シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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ビーグル警部は、いつまでも

看取ってきましたよ。小雨降る中。
浅草東宝のラスト・プログラムを・・・。
結局4日間、通ってしまいました。


「風林火山」(1969年。こちらは三船敏郎主演版。信玄は錦之助、由衣姫は佐久間良子。裕次郎の謙信、数秒間?登場。隊列の空撮が長い)と「東京オリンピック」(1965。はだしのランナー・アベベや円谷幸吉が出ている。ドキュメンタリー)を時間の都合で初めから観れなかったのが心残りですが。

「日本海大海戦」(1969。三船敏郎が東郷平八郎。結構策士だ。ちゃんとロシア兵が出る。宮古島のイケイケ・シーンだけがひっかかる・・・)
「クレージーの怪盗ジバコ」(1967。植木等が谷啓に・・・!スパイダーマンもびっくり、のんきな追跡劇。スモッグ問題があの時代らしい)
「軍閥」(1970。戦時統制下で陸軍・海軍・新聞社の言論大喧嘩。特攻隊員・黒沢年男の台詞は、あの時期にはまだ出るの早い気が・・・?戦後なら当然言うだろうけど)
「山本五十六」(1968。三船が逆立ち。空中戦シーン多く画面明朗。米兵が全然出てこない。出演者ロールに池田秀一、の名が。まさかシャアの?)

・・・が結構良好なプリントで観れたし、まあよしとするか、と。
「日本沈没」だけかなり、黄ばんでたけど。(火と水の特撮はひたすらど派手。前半の学者解説等が長くて、待たされるのが難点。老人の横の女性は最初、愛人かと・・・?)

6時過ぎに行ったらもう、自販機撤去作業やってました。3台中2台は土曜から既に壊れてたんですけど。
(だって、ミルクセーキのカップが倒れて出てきてたんですよ!上から150円のミルクセーキがジャー、とかかりました。)
だからお客さん、ドリンク持参率高かった。
緞帳(どんちょう)もここ数年ずっと、降りなくなってたそうです。
来るものがきた、というべきか。よくもった、というべきか。
ロビーでは記念撮影に来たらしき人々の「TVも記者も来てないなー」「ああいうのって銀座までだったな」などの声が。

60人近い観客は「東京オリンピック」のマラソンランナー達がドリンクをもう一杯(余計に)飲もうとするシーンに、「日本沈没」の田所博士が暴れるシーンに、笑っていました・・・。

ここが今後どうなるのかは、売店の人も知らないそうです。
近所の名画座群はずっと、もつのだろうか・・・?
さらば、浅草東宝。



で、だしぬけに主水日記。

思えば前週日曜に野方で、さいとうりか監督4年ぶりの自主新作「寅蔵と会った日」を観れたのも何かの縁、だろうか?

オール浅草ロケ。名所風景は殆ど網羅している。
片や主役青年と地元の名物らしき白髪男性のにわかコンビ、片や青年とのデート予定をすっぽかされたヒロインの双方が晴天の下、浅草の名所界隈をさまよい、駆けっこし、互いにすれ違い、いろんな通行人達に出会い、その後再会?する、というだけのシンプルな展開で、それ以上に何か特殊なものがある、というわけではないが、のどかでのんびりとした全体の雰囲気にひと時、心がなごむ。

青年は玩具入りの袋を持った駄々っ子のごとき老人(寂しがり屋なのだろう)の散策につきあわされてデートをすっぽかし、老人はヒロインへの接し方、謝り方を<寅さん>のごとく伝授する。
ヒロインはお洗濯の後、青年と一度は落ちあいそこね、隅田川のほとりにて持参弁当がらみで子供連れの男女に出会う。
最初は出会って3年目位のピンチ・カップル?とも思われたが、どうやら子連れ夫婦らしい。(気づくまでしばらくかかった。)
鈴木明日香がおなじみのユーモラスな味を出す。子役達、なんだかとても楽しそうにはしゃいで見える。(はじめは近所の子か、従兄弟あたりの子ども?かと思っていた。)
和服の山内洋子、近所のおっさん風の石川謙がゲスト的に出るのも微笑ましい。(あの石川登場シーンが浅草東宝周辺である。すぐ後ろがJRAウインズなのだ。空気に溶け込んでる・・・?)

