆休みだったので、あの程度の渋滞・混乱で済んだが・・・。

幸い、我が生活関連地域は送電系統が別だったらしく、周囲では特に目立った混乱は起きなかった。
スーパーのレジ停止等も帰路には無く、ATMも復旧していた。
ただし、周囲の知人関連で朝、テレビや炊飯器、冷房などが急に停止したり、水道が止まったりして難儀した地域が相当あった模様。
こんなにわれわれの生活は、電気頼みだったのか・・・。

おりしも原油が上がり、自家用車・公用車のガソリン代にも困る人々が。オイルショックの影。
(「シxアナ」が浮かぶな・・・の声)
ついこの間、「年収300万円の時代」がベストセラーになった日本社会。
そこへロンドン空港の大捕り物に、この東京の停電騒動。
昨日の日経一面には、<エタノール>燃料奨励の記事。
究極の閉塞感、リサイクルと節約の時代到来。
一歩間違えば、<供出>社会は目の前だ・・・?
(今は「純情きらり」の時代かよ!冗談じゃねえよ!・・・の声)

あ、だから暢気な解決法をした「デモリッション・マン」が楽しいんだな・・・多分。


以上。



















  1. 2006/08/14(月) 22:16:53|
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夏・はみだし・シネマクラブ8

順之助の告白。

暑中お見舞い申し上げます。
今、適切な表現が見当たらないので、まず、こう書いときます。


土曜の雷雨、山手線一時ストップの東京、湾岸花火も翌日順延。

19時過ぎに、
跳んだ明けの明星?
芸社シネマボカン、<伊勢田博3>。
準備も押して、ギターライブつき、一気呵成に怒涛の嵐。
来た、観た、酔った!

典型的少女漫画タッチなのに、男女感が妙にリアル?な男女ペア・ヒーロー。長台詞で墓穴掘る悪役に大笑い。
<変身>ならぬ<恋身>にやたら時間とりすぎなライブショーに、爆笑。映像字幕がミソで。

「外道はヤッチマエ!!」な迫力リベンジ、静止画コマ劇画シネマに、仰天。容赦なき「ドーベルマン刑事」の世界。
コワいわ、ほんまに。
アタゴオルを描く前の、増村博漫画を垣間見たような、ギャップが新鮮でした。

典型的悪役といじらし系?女性キャラの台詞が、結構シンクロしてる、という解説コーナーが特に、ツボだった。
「後一歩の所で!」とか、よく気がついたなあ。
それと、唐突なxxxポリマー出現。
あれには、やられた・・・!予想できないよ。


と、何のことやらさっぱりわからないでしょうが、
まだ脳波が、乱れ飛んでますので。
今は仮に、断片的な覚え書きだけしときます。ハイ・・・。


主催者の皆様、ありがとうございました。
くれぐれも水分補給と、適度な運動を忘れずに、コミケの熱気のごとく?充実した夏をお過ごしください!


カラテGメン・倉田保昭に代わり、
暑さに「喝!!!」です。


では、又。


  1. 2006/08/13(日) 11:30:44|
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夏・はみだし・シネマクラブ7

ビーグルGメン、北町警部補、調書。


9日(水曜)夜に千葉テレビで、TV版「Zガンダム」最終回を流していたので、観返した。
例によって敵味方入り乱れて、銃撃戦。当然、ブライトも居る。
「いい加減、大人になれ!この子どもが!」
「うるせー、エリートどもが!勝手に戦争始めやがって!終わらせろよ!」
と、お説教試合の世界。
その上に心霊的?合戦。
正直、もういいよアンタ達、わかったから、って感じ。
「ガンダム」シリーズはとどのつまり、これの繰り返しなのだ。
堂々巡りのディベート。終わりゃしない。
多分、人類ある限り。永遠に。
というか、一作目でテーマとパターンが既に完成・完結している。
後はそのバリエーション。ウルトラマンや忠臣蔵と同じ。
<劇場>の舞台上シーンでも同じ是非問答をやってるのが、いかにも、だった・・・。
ジオン残党派とシャアの決戦、カミーユの哀しき運命、と終わらせ方が何ともあわただしく、唐突に無理やり締めた印象。余韻が無い。
シリーズは3作目へとつながるが、どうやら放映は無い模様だ・・・。


その2日後になって、ブライト役の声優が病没していた、と朝刊で知った。
天津飯の声、トム・クルーズの吹き替えもしていた舞台俳優、との事だった。
もう50代だったのか。もっと若い人かと・・・。
合掌。


言う柄じゃないが、近頃の物騒な世界情勢を眺めていると、ついぞつぶやくたくもなる。
地には平和を・・・と。


調書、以上。
  1. 2006/08/12(土) 03:19:54|
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夏・はみだし・シネマクラブ6

ゼルディア、通信。


BS2で平日夕方、「生物彗星WOO」オンエア中です。

円谷プロで「ウルトラQ」や初代「ウルトラマン」よりも早くフジテレビ放映予定で企画されながら、この時は実現せず。
なぜか21世紀になって突然、NHK-BS系で企画復活、ジュブナイル・ドラマ調にリニューアルされて登場した、それこそ幻のプログラム。

