特捜調査員・ジェイの報告。
ついに終わりました。「ウルトラマンマックス」。
新聞・雑誌等で{終}マークが無いからあれ?と思った人もいるのでは。でも前週予告編で言ってたから大丈夫か。
カイト、その手でシリーズ最大?の危機を脱するとは!やられた。やっぱり後編への引っ張りだったな。いや、あの状況ではとても正しい処置なんだけど。
DASHチームもエネルギー切れしたマックスのピンチをセブンのガッツ星人エピソード式に救い、大団円。
エリーもすっかり<人間的>になってるな。
その後のエピソードが付いてて、ちょっと驚いた。
つまり次のシリーズとはつながないで完結、ってことかな?
あのメンバーらしく未来に希望を持って、ということで。結構いいラストだった。
とりあえずは、めでたし、めでたし。
次の土曜にミニ総集編?やって終了。
9ヶ月間、おつかれさまでした。
・・・以上、マックス報告終わり。
そして、宇宙人2名、プラス約2名の会話。
ジェイ「さあ、そろそろ君の星まで送ってあげましょうか、スケバルマン。報告に寄るから円盤に乗りなさい」
スケバルマン「え?ちょ、ちょっと待ってくれよ~!まだ地球に居たいんですよお~!こっち楽しいんだもん。帰りたくないっス」
ジェイ「何言ってるの。あなた、星から家出してきたんでしょ?パスポート無いでしょ?」
ビーグル警部「星のご両親から1光年前に捜索願が出てるぞ。帰ったほうがいい」
北町警部補「NASAですか、うちの国際警察は?」
スケ「(駄々をこねる)やだよー!まだいるぜ!」
ビーグル「それにお前、酒呑んでるな。地球の法律では20歳まで酒は禁止だ」
スケ「(ふくれて)いいも~ん、あたしもう、1万7千歳だも~ん!」
ビーグル「それは地球周期換算だ。お前の星の飲酒許可年齢は2万歳だろうが!」
北町「3千年も待つのかよ。見かけ高2位だけどな・・・」
ジェイ「私は2万3千歳ですから飲めますけど」
北町「もういい、何も言うな。呑まんでも頭クラクラしてきた・・・」
スケ「まだ、地球で旅したいんだよ・・・(ぐすん)」
ジェイ「一度故郷へ帰って、実家で謝ってからにしなさい!さ、行きましょ。あなたの星へ出発!」
スケ「いやだあ~!まだ帰りたくなぁ~い!!送るなら京都か福井にしてくれぇ!!」
ビーグル「やれやれ、修学旅行無いのか?あいつの星は」
北町「無えって!!多分・・・」
では、そのうちに又。
[さらばスケバルマン、太陽への出発!]の続きを読む
スポンサーサイト
- 2006/03/26(日) 18:12:59|
- 特撮
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
主水日記。
3/25(土)夜、またしても複数の上映企画が重なっている。
熟慮・検討の結果、今宵のみ観れる新作が最も多そうな、テアトル池袋のENBUゼミ<ドロップシネマパーティー>学生作品上映を選択す。
Dプログラム、<映像クリエイターコース>発表会。
例によって学生中心の集客、司会は緑川嬢。出演者の一人。
オール監督舞台挨拶の後、今回は全作品を一挙に上映。
こちらはさすがに画質レベルが夕陽のシーンなどで高く、編集のテンポも良い、出来映えもなかなか良い作品が揃っている。
広い裾野よりもちょっと中腹寄り位、といったところ。
ただ、課題作としての尺が短いせいか、え、そこでもう終わるの?と思った作品も多いのだが。でもそこを各組でいろいろと工夫しているのは好ましい。
荒川尊康監督「オワカレノウタ」は<カルモダン>なるバンドのPV。
縦方向スタッフ字幕を随所に入れて青春ドラマOP式に、ヒロインと青年達をポップなリズムとともにいきいきと見せる。
でもそれが<本編>だった。だから「え、終わりなの?」の所でもう場内に拍手が・・・。早い。
以下、順不同で紹介。