途中の交番、および終盤夜景の<音声>吹き込みシーンについては人により解釈が分かれるところ。
観てから小生も、いろいろな可能性を考えてみた。
(もしやいわゆる幽霊が出てて、交番の人も知らずに居た、とか?の意見も。)
だが、よくよく考えるに小生はやはり、あれはシンプルに当の人物が物陰から指南をしている、と解釈して良いと思う。そのほうが自然である。お節介焼きでもシャイな所があったんだ、という風に。

後味のよろしきお散歩中篇。
浅草のくつろいだ一日、のどかな休日をありがとう。


以上。







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  1. 2006/01/31(火) 23:47:30|
  2. 映画(全般)
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ビーグル警部は、永遠に・・・

老舗の映画館・浅草東宝が、31日限りでついに閉館と決定致しました。観客減少と老朽化には勝てなかったようです。

昭和39年開館というから、小生が3歳の頃からもうあったわけで。
20代の頃オールナイトでクレージーキャッツ映画特集を観に来てます。「ホラ吹き太閤記」「くたばれ!無責任」などが入ってた記憶が。結構地元で夜明かししてる感じのお客さん達で一杯でした。
浅草松竹も浅草東映パラスに編入されてしばらくやってましたが、浅草東映とともに既に閉館。浅草東宝が最後の封切り館となり、27日(金)まで朝と昼間は「輪廻(りんね)」(!)、夕方は「三丁目の夕日」をやっておりましたが。
土曜から31日(火)までは日替わりで<さようなら>特集上映中です。歴代興行収入ベストテン上映、だそうです。
なんと東宝旧作2本立てで500円。もう、やけっぱちのような値段。日曜のみ3本立て、500円・・・。
今頃は1500円でラスト・オールナイト中です。岡本喜八監督4本。「血と砂」以外はもう観た作品なので遠慮しましたが。

土曜は午後力仕事だったので(先々週の大雨と先週の大雪で延び延びになってました。やっと片付きました)、時間の都合により夜の回、「フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン」のみ観に来ました。

終戦前のドイツと日本、海軍潜水艦と心臓医学研究を出した導入部はSFらしくてユニークだし、フランケン少年役俳優が身軽な愛嬌ある演技でそれなりに魅せるも、その後の出たとこ勝負な展開が・・・ゆるゆる。
秋田油田に<光るもの>が出た段階で画面では主犯がバレバレで、筋がサスペンスにならない。フランケン騒動の最中ずっとその事が本筋で忘れ去られており、対策メンバー達が何とも間抜けに見える。
餌を撒いたんならちゃんと張ってろ!奴の居場所特定できんだろ!
バラゴンがカエル並に身軽で、笑ってしまったし。
オオダコ!なぜいきなり参戦するんだ!
自衛隊!ぼーっと見とらんで援護か消火活動せんかい!
などと心中突っ込みまくったのでした。笑っちまったね、あれは。


お客は30代以上の中年男性層中心に40人ほどでしたが、中が薄暗くて相当広いのでがらんとして見える。何ともわびしい感じです。
最終日「日本沈没」あるんだけど。もっと入るのかな?
これで新作人気がわかったりして・・・。



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  1. 2006/01/29(日) 02:22:16|
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ビーグル警部、最後の日

主水日記、続き。


1/21、土曜夜19時、SCUMで最後のシネマキャバレーが始まった。
大雪にもめげず、かつてないほどの常連・新参大集合、満杯の盛況。
最早定番、「FB2」「鈴木マン」出演自主女優・トック嬢の司会。
明るく「シネマ、キャバレー!」の掛け声。

ラストプログラムは・・・

高橋亨監督「餓鬼ハンター」。
樋永真一郎監督「トックにチープだぜ。」。
(松本航平氏との字幕入りサイレント、おっかけドタバタが楽しい。神様出てるなら焼肉の食い逃げ犯も空手で罰せよ!)
加藤義勝監督「Hungry Boy・予告編」(かなりサイケだ雷だ?力作の予感)
岡本泰之監督「MILKMAN2・予告編」(何度観てもいかれてる)、「変身」(虫におびえる女優がいい)、「り」(またもしりとり、笑ってポン。泣くなレディー上村よ)、および「夢みてた頃」(無言劇で少年の成長を描く。風景画)。
谷村幸信監督「Trouble」(17年ぶり!の発掘作。若き日ゆえの軽いTVバラエティ風ロケ・ドタバタ。昔「もんもんドラエティ」って番組がテレビ東京に、あったっけな・・・)。
鶴岡みゆき監督「VISITERS(1本目とOP/EPのみ)」。
そしてラスト上映は・・・岡本泰之監督「油揚げの儀式」。


「餓鬼ハンター」「MILKMAN2予告編」「VISITERS」「油揚げの儀式」については当ブログおよび関連スレッドを熟読の読者諸兄には最早解説不要、問答無用、天下御免の武者修行だろう。(ぱっ!)