彗星接近、異物落下、怪獣出現、中学校全滅、そこから唯一の生存者である少女とキュートな超能力宇宙生物WOOの、余儀なき逃亡2人旅が始まる。
常に防衛隊と一緒に行動するウルトラマンよりは、「逃亡者」や「超人ハルク」、「シルバー仮面」にやや近い設定。

極秘命令による国際的宇宙研究班の捜査と追跡、防衛隊の苦戦、変身・巨大化するヒーロー、などなど、その後の多くのSFドラマでおなじみの設定がコンパクトにオンパレード。

そこに、捜査班(永島敏行、山田純大、黒岩友香、他)や塚本信也の科学者らに代表される<大人達>の証拠隠滅、WOO確保方針に対する少女の青春初期らしい反発心、母親(とよた真帆)やフリーター青年との別離状況などがからみ、旅先ではややコミカルながらも、その孤独さをにじませた逃亡のドラマが芯になって展開。
不法入国者女性、ホームレス、昔の同級生など様々な人々との出会いと別れを繰り返しながら。
この主軸発想はおもしろい。

逃亡先で洗濯した服の乾燥機使用料にも困ってる横で、近所のおっちゃんが小銭を楽々拾い集めてゆくシーンなど・・・。
結構、泣かせるものが。
昔の友達に買ってもらった食事メニューを、矢印付きで表示するシーンには、ちょっと苦笑。
その辺り、家出経験者にはたまらない?ドラマかも。

変身、巨大化するのは身振り手振りのみで言葉を発せぬ生物、WOO。
人間体の宇宙人ではない。
しかも青い巨人に変身時の、WOOの呼び名が、<アイ吉(あいきち)>。
ちょっと、気が抜けます・・・ね。
光でなく水がエネルギー源のようで、カラータイマーも無い。
普段は、小さな化石?や水色のリュックに化けているのが、かわゆい。
よく見ると少女が走る商店街の天井にさりげなく、ナース(「ウルトラセブン」の怪竜)の飾り付けが。遊び心?

こういう逃げながら戦うヒーロー・ヒロインのドラマって、今、案外少ないので逆に新鮮です。
WOOの丸っこい造形、くにゃくにゃした動きもユーモラスな魅力。
でも・・・

かつてのNHK<少年ドラマシリーズ>枠の健全イメージから大きくはみ出すものではなくて、深夜のSF・オカルトドラマにありがちな極度のどぎつさは薄められている。
それと、何だか妙に間が空きすぎ、テンポが全体にのっぺりした感じなのが気にかかるんですね。
セット部分でいかにもミニチェアな戦車がひしゃげてたり、ハイビジョン撮影の割にお粗末なビジュアル混じりなのも、難点・・・。
地上は市民や警察、防衛隊が混乱して相当危機的状況のはずなのに、間延びのために緊迫感が薄く見えてしまう。
そこら辺にかなり、不満が。
お子様にも安心、というより、毒抜きが徹底されすぎてないだろうか?
(予算の問題もあるんじゃ?の声)

本当は、だからこそ地上波(教育テレビあたり)で、普通に放映してほしいものなのですが。
でも民放のアニメや特撮ドラマに慣れてるお子様達は、シビアに眺めて、あの、間が抜けた感触を笑ってしまうかも・・・?と。
折角の設定を十二分に料理しきれていない、そんなもどかしさが残るんです。ああ、もったいない・・・。


公開中の劇場版「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」にも、そんな設定未消化のもどかしさを少しだけ感じますが、こちらはもっぱら材料過多と、編集つなぎの大胆過ぎる端折り方が原因でしょう。
画面のテンポは適切な早さを終始保っているし。

ライダー組織2派の対立に場外格闘技にウエスタン・スタイル、「マッドマックス」、「メテオ」に難病物語(!)を練り合わせたような、TVシリーズとはまったく異なる独立した世界観の下、壮大なスケール・イメージの宇宙SF映画世界が展開しています。
<平行世界>として差異を比較するのが、正しい見方でしょう。

ゼクト組織の中世騎士のごとき衣装、戦闘時と平時のガタック青年の落差、クールなカブト君の意外な力演、TVで欠席がちな一部キャラクター達の目立つ登場(逆に映画で欠席したキャラもいた)、宇宙ステーションや宇宙船内外でのバトル、宇宙らしさを出す為の縦方向のキャメラ視点移動、後半の大胆展開・・・
などなど、見どころはたっぷりです。