牧田菜美監督「山田さんとチョココロネ」。一番おもしろかった。
ロールチョコパンをカメラマンが擬人化して撮り続け、モデル女優のごとくプレゼン・プロデュースして扱うアイデアがユーモラス、連続ドラマ形式も効果あり。随所で笑う。
オチも唐突だがわりとほのぼの、生まれ変わり願望、でいい感じの締め。
堀口真司監督「妄想満月」白黒作品。夜の公園寝そべって、満月をめでる青年と横になってる女性、「ああ、吸い込まれそう・・・」あ、彼女が消えた?UFO?いや、これは男性独りの妄想だったようで。
ファンタジックに思わせぶり、あっさりと幕。ムードは出てる。
金子高広監督「DVW」、ボート場で一人漕ぐニヤけたひねくれ青年、皮肉でシラケきった心情を延々ナレーション独白、そこへ別のボートから男が寄ってきて「テロしませんか?」と渡りに船でスカウト、って、なんじゃアそりゃあ!!訳わからんぞ。もう、ついていけん。
この青年、思い込みで爆走し出したらこわいタイプかも。
大島加奈子監督「どす。」。
題名から任侠デイリか?と思ってたが違った。
絵が上手く描けなくて不満顔の女性、街中を歩くも気分は晴れず、そんな時ホームレスのおっちゃんに出会い、初めて少しだけ癒される・・・。
全編主役サイレントで通したのは、正解。表情が浮き立つ。
ひらたたかひろ監督「留守電」、最初キャメラが斜めに傾いたまま公園内を映しているので「何だ?」と思ってたら、次第に主役女性の主観視点描写と判明。ベンチで寝ていたらしい。
同居中の彼氏フリーター君を待ちつつ、メッセージを携帯で送る<手>と<足>のみが映され、電話の機械的時刻メッセージ、いらいらした彼女の愚痴の言葉が余計に際立つ。
見えなくても音声で表情が目に見えるようだ。見せ方ひと工夫の勝利。
石川詩乃監督「Link in the Box!」はよくある失恋女性の自問自答型。
ヒロインのノンシャランとした動きがちょっとおもしろい。
主人公兼ナレーターの女性が気晴らしの徒歩・バス・電車小旅行。結構ナンパされてるが、マイペースな行動と自問自答が過ぎて聞き手が皆、いなくなってしまう。
「おいてくなーっ!」って言ってるアンタ、たまには他人の意見も聞いてやんなさいよ。
(そういうお前だって、人のこと言えるんか!の声・・・。)
同・石川詩乃監督「hutarinohanashi-camera」。
アパートに引っ越してきた主人公女性が、何やらいわくつき?の安い部屋で発見した写真フィルムと手紙から、前に住んでいた男性・女性の名前と行方を探る。
そこには女性側の哀しきエピソードが。
彼女が男性を撮って、フィルムに託した気持ちとは・・・。
しかしフィルムの受け取りを拒む男性、届けに現れた主人公との間には心の温度差があった。
ちょっぴり切なく、寂しいお話。明るい陽光シーンがより切なさをそそる。
藤井洋太監督「トワイライト」、受験浪人でイライラ、試験2ヶ月前に机で行き詰まってる長髪青年。
そこへもうひとりのイケてる?サングラス姿の自分が現れ、「見せたいものがあるんだ」と・・・。
赤い夕陽が美しい。ほっとさせられる、お茶一服。
たまには眺めてみなって。
今回の締め上映は・・・
濱本敏治監督「ある日」(「タクシー」より改題)。
バイクでタクシー営業する青年が都内からあちこちへ走る。お客にヘルメットを被せて、今日も出発進行。
スーツ男を送った後に乗せた女性客を、海辺の突堤前まで乗せるが、様子がおかしい。思いつめてるような・・・。
ここでも夕陽が美しい。きらめく海。
主役抜きでちょっと泣かせるラスト、珠玉の一篇。
ちょっと見直したぜ、ENBU新人監督諸君。
これからも頑張れよ!
以上。
- 2006/03/26(日) 10:07:22|
- インディーズムービー
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0