初めての鑑賞のとき、司会は別な人だった。
しーとん嬢が司会の回もあった。
ここで毎回、座高の高い人々の頭部の影に難儀しつつも、食い入るように数々の新旧映像群に見入り、魅入られていった。
ここで、様々な人々と出会い、打ち上げでも交流してきた。
気がついたら、<全貌>特集上映シリーズのたびに馳せ参じていた。
アットホームな、シネマ旅する者達の旅籠(はたご)。
あたかも、かつての亀有名画座ロビーのような・・・。

あれから幾歳月・・・

いまだに、「餓鬼ハンタ-」のちゅー学生?とバトルした主役少女にたたっ斬ってもらいたいワルどもが世間に一杯居る。
いまだに、「MILKMAN2」本編?は細胞分裂的生長をやめない。(すでに77人が出演!しているときく。)
いまだに、「夕陽のウエスタン村」他の未公開作品が存在する。
いまだに、<CUT>鶴岡組のメイン・プロデューサー氏は宮沢賢治を諳(そら)んじつつも・・・
「そういう人に私は・・・なりたかねえよバッキャロー!!」と世を憂いて叫んでいる。(シネキャバ会場のメインスタッフでもある。察してあり余る。)
いまだに、「油揚げの儀式」はぶっとんでて、じんときて、かつ笑える。(ついにDVDが発売決定となった。めでたい。)


彼らの旅はまだまだ続く。
再開の地、目下未定。
プリーズ・カムバック・SOON!シネマキャバレー。


以上。




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  1. 2006/01/27(金) 21:12:07|
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ビーグル警部は、もう二度と

閑話休題。


ポレポレ東中野で本日までレイトショーをやっている作品。
いまおかしんじ監督「かえるのうた」は・・・
毎度おなじみ新東宝・国映ピンク路線そのままで。わりと正統派の話。

都会の片隅、下北沢。マンガ喫茶で出合った女2人の奇妙な友人関係、コンビ結成、ささやかな夢、喧嘩と別れ、再会などを<四畳半>的世界の中に描く。
じつに生活くさい話ながらじんわり、泣ける。
片や援交で生活してる孤独な女漫画家、片や子供みたいに駄々っ子してる同棲中、縫製バイトの女。
この2人のやりとり、喧嘩等を長回しする各シーンが見せ所。
対照的な2人をカエルグッズがつなぎ、包み込む。3P、色事、シビアさの間にユーモラスな空気を軽くブレンド。肩がこらない。
しかしまあ、もう二度としない、と言いながら年中浮気してるあんな男とズルズル続いてて。よく懲りないもんだ、あのヒロイン。
その相手が下妻物語?風なのが笑える。長いパン持って戦うシーンも。
ラストが今時、洋画系でもあまりやらない?ファンタジーなオチで、見事に<自然に>締めてみせた。愉快爽快。
置いて行かれるは男ばかりなり・・・?


以上。

  1. 2006/01/27(金) 00:23:32|
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ビーグル警部よ、安らかに

主水日記。


安らかに眠れ、池袋SCUM・・・。
そして中断したシネマキャバレーよ、いつの日か必ず、復活するのだ!
今はただ、待つのみ。


先々週の土曜(14日)は大雨、先週(21日)は大雪の影響と2週連続で公私の予定が大幅に乱れた。

14日は15時前にフィルムセンターへ行ったら(あのどしゃ降りの中よく行ったもんだ・・・)入り口で「松竹の映画は地下でございます」と案内していたのだが、それはまぎらわしい。
確かに地下ホールで当日15時より上映のサスペンス映画「彼女だけが知っている」は戦後の松竹映画なのだが、上のホールで16時に始まる戦前のモノクロサイレント映画「芸者と与太者」も松竹映画、なのだ。見かねた観客達から「両方とも松竹ですよ」と注意が入っていた。
案内は題名で云ってほしいものである。
それと、「彼女だけが知っている」は上映時間約64分、16時からの「芸者と与太者」上映がもう10分か15分ずらしてあれば移動して両方観れるはずなのだ。このプログラム、何とか融通利かんのだろうか?

結局その日は「与太者と芸者」を男性ピアノ奏者付き、1000円で観た。
席の埋まり、半分位。普段旧作上映は500円なので高いと見たか?劇場公開作の1300~1800円に比べれば安いのだが・・・。
(数日前に「令嬢と与太者」を観て、やたら面白かったので又寄ったのだ。そのときも半分位の入りだった)
つぶれた呉服屋の若旦那と恋人が別れ別れに、そこの元店員達3人組は小商いを始め、合間で内輪喧嘩、ドタバタやって笑わせる。他人の家で果物などをやたらに懐に入れたり、餅つき中に餅をむちゃくちゃにしたり。
その3人の内一人に姉が居てこれが芸者で、樺太でひどい目にあって戻ってきた若旦那にほの字に・・・といった松竹蒲田らしいお涙ものの展開。
どしゃ降りなので塞いでいたが、気分が大分晴れた。


21日は大雪の中、又もフィルムセンター。
しかしぎりぎりで、15時からのコント55号映画に間に合わず、がっくり。
急遽16時よりのドイツ映画特集内上映「少年探偵団」(注1)に鑑賞変更。
児童文学「エミールと探偵たち」のモノクロ・トーキー映画化。これがロビーで結構評判がよい。
そりゃそうだ。展開がストレートでシンプル、かつ明朗。
列車内での幻想シーンに犯人追跡部隊。随所で笑う。おもしろい。
こういうわくわくする楽しみをずっと忘れていたかもしれない。これぞ王道。
気分をすっかり取り直し、シネマキャバレーへと向かったのだった。