不満は、といえば・・・
1・ライダー同士のバトルが万事に優先されるため、元凶たるワーム怪人達(撮り方が遠目すぎる)や一部レギュラー・キャラはおろか、素顔戦士の出ない一部ライダーさえも、その存在感があまりにも希薄になった事。(出番が短い。あれでは、戦闘員並みではないか!)
2・<最強のライダー>の素顔に薔薇投げが、どうも・・・似合わない事。(でも、この強敵のねばり腰は、見せ場を作った。)
3・宇宙船外のセットが、いやでも「北XX人」のそれを想起させた事。(本田博太郎さんも出てますから。)
4・<クロックアップ><ハイパー・クロックアップ>の意味が、TVシリーズを観ていないと理解しにくいだろう事。
(TVを観ずにいきなり映画として観る人が、どれくらいいるかにも拠るが・・・の声)
5・作戦を巡るゼクト本部トップの<真意>説明が台詞のみで、<絵>でわかるようになっていない事。
6・終盤の現象を、登場人物各人はいったい、どうやって感知・理解したのか?が、端折られていて、一部わかりにくい事。
(その意思表示は、読み取れるんだけれども・・・。こっちは、置いてかれた感じ。)
7・某女優の「変身!」が無い事。

・・・などなど。
相変わらず生真面目一本でユーモア・シーンは<おばあちゃん>以外は少ないんですが。
劇場版としては、まあ例年並みに善戦している模様です。
「アギト」や「ブレイド」よりは、「龍騎」「響鬼」にやや近い線ですね。
後はあえてここに書きませんので、劇場でどうぞ。


ライダー映画より先に観た劇場版ボウケンジャー、こちらは例のごとく、すっきり、わかりやすいです。
劇場ロビーの張り紙と、本編ロゴマーク後にプール排水口に関する<おねがい>文章が出ていました。
本編冒頭シーン観て、一応納得。関係者も困ったのでしょうね・・・。

謎のプレシャス存在表明をめぐって、誰が貰うか争奪戦、アクションシーン中心にスイスイ展開。
これなら敵グループが4つ、と多くても大丈夫。
予告編段階から<主催者>のあやしさが、見えてしまうのが欠点ですが。
TVでいつも勘の働く名リーダーぶりを発揮しているレッドが、アクション名優(香港で大物)扮する探検家に坊主扱いされて、ムキになってるのが、愉快!です。わかるわかる。
レッド直属で冷静沈着、一番相性のいい?ピンクが、妙にうれしそうなのが余計に笑える。
自衛隊出身でもあの生物、デカイのは苦手だったか・・・。
コミカル神官ガジャとくの一悪女、出番少ないな。
もう少しからませてほしい。
ともあれ、肩のこらない娯楽好篇でした。


ゼルディア通信、以上。 [夏・はみだし・シネマクラブ6]の続きを読む
  1. 2006/08/11(金) 21:01:14|
  2. 特撮
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夏・はみだし・シネマクラブ5

竜の日記。


テレビ東京系・時代劇アワー、今、「必殺仕舞人」。
やった!待ってたよ!懐かしいな。
駆け込み寺とタイアップで、いろんな地方で泣かされてる女性たちの恨みを、代わって晴らす。
毎回裏仕事シーン以外にも、レギュラー女優一座が舞台公演で稽古してその地方の歌で舞い踊る、という見どころが。素晴らしい。(注1)

「花笠音頭は、地獄で踊ってもらいましょう!」
黒装束であこぎな庄内屋を一刺し、旅芸人一座の京マチ子。
車引いて、土手を転がって、度胸一発で斬り込む、若き本田博太郎。
(出た!主題歌も歌ってるぜ)
特製、首締め仕込みの鎖を引く高橋悦史。
目撃者を前に「仕事を見た者は、殺す!」「掟だ!」
そう、これこれ!これだよ!これが必殺だ。
ちょっと、あぶねー・・・。我ながら。


思えば長ーいこと、里見浩太郎御大篇、一本槍がず~っと続いてましたから。
殆どが旧・日テレ系。

瓦版屋がレギュラーの「長七郎江戸日記」、野川由美子・火野正平は必殺初期&中期にてもゆかりの時代劇必須メンバー。
年齢層が幅広い瓦版屋レギュラー陣、新聞社版「太陽にほえろ!」の印象が濃い。
下川辰平・高品格が居るのは「太陽にほえろ!」出演からの線だろうか。当時の下川、クライマックスで殺陣やったり、結構元気いっぱいなじい様だったのだ。
事件調査役がそば屋の三田明。(歌手だそうですね)
終盤は宮川一郎太の中途採用記者が殉職、恋仲の娘が棺の前、花嫁衣裳で三々九度・・・という観る者の涙をしぼる回も。
入れ替わりに長屋に入ったのは竜雷太の蘭学医と、高木美保(今や農作業のほうが有名?)の女密偵。
上司密偵が「ルパン3世」のごとくマスクで男女変化!膠(にかわ)で貼り付けたんだろうか?さすが日テレ系。
あまり新加入キャラを活躍させられないまま、このシリーズは一時休止に。

続く「闇を斬る!大江戸犯科帳」。
里見御大が幕府内で閑職の大目付で、裏では老中の認可で大物悪人をたたッ斬る闇奉行。
西郷輝彦が表で事件捜査する生真面目一本なお奉行様。
両者なじみの芸者が「まんがはじめて物語」でモグタンと出ていたお姉さん、岡まゆみ。(注2)
大目付には田中好子の良妻とじいやが。
情報聞き込み役で競うは両者に就いた火野正平と桜金造、しかし「長七郎」以来不可欠レギュラーの火野はなぜか突然殉職、太目のおじさんと交代に。なぜ?!
まあ、どれで何するにしても、クライマックスは結局いつもパターン同じ、あまり変化無しだからねえ・・・。御大ファンはあそこが見たいんだろうけど。
ここまで徹底してくると最早、様式美、ですな。
エンディングの歌は中年男性にとっては結構沁みる、いい歌。

