fc2ブログ

シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

ビーグル警部の告白

さて。
主水日記。


前述した通り、1/9(土)は19時以降<アウトマン福袋>に居た。
例によって団長氏の挨拶により何となくほわーっと?始まる。

毎回丁寧なるパンフレットを一定部数発行出来るとは素晴らしい。
オリジナル・バッジも楽しい。ガムやキャラメルのおまけ、チョコレートの懸賞玩具などにわくわくしたあの小学生時代に戻ったような、ちょっといい気分になる。
年始の挨拶を兼ねての知人・友人中心に会場はかなりの賑わいを見せていた。やはりというか皆、健在な様子で何だか少しほっとする。
翌朝が少し早いので遅くまでは残れなかったが概ね、めでたい正月気分を満喫す。

作品は概ね過去の上映会で観たものなので、反応は大体わかっている。

雪の中の過去オープニング、おっさん体操シリーズ、新作1分オープニング(施設名の時事ネタあるも諸般の事情により記さず)と司会挨拶に続き、アニメの「ウニネコ」シリーズ、「ホワイト」、「殺せる可能性1%」、「徒花の聴牌」、「ヨルノモリ」、「ロシアンルーレット」、「色のない世界」、「真夜中の狼」、「ノスタルジア」。
<アウトマンラボ>制作・上映作のユニーカー軍団が大集合。おさらいとしてはちょうど良いラインアップなり。

特に「徒花の聴牌」「ロシアンルーレット」「真夜中の狼」「ノスタルジア」は何度観てもつい、力一杯笑ってしまう。
まだ1本も観て無い、という人や近頃甘口ギャグの酒が多い、とお嘆きの諸兄は機会を捉えて是非一度観ていただきたい。
ここには作品傾向にばらつきとに独特の偏り(いわゆるポアソン分布?)こそあれ、新しきミニエンタメシネマの可能性、という芽が確かに見い出せる。
中年男性達の心情、粋がる男の渋みとナンセンス・ギャグの微妙にミックスされたアウトマンワールドには、寝覚めのコーヒー飲みのコーヒー(芦田伸介とクリープが見えてきた)のごとき何がしかの魅力がある。劇画「ルパン3世」の世界に隣接している、といったらオーバーだろうか。(例の濱田監督のシネマ秘宝館出品作などは明らかにそのラインにリンクしている。)
この線は今後とも大いに発揮してほしいものである。又、新作が待ち遠しくなってきた。

簡単ながら報告以上。









スポンサーサイト



  1. 2006/01/20(金) 19:55:37|
  2. インディーズムービー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

プロフィール

アWorker

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する