つづく。






(注1)江戸川乱歩版「少年探偵団」は70年代に<BD7>なる現代化された日テレ版ドラマで観ていた。高校時代に図書館で数作読んで、ちょっと読むのが遅かったな、とぼやいていた。



  1. 2006/01/24(火) 01:57:04|
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ビーグル警部よ、さようなら

さよなら・・・。
ついさっき、「仮面ライダー響鬼」が無事、最終回を迎えました。

クウガの最終回<空我>にちょっと似た締め方でした。
宿敵、<童子(ワラシ)>と<姫>の過酷な宿命・・・予期すべきだった。前回で。
アスムとキリヤ、共に大きく成長していて、えらいぞ、えらいぞ。
師匠と弟子のわだかまりも彼等流に消化されていて、よしよし。
ヒビキさんがもろ塚原卜伝(ぼくでん)になってましたね。
とりあえずあの世界はあのまま、続いてゆくのかな・・・と。

ちなみにヒロイン役の一人、最近は元G3Xさんと<焼肉のたれ>CFで見かけました。
そのG3X氏と龍騎氏は只今、某ホスト修業ドラマで派閥対立中・・・。シビアだ。

「マジレンジャー」はまだ、もう一週あります。こちらも大詰め。
ティターンなる<神罰>側キャラが髪型からアフロ君、と呼ばれてるのが笑える・・・!(ティターンズ、ではない。それはZ<ゼーダ>ガンダム)


さて、テレビ愛知&松竹肝煎りのテレビ東京系特撮新シリーズ「リュウケンドー」。第2話と3話から観てます。

実は・・・ご町内の妖怪退治?という小規模任務チームなので始まる前は少しナメてましたが。(いや、ヒビキもそうなんだけど・・・の声)
どうしてどうして。面白いじゃん、これ。
比較的品行方正?なウルトラ、ライダー、レンジャーとは又、一味違ったユニークな世界が展開中。

CG多用は予算節減策のお約束だが、ここではコロコロコミックみたいなドタバタ、マンガ調デフォルメに応用利かせてる。
ドラマの世界自体は住民の魂を盗みまくる妖魔集団と警察官チームの路上戦闘、というかなりえぐい状況であるにもかかわらず、戦闘中シーンのBGMはなぜか緊張感と無縁、はなはだ<のんき>な曲を流している。
ヒーローの変身場所がなぜか神社前だったり。
彼等の行動もどこかお間抜けで、まっすぐな格好良さとは大分違う。どこかネジがはずれている。ツール(キー付きの剣)自身の発する声ですらヒーローと漫才師のような対話になる。
地元・あけぼの警察署のロビーがキャンペーンガール?やべらんめえ調で騒々しきコスプレ市民でわいわいにぎわってたり。
エキストラの中に源公(そうです、あの寅さん映画の・・・!)が居たり。
婦警さんたちが怪人や巨大暴走機関車(しかも住民の魂を吸収してる)に「往生せいや~!!」で乱射したり。(この戦乱状況下で「発砲するな」「撃ったら始末書!」と言う署長も、酷だ・・・の声)
まるで往年の前田陽一、森崎東監督他の松竹庶民喜劇を観ているようなドタバタ、ユーモラスの度合いが楽しい。

ライバルはまず同時間帯のスカイアクションSFアニメ・「エウレカセブン」だが。(「ウルトラセブン」ではない。知ってるでしょうが念の為)
面白ければこっちを選んだ子供達は付いてくる。特に男の子。
こりゃ、ドタバタかぶってる?「セイザーX」(東宝系)もうかうかしてられないぞ。もう一工夫しないとね。
がんばれ!新参・リュウケンドー。
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  1. 2006/01/22(日) 11:37:40|
  2. 特撮
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ビーグル警部の告白

さて。
主水日記。


前述した通り、1/9(土)は19時以降<アウトマン福袋>に居た。
例によって団長氏の挨拶により何となくほわーっと?始まる。

毎回丁寧なるパンフレットを一定部数発行出来るとは素晴らしい。
オリジナル・バッジも楽しい。ガムやキャラメルのおまけ、チョコレートの懸賞玩具などにわくわくしたあの小学生時代に戻ったような、ちょっといい気分になる。
年始の挨拶を兼ねての知人・友人中心に会場はかなりの賑わいを見せていた。やはりというか皆、健在な様子で何だか少しほっとする。
翌朝が少し早いので遅くまでは残れなかったが概ね、めでたい正月気分を満喫す。