で、雑誌予告では当初「右門捕物帖」が来るはずだったのが、突如、「必殺仕舞人」に変更。一体、どんな事情が?
局に「必殺」リクエストが多かったのかな?しばらくやってないから。
何にせよ、あらためて放映されてて、嬉しい。
新しいファンも地方局放送で増えてほしいし・・・ね。


じゃ、又。



(注1):伊豆の伊東なら、ハトヤの大漁宴・・・それはないか。
(注2):くるくるぱぴんちょ、をフルで言えたら君も観ていた仲間だ!
最初の頃、ウツミミドリもモグタンの<お姉さん>だった記憶が。
もうTBS系でお昼の「シャボン玉こんにちわ」途中までウツミさんが司会と軽いコントやってたの、何人覚えてるだろう?(途中からなぜか太田裕美、セント・ルイスに交代。この枠、山城新吾が司会の時期もあった・・・。)
更に前には日テレ系「おはよう!こどもショー」のレギュラーお姉さん、<びんちゃん>だった。
お相手の<ろばくん>の声優がご主人でトラック野郎の<かもめのジョナサン>役・キンキンこと愛川欽也。石井輝雄監督「キンキンのルンペン大将」では主役。
・・・って、殆ど岡まゆみの話じゃないな、こりゃ。
  1. 2006/08/08(火) 13:29:35|
  2. 時代劇
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夏・はみだし・シネマクラブ4

主水日記。




この夏の連続TVドラマ群は、「下北サンデーズ」も含めてどこも相当な不人気、低視聴率が目立つ、とあちこちでよく耳にする。
なぜだろう、とこの夏休み中、あれこれ考えつつ、ぼんやりと昼間や夜のTVを眺めていた。(ついでに、先週までの留守録で見忘れていた分も若干、消化してみた。)
面白そうな人物達が、あんなにはしゃいでいるのに、なぜ???と。
そして、ある疑惑にたどりつき、愕然とした。

もしや、そのメインキャラ独走式、はしゃぎまくりの演出こそが、多くのドラマが視聴者(どの時間帯も今は女性層がかなり厚いはず)に「パス!」されてしまっている、最大の要因なのではないのか!?と・・・。
それこそが一般的ドラマ視聴者達にしてみたら、身勝手でひとりよがりに見えてしまい、ドラマ演出・表現の中に自分達との明確なとっかかり、交差点が見出せない、という一番の要因になっているのではないのか?という強い疑惑、である。

主婦向けドラマでは「渡る世間は鬼ばかり」、時代劇では「水戸黄門」が、いまだに驚異的支持を集めて制作され続けている背景には、勿論、家族や親戚をめぐるトラブルや、理不尽なワル商売人やお役人様?に対する生活者としての反感、といった(ことに日本の社会では)普遍的なテーマが扱われているから、という強固な前提条件が存在している。
この状況を踏まえつつ、後発の番組群がその強固な存在感を乗り越えてゆくのは、確かに容易なことではあるまい。

そういう状況で言えば、昼ドラマ枠の「大好き!五つ子GOGO!!」(注1)や「新・キッズウォー2」、富豪旧家の裏切り合いメロドラマ「美しい罠」なども、最早<常道>の表現パターンが完成しきっており、そこから逸脱するものは少しも見られない。
泣き役・宮崎あおい主演の「純情きらり」にしても、NHKの朝ドラマによくある戦時中哀話の定番路線だが、味噌倉のおかみ役・戸田恵子のいい意味でけたたましい、舞台芝居そのままの猛演が無ければ、ホームドラマ部分のイメージを到底牽引しきれないだろう。

おそらく作る側も観る側も、むしろその常道パターンをこそ連続ドラマに求めており、あまりパターンを裏切っての展開は望んでいないのだろう、と容易に想像出来る。
いってみれば長寿シリーズだった「ゴジラ」や「寅さん」、今で言えば「釣りバカ日誌」に近いのだろう。
よく言えば安心して観れるが、悪く言えば保守的になりがち、ともいえよう。

登場人物が毎回チャチなドタバタをハイテンポで繰り返し、<主役>のモノローグ視点が中心に据えられていることでは「下北サンデーズ」と一緒のはずの「我輩は主婦である」はその点、興味深い工夫がなされていて、実に面白い。
従来の昼ドラマのわかりやすさとコミカルさの土台に、主人公のはずの主婦が人格ごと作家・夏目漱石(!)に入れ替わる、前代未聞のSF的主役人格交代(しかも、たまに戻る・・・)という仕掛けにより、男性が主婦の視点を徐々に理解してゆく、それを周囲の主婦や記者が眺めなおす、という<視点の多重化>が、あまた存在する平板な印象の連続ドラマから、このドラマに一線を画させている。
後半部で明かされる、手紙の多重奏騒動など、抱腹絶倒もので、モノローグ・ナレーションも含めたドラマ表現の多重構造が大いに効果を挙げている。実際この準落語調コメディー手法は1時間ドラマよりも、毎回30分切り替えの帯ドラマにこそ向いている。

