特捜調査員ゼルディア、報告。
「ウルトラマンメビウス」、スタート。
第一話から<ウルトラマン誕生40周年記念>の文字が。
冒頭、ウルトラの父に続き、早くも地球へ旅立つルーキー・メビウスを見送るレオ・アストラ・80(エイティ)・ユリアンの姿が。
他にもまだ後ろにいるような・・・タロウか?
どうやら過去シリーズとのリンクが大いに期待できそうですね。
ついに来ました!第二期・三期ウルトラ・シリーズ世代ファンの為の番組が。
前半で地球防衛空軍が全滅するのは「A」の第一話そのままだし。
生き残った隊員(仁科克基)は新マン(「帰ってきたウルトラマン」ことジャック)のレギュラー・次郎少年が叫んでいた「七つの誓い」を伝え聞いてるし。
青年姿のメビウスもそらんじていた。先輩の新マンから聞いてるのかも?
宇宙ステーション・ネームに「V」付いてるのも新マンみたいで。
着任早々のさわやか風来坊青年(今回はセブン・80同様、あくまでも仮の人間姿らしい)に襲いかかり、木の枝からとげを飛ばし、異次元?に消えた謎の白い服の女、なんとなく歯医者のヤプール人(Aの終盤に出てきた。何か薄気味悪かった)を思い出させる。正体は何者?
しかし、25年ぶりに怪獣出現のニュース、という設定にはちょっと違和感が・・・。間、空き過ぎてないかしら?
確かに「80」第一話では、ずっと地球に怪獣は出ていなくてUGM隊員達が基地設備のTVゲームで遊んでる、みたいな所へいきなり襲来、というのはあったけれど。
今回は防衛体制が一応整っていたけれど、ブランクが。戦闘経験が浅かったからあんなにやられたのかな。
秘書?の怪獣襲来報告聞いてた担当官、相当びびって「何で私の任期中に・・・」ってぼやいてたけど、それは当然でしょうね。
メビウスは恒例どおり光線一撃で倒しちゃったけどね。
それと、今回は世間の人々が過去にウルトラマンが来たのを知ってて、「あれがウルトラマン!」「昔ママが見たって」と噂しつつ携帯カメラで撮って、光線技フィニッシュに拍手喝采してるのが何かほほえましかった。これぞ、ファン泣かせ。
でも生き残り隊員君はご不満なようで、「ばかやろー!ビル盾にして!守れて無いじゃないか!」などと、初対面のメビウスにきっついダメ出し・・・。
過去のウルトラマンも結構、建物や森を盾にして攻撃よけてたり、ビルの上に倒れてたりしてたけどね。
災害補償の話まで突っ込んでたらもう、きりが無いし・・・。やれやれ。
思えば・・・
別設定アニメの「ザ・ウルトラマン」世界はともかく、初期(Q・初代マン・セブン)や第二期(新マン・A・タロウ・レオ)や80までのウルトラワールドは一応、世界観が順番につながっていて。過去シリーズのウルトラマンが時折ゲスト的に再登場していた。
でも80とティガは、世界観つながってないんだよね。まったくの新設定で別世界。平行世界に近い。
過去の世界に円谷英二がいて名脚本家達がいて、初代マンが出る、っていう回はあったけど。
ティガ&ダイナはつながってて、ガイア以降はネクサスまで殆どが毎回、平行世界に近いんだよな。
マックスは・・・過去怪獣・宇宙人は出てるけど、出す設定が前と違ってるし。近似平行世界?
メトロン星人の出し方だけ、セブンとリンクしてる?
メビウスは、とりあえず第二期の<ウルトラ兄弟>(というか、義兄弟)世界のその後、という解釈で、いいのかな?と。
でもドラマは当然、平成シリーズ寄りのリアルさが制作上求められるんだろうけど。
新隊長が田中実、にびっくり。
いきなり昼メロコメディー「温泉へ行こう!」「病院へ行こう!」の人が・・・。
80年代日テレドラマの「ジャングル」や「刑事貴族」で刑事だったの、覚えてる人いるかな?
宍戸開といい、最近の隊長は印象若年化してるなあ。
京本政樹がなる日も近い?
さて、次回予告はグドンが出そう。ツインテールは出ないのかな?
それと新隊員スカウト・補充の話になりそうです。
一話でそれらしい人たちが登場してたけど。
伝説のサッカー選手に女性カーレーサーに幼稚園の保母さんに・・・ってそれでいきなり戦闘に出して大丈夫かな・・・?と、ちょっと心配。
「あの子達がまだ避難して無いんです!」と困ってる保母姉さんを助けようと、メビウス君含めたまたま居合わせた一同が救助に協力。
が、あの子達って、ウXXだったのね。子供じゃなくて。
これ又ほほえましい。
おそらく、この新メンバーとルーキー・メビウスの成長を描くドラマになるんでしょう。
ただし、ネクサスみたいに過度なシビアさには、しないでほしいな・・・と願うばかりです。
以上、ゼルディア中間報告、終わり。
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- 2006/04/11(火) 01:46:47|
- 特撮
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順之助の日記。
「ナイスの森」、面白いには面白いんだけど。
何か、軽いんだ。
筋に芯棒がないから。
映画が<解体>してて、テンデンバラバラ。
材料ぶつ切りのまま、リンクしてつないでる。
これ、TVの「ゲバゲバ90分!」や「カリキュラマシーン」みたいで。
そこへさらに、吸血ヒルの性器?じみたヘンなイメージをぶっこんだ印象。
あと、サウンド・スピーカーで演奏実験してて。あれちょっと長かった。
殆どのコーナーが、末梢神経的刺激で終わってるし。
でも、念力少女の夢とか、噂話する温泉3人娘(明らかにノリ、関西系だな・・・)のはしゃぎ方とか、大人・子供ごちゃまぜのホームルーム・コントとか、ところどころでは大笑いした。
各回オチが見えて、じーっと観てるところでスッと幕、という某爆笑映画まつり式?なやりかたが一応、成功はしてるし。場内の反応もわりといい。
でも、やっぱり<映画>としては、軽いんだよなあ・・・。
以上。
- 2006/04/11(火) 00:02:41|
- 劇場用映画
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