作品は概ね過去の上映会で観たものなので、反応は大体わかっている。

雪の中の過去オープニング、おっさん体操シリーズ、新作1分オープニング(施設名の時事ネタあるも諸般の事情により記さず)と司会挨拶に続き、アニメの「ウニネコ」シリーズ、「ホワイト」、「殺せる可能性1%」、「徒花の聴牌」、「ヨルノモリ」、「ロシアンルーレット」、「色のない世界」、「真夜中の狼」、「ノスタルジア」。
<アウトマンラボ>制作・上映作のユニーカー軍団が大集合。おさらいとしてはちょうど良いラインアップなり。

特に「徒花の聴牌」「ロシアンルーレット」「真夜中の狼」「ノスタルジア」は何度観てもつい、力一杯笑ってしまう。
まだ1本も観て無い、という人や近頃甘口ギャグの酒が多い、とお嘆きの諸兄は機会を捉えて是非一度観ていただきたい。
ここには作品傾向にばらつきとに独特の偏り(いわゆるポアソン分布?)こそあれ、新しきミニエンタメシネマの可能性、という芽が確かに見い出せる。
中年男性達の心情、粋がる男の渋みとナンセンス・ギャグの微妙にミックスされたアウトマンワールドには、寝覚めのコーヒー飲みのコーヒー(芦田伸介とクリープが見えてきた)のごとき何がしかの魅力がある。劇画「ルパン3世」の世界に隣接している、といったらオーバーだろうか。(例の濱田監督のシネマ秘宝館出品作などは明らかにそのラインにリンクしている。)
この線は今後とも大いに発揮してほしいものである。又、新作が待ち遠しくなってきた。

簡単ながら報告以上。









  1. 2006/01/20(金) 19:55:37|
  2. インディーズムービー
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ビ-グル警部の悟空

鉄の日記。


とりあえず2回観たぜ、「西遊記」。

いきなり道中から話入っててアレレ、だ。
もう小林幸子かガッチャマンみたいな衣装の妖怪?とバトルしてる。
始まり方があわただしいよ。状況把握でやや混乱させられた。
「キルビルVOL.2」みたいな捕縛老子キャラの登場、唐突すぎる。菩薩様や三蔵法師との関係をちゃんと説明してくれ。大体仏様じゃなくて儒教だろ、それは。
前兆の鈴の音と決まり文句、先に出しちゃって。まるで昭和30年代のテレビ・ヒ-ロ-だな。随分久し振りに聞いたぜ、あの手の啖呵(たんか)を。

全体は「俺たちひょうきん族」かドリフで旧作パロったVTRコント、ってな感じでさ。アドリブも少ないし、テンポもゆるめだし、ファンタジィとしてはマチャアキ版ほどじゃないけど、部分的にはまあまあだね。
キント雲のサ-フィンCG、動きなめらか。唐沢版のガチガチ硬いCGから随分進歩したよな。
雲どうしのチェイスやアクロバット飛行の笑えるドタバタ、又やってくれないかねえ。

主役のだだっ子孫悟空、正直柄合ってるよ。近藤勇より。
ちょい下品キャラだけどな、悪がき寄りの子供にゃウケるだろ。ああいうの。
最初の回、石から開放された話はどうした?と思ってたら後からちゃんと出た。火の国で<なまか>(仲間をそう呼ぶ。流行らそうとしてるね)思う所や<さみしいって何?>の話するあたり、ちょっと良かったな。ああいう肝の台詞が毎回一つは無いと。
いかにも頼りなげで子豚ちゃんなナイ-ブ八戒、豚よりかなり人間くさいが意外にいいキャラな奴。でも道中で豚まん・・・?共食いだぞ、それ。
それとこれまた意外に生真面目な沙悟浄。
温泉の国で「45?・・・いける」には笑った。
「(彼らは)お人良しです」と微笑む三蔵法師、まんま夏目ジュニアだな。結構かわいいぞ。
及川光博、つくづく貴公子妖怪が似合うよなあ。やられ方は間抜けだけど。

・・・え、不満?
あの女盗賊と老子がまだ、キャラが半端でよくつかめないとこだな。
折角出したんだから、もっと絡ませて生かしてほしい。
それにはもう少し道中シリ-ズものの<定番>、ってパタ-ンがこなれてこないとな。繰り返しの面白さを出すのに11回じゃ定着期間が無さすぎる。タイムボカン並みにしつこくやらないとね。
帯に短し襷(たすき)に長し。ちょっと勿体無いな。

てなわけで、もっと思いっきり暴れろ!御一行。


以上。








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  1. 2006/01/18(水) 02:51:59|
  2. TV
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ビ-グル警部の四服

テレ朝系「八丁堀の七人」新シリ-ズ、八兵衛だけ理不尽な異動されてる。
でも捕り物にはしっかり参上。さすが。
やっぱり七人、月・火・水・木・金・土・日ってな。
(てXXX虫のうた)


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  1. 2006/01/16(月) 20:09:15|
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ビ-グル警部の三服