テレ朝系の北大路欣也版「子連れ狼」、あるいは同じ北大路主演の「大岡越前」といった時代劇群にしても、基本形は従来からあまた制作されてきた市井の人情ドラマ路線を、更に繊細な画面の切り取り方と催涙的?表現により強化したものなのだ。
「新・桃太郎侍」には是非、その一歩先の、活気ある表現を期待したいものだが・・・。今のところ真っ赤な服で暴走してるあんちゃん、といった印象。

昭和・平成初期の展開を経て自己再生産を繰り返し、ネオ・スタンダードとも呼びうる型を編み出したウルトラ・ライダー他のSFアクションドラマ群にも、まだまだ常道を見据えつつ<一歩先>の表現を示しうる余地は十分にある、とみる。
「ウルトラマンマックス」では特に中盤以降、大胆かつユニークな飛躍が顕著だった。
続く「メビウス」では<過去作品つながり>の縛りが「マックス」よりもやや強いが、その中で<夢のカード対戦>を行ないつつ、新隊員達各人のドラマを巧みに構成して、まずはちゃんと現代の<職業人ドラマ>として見せている。

本当は、かつてのように大人向きのアクションドラマ枠が一杯あって、空手ものとか、バリエーションがもっとある状況下で異色作が出る、というのが理想なのだが、それは無いものねだりなのだろうか・・・?
「ボウケンジャー」で宝物を守るブルーの元相棒の国際スパイ男(裏切り者で皮肉屋で、嫌な奴!)が「自己満足じゃないのか?」と責めたてるきっつい回など、善悪がはっきりしないゲストキャラが子どもにわかりにくいのでは、と少し心配になった。
(しかもこの回、レンジャー達の指令者まで彼等を信用していない!ひでえな・・・。)
あのシビアな展開パターンこそが本来、大人のアクション・ドラマに不可欠な、醍醐味そのもののはずなのだが・・・。



こうした話を述べてきたのには、それなりの理由がある。
映画やTVドラマの面白さ、というテーマ関連で、視点を揺さぶられ、どうしても一言ずつ述べておきたい、だがしかしその描写力のユニークさを既述するのがある意味、非常に重荷になるだろう、と感じているTVドラマシリーズを3作、部分的とはいえ観たからに他ならない。

その3作とは、
TBS系で再放送中の「ドラゴン桜」、
同じくTBS系放映・毎日放送制作の昼帯新ドラマ「がきんちょリターンキッズ」、
およびフジ・関西テレビ系放映中の「結婚できない男」。


3作のTVドラマ群に共通しているのは、決してひたすら甘い人情路線のありがちな典型に陥りすぎることなく、むしろそのベースへの批評・批判といったクールな視点を持ち、一度登場人物たちを厳しくつきはなし、その批判的視点を踏まえた上に、ドラマの展開と笑いを生んでいることであろう。
成立状況が<一歩踏み出して>いるのだ。
そうなる程に、従来の古典的人情芝居式ドラマは、今のTVドラマでは条件つきでしか、成立しがたくなってきている。


正直言って小生自身は、これら3本のドラマの内容に全面的に賛成、という心境にまでは、残念ながら達しては居ない。
「西遊記2」のお坊様じゃないけれど、人間不信のドラマ性がシビアすぎて、とてもじゃないが悟りが開けない、とでもいうべきか。

「ドラゴン桜」についていえば、社会的競争は何でも強健さと要領だ、とか、クズで負けてくやしい思いを知るから勝とうとするんだ、といった、阿部寛の弁護士兼教師の指し示すいかにも受験先生式のリアルな生活観念にはかなり、反感も抱いているし。人間の本音をひっぺがす高校生兄弟断絶のシーンなどには心底、げんなりさせられる。
(昔、似たようなお説教をする塾講師の話をラサール石井著の本で読んで、とてもいやーな感じがした。ああいうのって、必ずひきずる。)
「がきんちょリターンキッズ」では、アイドル・子役業界のシビアさやら口さがない小学生達の暴言やら相方女優の無神経さやらに、またこれかとうんざりし、大いなるな不快感を得て、初回から随所で吐き気がした。
負けん気の強い者しか、勝ち残れない世界の話だからだろう。
(だから俺は子ども作らねえんだ、と「必殺4」の主水ならぼやくんだろうが。)
「結婚できない男」のホーム設計技師・阿部寛と外来女医・夏川結衣の独身コンビを周囲があれこれ勝手に評して揶揄する台詞にも、全部ではないがところどころで、それ、当人達には余計なお世話なんじゃないの?と感じてはいる。