劇場版「セイザ-X」、素顔戦士が思ってたより少なかったなあ。
ジャスティライザ-とセイザ-Xは素顔で出たけれど、グランセイザ-は博士だけで素顔変身戦士ゼロ。脇キャラも一部姿無し。ちょっと残念。
その一方で、いつの間にかゴジラ・シリ-ズに合流していたあの<轟天号>が出てきたのには、びっくりした・・・。
大森一樹監督、去年の「ゴジラFINAL」に触発されたか。
来年はモゲラも出たりして。
  1. 2006/01/16(月) 00:59:16|
  2. 特撮
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ビ-グル警部のニ服

動画配信サイトのABW、終わってしまいましたね。
小生も「夢の中へ」配信でちょこっと姿が映り、お世話になりました。
いろいろな方達のインタビュ-が観られて、楽しかった。
長い間ありがとうございました。
  1. 2006/01/15(日) 16:24:55|
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ビ-グル警部の一服

「窓」の早風美里さん、今頃は秋葉原でライブ中かな・・・。
  1. 2006/01/15(日) 15:55:07|
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ビーグル警部の出動

主水日記。


年明けの自主映画系、初詣は7日(土曜)の都内・内幸町ホール、<3to4CINEMA祭り>よりスタートとなった。
午前中諸用を済ませ、途中より客席参加。
割と近くに国会が見える。こんな所の地下に上映ホールがあったとは。


<東京国際ファンタスティック映画祭・デジタルショートアワード600sec>での常連組、梶野竜太郎監督とその映像制作チームがこれまでの作品を一挙上映する会。
入場1500円はちこっと高いが、ライブ付きならまあ、福袋だろう。
(この2日後にはシネマボカンにて[アウトプッツ福袋]上映会が催され、こちらが小生にとっての真の新年会と相成った。後述予定)


監督はCM企画をしている人だそうで、いわゆるプロ。
周囲の席は皆、見知らぬ人ばかり。やや不安。
何となくだがミュージシャンっぽい感じの、内輪らしき人達が多い。
なんでも、茶髪の司会者氏によれば「4年に一度も集まれれば・・・」という会合らしい。まるで閏年だ。
普段は主催者をはじめ皆、別行動で多忙なのだろう。
それでもたまにこうして仲間と集まれるというのは、うらやましき限りなり。

プログラムには「植物採集」「ロボ子のやり方」「ジャギュレイター」の梶野監督3作品、メンバーで各種PV・CMを撮るという船迫誠監督の「2月29日」(なんてうってつけなんだ!今年は閏じゃないけど)、および・・・酒徳ごうわく監督のご存知「頭角戦隊アタマイザー5」「リアルニ00ンドックス」(2本とも、ものすごいウケ方だった)の名がある。
これらに加え準備中の新作予告、および未知の男性ミュージシャン(あくまでも、小生にとっては・・・なり)・尾飛良幸氏による、かなり音量ある弾き語り歌唱、アコースティック・ライブが付いていた。

時間の関係できちんと観れた初見作は「ロボ子のやり方」「ジャギュレイター」のみだったが。
概ね軽いタッチの新進アイドル女優短篇映画集、といった色合いでにぎにぎしくコミカル、結構楽しめる。


「ロポ子のやり方」は評判高き新宿ファンタで見逃していた。やっとちゃんと観れた。
主役は男の子をプイ、と袖にして、けろっとしてた女子高生A。
ひょんなことから自殺を止めてやった女子高生Bがそれからというもの、恩人Aをそこらじゅう追っかけ回す。
いきなり赤い灯油の入れ物を背負って現れ「じゃ-ん!」「お助けロボです」「灯油がエネルギ-!」などと言って人目もはばからず盛り上がり、お節介を焼く。
どうやらテレビの「がんばれ!ロボコン」をどっかで知って真似してる模様。いや、ロボコンはガソリンで動いてるはずなんだけど。灯油とガソリン、間違えて使ったら危ないぞ。「燃えろ!ロボコン」になっちまう。
「便利な道具で-す」と言っては小道具を取り出すが、これがみんな、Bが拾ったAの落し物。寄席のマジシャンかアンタは!
しかし街角の変人撃退だけは、お助けロボもさすがに手こずった様だ・・・。
結局このBちゃん、寂しがり屋で誰かに自分の存在理由を認めてもらいたかったのだった。わからぬでもない。人とはそういうものなり。
B役女優全篇ドタバタ、やたらと元気いいのが取り柄で、まあ微笑ましい。
え、そこでもう終わるの、という気もしたが。友情芽生えて、でキリは丁度いいのだろうな、と。