しかしそうした反感と同時に、これらのドラマ、じつに見どころ満載で、実際面白い。

「ドラゴン桜」では、阿部教師の超人的かつあからさまな、現実的問題対処法のドライぶりが最大の見どころになっている。
「教師はサービス業」と割り切っている、呆れるほどの思いきりの良さは、受験トレーナーとしての自信にあふれた実効主義からきている。しかも法律にも詳しいのだから無敵状態。
高校生達や女教師とのやりとりなど、もう一歩踏み出せば喜劇そのものにすらなりうる要素をもはらんでいる、こういうドラマがつまらないはずはない!
さらには、受験知識の教え方のうまさ。古典小説の含み持つエロ度を教える寺田農の先生!なわとびみたいな模型で解説する科学教師!これは確かに受験生の良き参考になるだろう。
あえて不満を言えば、阿部があまりにも無敵すぎるため、長谷川京子や高校生達の生真面目な言動に一瞬だけたじろいてみせる芝居が、あまり喜劇的効果になっていないところだろうか。
<らしくない>からだろう。


「がきんちょ・・・」では設定こそ一応SFファンタジーだが、お話の本質はグロさの一歩手前のほどにリアルである。
子ども時代の町(1988年頃らしい)にタイムスリップしてきた主役・辺見エミリの女優マネージャー(ウエディングドレスのまま木造の教室に!)が、過去の自分とアイドル時代の元相方に出会ってしまう話で、始めから主人公自身をめぐる視点の多重化、客観性強化がもくろまれている。
過去の自分と成長した大人の自分が、同じ時空間に存在するのは果たしてありか?といった、そこらへんのタイム・パラドックスはややアバウトな解釈になっている。
後に因縁の相方になるはずのやや口のきっついアイドル少女と<ダブル主人公>が演じる、ツッコミ漫才のごとき批判・皮肉交じりの対話ぶりが、ちょっと笑える。
目の前に実の娘が<2人>いると気づいているのか、いないのか?微妙な父親のシビアだが同時に彼なりのやさしさにあふれた台詞、彼の行動の風来坊的破天荒ぶり、なども芝居の見せ所。
「逃げてるんじゃないの?」式の一部お説教台詞に「ドラゴン桜」と同様の<ダービーホース式>勝ち抜き戦の本質を垣間見てしまい若干不快になるのと、全体にどのキャラも少々、けたたましすぎるきらいはがあるのだが・・・。
過去の歴史に介入しようとして結局、過去の路線通りに自分や相棒を導いてしまう辺見キャラには、半ば同情しつつも苦笑、哄笑してしまうのだ。
えらそーな口ばかり利く自信過剰のライバル金満少女にも、苦笑させられる。


「結婚できない男」ではこうした土台の上に、生活感覚上の各人による<認識のずれ>が、大いに笑いを生む。
半ば同情(一部共感を含む)しつつ苦笑、哄笑させられるあたりも、前述の2本と似ている。
ただし、こちらはけたたましい笑いのゴリ押しを避け、比較的にゆっくりしたテンポで、状況の喜劇を余裕たっぷりに見せてゆく。
「ドラゴン桜」では題材の故からか本筋を妨げぬ程度に抑制されている笑いの要素が、ここでは画面編集によるテンポの作り方、芝居の間のとり方の妙により、相当に理想的な形で開放されている。
主役の本音丸出しなミもフタもない突発的暴言?の数々も、周囲の人物達の軽い批評的言動により半ば客体化されていて、そこから笑いが起き、決して過度の不快感を形成しない。
(隣にいきなり、あんなに偏屈な人物がやってきたら、そりゃ誰でも当然戸惑うだろうが・・・。)

一例を挙げれば、阿部寛の設計技師がいざ、外出せんとしてドアノブに手を掛け、ふと食器の汚れが気になって2段階で立ちどまり、すぐ次のカットでは食器を泡立てて洗っている、それだけのシーンがとても可笑しい。特に可笑しいことをやって笑わせよう、と身構えているシーンには見えないのにもかかわらず、可笑しい。
これはもう絵で観る落語の世界、とでもいおうか。

夏川結衣の半分戸惑わされてひきつった?固まり笑顔が、笑いを更に強化していることは言うまでもない。
高島礼子のプランナー紹介業者が、仕事に彼流の信念を持ったプロたる阿部技師の本質を一番、理解しているはずなのだが。
ロマンス方面となると、それはまた別な様子。
阿部寛、大柄大振りな動作が、ちゃんと軽みと笑いに転化されている。立派。
小柄で元気一杯な国仲涼子の後ろにぬっ、と立っているだけで、なんとなく可笑しい。
「トリック」の学者の延長上にある<凝り性・通人・マイペース>キャラクターを、女性向けドラマの世界に放り込んだ時点で、このコミカル・ドラマの成功は半ば約束されていた。高視聴率なのも当然だろう。
(ライフスタイルを模索している独身男女層が相当、注目して観ているのではないか?)
これで後、歌って踊れたら、もう植木等?とさえ思わせる。


以上の話は、観る者にとって面白い映画とは何か?という事とも密接につながっている、とみなしてよかろう。
(台詞第一のドラマと映像優先の映画とでは<肝>が大分違う、という事も当然あるだろうが、ここではひとまず置いておく。)
勿論、これらの3大ドラマと同じ事を皆がやれ!という事ではなく、題材の料理法と俳優の特性を一度クールな視点で見つめなおしてみれば、それまでの<定番>イメージから一歩踏み出し、はみだした面白い作品像が見えてくるかもしれない、という話を、ここでしておきたかったらに他ならない。
昼ドラ、夜ドラ、ともにまだまだ、何が出てくるか、あなどれないのだから・・・。
当然ながら、映画においても。
そこにこそ正に、観る楽しみは在る。


以上。



(注1)そういえば、「ハングマンGOGO!」って最終シリーズがあったよなあ。
ハードさが衰退して、かなりバラエティー寄りになっていた。 [夏・はみだし・シネマクラブ4]の続きを読む
  1. 2006/08/07(月) 13:23:38|
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夏・はみだし・シネマクラブ3

順之助の覚え書き。


コメントに困ってる事が、あります。
やっぱり、というか・・・


有楽町ファンタ、新宿の東京ファンタに続き、ゆうばり国際ファンタ映画祭も、市の財政再建団体入りで先月28日に中止を表明。


例年2月には極寒でドカ雪、しかも遠いので、小生は行ってませんが。
山口・松梨・越坂・水戸監督など、多くの映画関係者には何かと縁のある映画祭ですから・・・。

自主映画も含めて、この手の上映会も、一時の<盛り>を過ぎてきたのだろうか?と、嘆息してます・・・。


では、グッド・ナイト!
  1. 2006/08/07(月) 01:13:20|
  2. 劇場用映画
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夏・はみだし・シネマクラブ2

ゼルディアの、暫定報告。


地球上の読者の皆様。
暑中お見舞い申し上げます。


ただ今、夏休みに入っております。
でも暑さで、昼間はもう、正常活動、限界です。



NYじゃ連日、38~39度だとか。
あっちに行ってた人が「いや~、日本は涼しいね~」ですって。
冗談じゃないですよ!まったく。暑さで170人死んでるんでしょ!アメリカでは。
そりゃ、あっちよりは、まだ2、3度は涼しいんでしょうけど・・・。
やっぱり、暑いものは、暑い。

誰か、当方の留守中に、ちょっと長崎、いや、NASAへ行って・・・
あの太陽に、ディンギルの水惑星(注1)ぶつけて、打ち水しといてくれませんでしょうか?

あ、後、某県のお役人様が処分に困って燃やしてた、っていうニュースの裏金400万円、どなたか消火しといてくださいませんか。
税金や保険料や、ATM振込み制限やらで全国、皆、悩んでいるのに、もう・・・ね。
竹やぶにでも置きなおしといたら、誰もが皆、喜んで拾っていくことでしょう。きっと。
(そういえば<必殺スペシャル>の頃にもあったっけな、そういうの。)


しかしまあ、水曜の、ボクシング世界タイトルマッチ。
判定で抗議や問い合わせ、多かったんですってね。
(ほんとかいな、視聴率42%って・・・!!)
あれ、どうみても、ベネズエラの人の勝ちですよ。押してたもん。
それと何だか、見るからにスケール、小さかったですねー。世界戦にしては。
対戦条件すり合わせ試合、って感じで。
どうも見栄えがよくないし、盛り上がらない。
漫画の「カメレオン」の実写版キャラじゃないよね、翌日の生番組のサングラス姿・・・?(今夏休みで、相手しなくて済んだみの・大塚・筑紫はラッキー?)


フィルムセンターで三橋達也のトレーナーと石原裕次郎のボクサーが出る日活映画「勝利者」を観てきたから、余計にそう思ったんです。
あの裕ちゃんの肉体、あの迫力、躍動感ときたら!
ちっとも古くないですよ、あの映画。
せめて、あれ位じゃないとね・・・。
(踊り子の北原三枝、バレエが途中からミュージカル・ダンス化するのが、日活らしいな。三橋オーナーの厳しい台詞、やっと少しわかるようになった・・・。)


ところで、先々週の「ウルトラマンメビウス」、とある中継の影響で放送時間が16時30分からになるかも?ってHP予告、ありましたけれども。
一応17時半の録画予約も残しといたら、結局移動は無くて、いつもの時間に放送でしたね。ちょっと、得した気分?
あれも、問い合わせ多かったんじゃないかなあ・・・。

ちなみにその回、「レオ」のマグマ星人が2人と、「タロウ」のバルギー星人が、<宇宙の剣豪>にたたっ斬られてました。
地上で砲台直して隕石対策する防衛チーム、眼鏡隊員がコンタクト試着。でも隊長しか気づかない。(それどころじゃなかったもんなあ、あの状況・・・。)
補佐官と助手が珍しく、りりしかった!!です。
ちょっと感動。いい話でしたよ。
でも翌週、青の巨人・ヒカリが星へ帰国しちゃいました・・・くすん。
今度、べムスター、来そうです!一人で大丈夫かな、メビウス?