「ジャギュレイタ-」は「ロボ子」に輪を掛けて荒唐無稽、デタラメ極まりない世界。筋などあって無きがごとく。
SWよろしく字幕で一気に魔法伝奇冒険・因縁壮絶バトル・チャンバランド・ゲ-ム世界が設定される。
主役少女2名が唐突に、互いの正体を知ってバトル開始するも、当人達はだんだんバトルしなくなり、もっぱら両者の召還するかませ犬、いやカプセル怪獣たる召還獣達に代理戦争任せっきり。
その召還獣群たるや、ネ-ミングから戦闘能力から、なまけ怪獣ヤメタランス並みの脱力感溢れる、ばかばかしきキャラ3連発で・・・
マットのワ-ム男が特に・・・もう、本筋はみだして、むちゃくちゃ。
笑う、笑う。
逸脱ぶりが完全に主役コンビを食ってしまった。
そして、故意に中途半端なエンディング。
見事に逃げられた!
これ、<シネマ秘宝館>行き、有力。


ああ、これ以上解説しているともう、脳波が。
ゆえにこの回、以上。























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  1. 2006/01/13(金) 21:23:25|
  2. インディーズムービー
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ビーグル警部の安堵

特捜調査員・ジェイの報告。

どうやら、次の戦隊&ライダー、やるようですね。
とりあえずほっとしました。
「轟轟(ごうごう)戦隊ボウケンジャー」と「仮面ライダーカブト」。
コスチューム・デザインは「メガレンジャー」とメタルヒーロー「ビーファイターカブト」に近い?
さて、悪役幹部総入れ替えで仰天させ、復活キャラ(まさかやるとは!)も出てきた「マジレンジャー」と、何となく前作「剣(ブレイド)」に終盤の盛り上げが似てきた「ライダー響鬼」。
両シリーズ、どう終わるのか?注目。

一方「ウルトラマンマックス」、そろそろカイトの正体が周囲にばれそう?なお約束の感じになってきた。

宇宙から来て少年と交流するも、宇宙人研究班にあれこれいたぶられた気の毒すぎる某友好的星人来訪の回。
カイトの正体にもすぐ気づき「君の気持ちは分かる・・・地球ではそうするしかないだろう」と理解を示す。そして後から都市を破壊に来た別の星人から人々を守って消える。
やっぱり、防衛論的な話だとこういう葛藤エピソードが出てくるもの。「ネクサス」は全篇これ絡みで通しちゃったから・・・。うーん。

しかし、それにしても・・・
再登場メトロン星人の回。
「ウルトラマンA」の星人Jr含めると3代目。(注1)
「ウルトラセブン」以来同じ街に一名残って、潜伏していたとは。
(Jrが地球破壊に来てたとき、何をしてたんだ?の声)
しかも人間姿が、寺田農。
ご丁寧にも懐かしのちゃぶ台を用意、文学的?慣用句だらけの対話して、カイト隊員とジャンケンポン遊びしてからかい、携帯の電磁波と便利な道具に頼って人類はほっといても退化し征服される、と捨て台詞を残す。耳が痛い。
そして、沈む夕日の中、まるで戦わずに去ってしまうのだった。唖然。
「俺も連れてって・・・」とつぶやく刑事は「セブン」のペロリンガ星人登場回への追想か?
実相寺監督組らしい皮肉な展開だった。


エリ-が通称<ほらふき博士>(クレージーキャッツ・犬塚弘)のユニコーン?探しを手伝わされるクリスマス・エピソードでは、最初怒っていたミズキ隊員の素早い<納得>に大笑い。ころっと変わる。

年末はエレキング再登場、これまた「セブン」以来のピット星人(注2)がまたしても美女2人組で登場。東京中にエレキングのキモい幼虫をばらまき、飼育者たちを操り脳波・エネルギーの奪取にかかる。
調査に来たミズキ隊員までがその虜にされ・・・怪しいこわーい笑みに。ぞぞっ。そして気絶。(やったね!久しぶり、の声)
カイト、変身道具を奪われ円盤内で苦戦。
戦闘に復帰したミズキを助けて男の株を上げたマックスだったが、ミズキふいに「・・・マックスって・・・?」とつぶやく。
バレかけてるな、もう。時間の問題だ。


で、正月明けの回も予期したとおり?DASH基地内で季節ものの書初め大会。わりとのんき。(「A」じゃ2月に豆まきやってたよなあ)
宇宙の全滅した星から避難してきた宇宙人少女にも、やっぱり正体ばれてるカイト。
無論追ってきた敵怪獣(公募デザイン、だそうです)はDASHチームとマックスに倒される。
やっぱりウルトラマンシリーズは、基本的にこれでいいのかな・・・。
あ、新旧「ウルトラQ」は別格で別枠ね。




(注1・注2)「セブン」のビデオシリーズ続編には、それぞれもう一本ずつ出ていた。こちらではメトロン星人が人間男女姿になります。





  1. 2006/01/13(金) 19:23:32|
  2. 特撮
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ビーグル警部の困惑