ライダーカブトは誕生の秘密、なかなか解明されなくて、じらされてますね。劇場版とはどうつながるんでしょう?
出た、女ワーム役の大ゴマ・三輪ひとみ!
「貴方のレクイエムを・・・!」に思わず、クラッ!
ごく自然に言えるあの人が・・・コワいわ。


結構、いろいろ、ありましたね。
では、又。

暫定報告終わり。




(注1)劇場版アニメ映画「ヤマトよ永遠に」参照。 [夏・はみだし・シネマクラブ2]の続きを読む
  1. 2006/08/04(金) 20:51:18|
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夏・はみだし・シネマクラブ1

「日本沈没」観てから、数日。

暑さで、体力的にへばった。
休養が必要。

もう、何もせんほうがええ・・・と。
(芸社の皆さん、お元気ですか?)


ちょっと、休載。


と、思ったが、やっぱり少し書きます。
主水日記。



8月初旬。平日。

樋口真嗣監督版「日本沈没(にほんちんぼつ)」。
劇場受付で又、思いっきり「にっぽん・沈没!」と言ってしまった・・・。
サッカーファンでない事がばれただろうか。
客席、若年男女多く中高年男女もちらほら、20人程。

ありていに言うならば、SF映画としては前作よりはすっきり、おもしろい。
新旧画面表現の混在、技術進歩比較も面白いし。ドラマの流れも良い。
旧作(というより原作)の名台詞・名シーンもシャッフルして、上手く取り込みつつ、大胆に脚色。心憎いばかりの仕上がり。
でも、突っ込みどころもやっぱり、いっぱい・・・というものだった。

前作でいかにもかったるかった<予兆>パートを、ばっさりカットしたのは正解だった。
だって、長いんだもん、あれ。
沈没するのは題名でわかってるんだし、今回は要らない、と思っていた。えらいぞ樋口監督。
で、いきなり沼津の地震と溶岩流からスタート。

柴咲コウのレスキュー隊員、颯爽登場。出方が、かっくい~!
でもあの長髪からまないか?火の粉点かないか?と、ちょっとはらはら。
男勝りだけど、やっぱり女、ってやつ。このキャラ、大成功。
対する草薙毅の潜水艦青年、なんだか内気そうで。おとなしい。
天職で好きなことだけやっていて。よくある海洋学通人の典型。
状況の進行に応じて後付けで、やっと積極的?行動するタイプ。

前作のイケイケ藤岡弘・従順?いしだあゆみコンビとは、明らかに真逆な組み合わせ。
今はこの方がしっくりくるんだろうし、後半部のための狙いなのはよく分かるんだけど・・・
難民少女子役も結構上手いし。
ああ、SF映画もヒーローよりヒロイン・ドラマの時代?

潜水仲間の及川光博、珍しく普通の人だね。ちょっと意外。
それと、今回は吉田日出子ら、周囲の一般市民キャラ達が存在感、明快。
政府側・市民側双方のダブルフォーカス・ドラマが、合成・特撮シーンと肉離れせずスムーズに、印象深く進行。この辺は大いにプラス。
(マグマでxxxx焼、が見たくなる?)

かつての島田正吾に相当?する石坂浩ニ、活躍の場がわずかしか無い。
イケイケなのはもっぱら元夫婦の田所博士と、文部科学大臣。
もう、お二人にお任せします、状態。
小林&丹波コンビ転じて、今や<くず弁護士>豊川悦司と<女ねずみ>大地真央。そりゃ、イケイケになりますわな。
勿論、ここぞ、で田所暴れます。大臣、体面かなぐり捨てます。
誰も止められない。コンボイ・コンビ。

今回新機軸の<沈没対策>、何ともはや・・・
壮大。無茶。大雑把。大博打。
こういう大法螺こそ、SF大作の醍醐味なんだが。
そこまで<ハリウッド寄り>の表現で、いいのか?と、ちらっと疑問も。
反動や副作用も、かなり大きくてやばそうだし。

で、大作にふさわしい迫力シーンは多くて、いいんだけど。
ただ、その・・・
気になったのは他にも、以下の箇所が。

1・沼津の噴火してる山、富士山かと最初思ったけど、違うのね。
後から雪被って出てるから「あれっ?」と。
伊豆の山々月淡く、山はよく考えたら複数あるのだった。当たり前か。

2・「大丈夫、みんなきっと戻れます!」は<公言>としてはまずいんじゃ?
だって、それ言った時点で、もうかなり沈んでるよ・・・。
全員戻って上陸は無理だろう。そこ失言じゃないの?
(原作の第二部にはその対策、出てるらしいけど、劇中には無い。勿論筒井康隆先生の短篇「日本以外全部沈没」にも、無い。)

3・こういう存亡の危機、極限状況のときって、ロス地震の後にもあった、あの<ブーム>が来るもんなんだけども・・・
主役の2人、そっちへは行かないんだよね。
一体なぜなの?と。

などなど、気になる箇所だらけで、未だし未だし、なのだが。
まずまず、見どころ一杯、劇場で観て損はしなかった。
樋口監督の「ローレライ」、未見なんだけど、やっぱり観とこうかな・・・?と。
そう思わせるだけのものは、あった。
ただ、観た後はしばらくの間確実に、<涼>を求めてしまうのだった・・・。



以上。













  1. 2006/08/01(火) 22:54:59|
  2. 劇場用映画
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