主水日記。


「功名が辻」第一話<桶狭間>と「風林火山」を立て続けに観ていた。
1本目・・・ヒロインが主役のドラマと見ればまあまあなんだけど、奇襲作戦ならではの、不意打ちの緊迫感がいまいちのような・・・
でも柄本明のワル智恵<さる殿>ぶりはまずまず。


で、2本目の「風林火山」が・・・
ごめん、2時間半、まるで・・・いつかの、デビ0マンだった・・・・
アンバランス・シーンだらけで。
今、大いに困惑している。

武田信玄の智恵者参謀・山本勘助が主役で、最初の内はかなりの冷徹ぶりを発揮してみせる。
だが。
中盤以降は殿の正妻や側室の姫達に振り回されてたじたじ、のシーンがやたらに長い。名参謀というよりはお付きのじいや風で、笑わされてしまう。
正妻が側室姫に菓子を勧める下りなど、やばそうな空気なのにただ、見てるだけで終わり。
男の合戦と女の意地の張り合いパート、配分と流れのリズムが崩れていて、何とも全体にまとまりが無い。
それと、正妻は貫禄十分で怖い位だが、父の敵に側室にされた姫様が・・・
あまりしゃべらせるのではなかった。時代劇の芝居になっていない。綺麗なんだけど。
これ、「大奥・風林火山」とすべきだったかも。

後、信玄が思いのほか好演で、だんだん豪快に見えてきたのは救いだったが。
川中島の合戦中、大将の陣地前にがらんとした空間が開いてて人気がなさすぎるのは何故?援軍が遅れてる理由は何故?など妙なシーンだらけ。
戦術家としての勘助も描ききれていない。「新撰組・・・」SPの土方のほうがちゃんと説明できている。
おそらく、2時間半以内に収めるために細部の説明部分を大幅にカットしたせいだろうが、ちょっと大雑把すぎた。
合戦時代劇は手慣れているはずの斉藤光正監督も、この原作・脚本と配役ではさすがに手に余ったようだ。

あれを観ていた人は(少なくとも男子は)大半が、ほぼ同意するであろう、と。
まだ、脳波が乱れている・・・。


以上。


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  1. 2006/01/09(月) 01:36:14|
  2. 時代劇
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ビーグル警部の迎春

主水日記。


結局、年末年始は生放送やドラマスペシャル(以下SP)が目白押し、特に時代劇が各局ラッシュなのでいやでもそっちに目が向く。

以前恒例だった「ザ・ベストテン」SPが無くて金八先生SPなのが少し不満だったのだが・・・。あれはエンタメじゃなくて<教育>番組だからニュアンスが大分違うのだ。

日テレ系の「女王の教室」?
秋ごろ賛否両論で噂になってるんでSPだけチェックしたけれど、先生があまりにもお説教くさい。
子供達の叫び、嫌そうな表情。ああいうのは長時間観たくない。気分が悪くなる。
ただ子役達には演技の勉強になるんだろうなあ、と。
(天海祐希は「必殺!三味線屋勇次」のほうがいいです。できれば仕事人側を演じてほしかったけれど・・・。)


日テレ系「河井継之助 駆け抜けた蒼竜」は東北・長岡藩が舞台のやや複雑な幕末異聞ものだが、かなり見応えがあった。
昔、大河ドラマで「花神」(かしん。幕末偉人達は明治開花のはなさかじいさん、位の意味)を観ていたのと、高校時代に学校の個人課題がらみで「峠」を読んでいたのが幸いした。

「花神」では河井役が高橋英樹だった。豪快かつ大胆な印象があった。それが今回は十八代中村勘三郎。(松竹京都映画だから、まあ割と自然な流れ、というべきでしょうか。)
河井には気まじめで軍人家老的な印象があったので「えっ、勘三郎でいいの?」と最初びっくりしたが、この人が演じると飄々たる軽みが出て、行動半径の広さと長岡庶民の人心説得シーンに不思議と好感が持てる。
攘夷派時代の坂本竜馬と河井継之助が劇中で一瞬すれ違うのだが、後の彼と同様の発想を河井が少し先にもう考えていたとしたら(いや、だってドラマでそう云ってるもんですから・・・竜馬だって薩長同盟や新政府発想はあの状況では偉いですよ、ほんとうに)大した頭脳だ。

それだけに後半の<板ばさみ>状況と対官軍激闘が、歴史としてはわかってはいるものの、何とも気の毒になってくる。
要するにこの人、本当はできれば長岡藩は幕府方にも官軍方にも就かず、スイスみたいに自主防衛、対等交流する独立した<共和国>にしたかったのだ。多分皆兵制だが。
うちの藩を今余計な喧嘩に巻き込むな、うちはうちで独立独歩でやってゆく。日本の中同士で争っていると外国勢力に乗じられ二分されていいようにされるぞ、両者で早く一致団結しろ、という本音。
その自主防衛強化のためには派手なガトリング砲すら外国武器商人から購入した。しかし戦況とともに独立の夢は破れた・・・。
農村のシーンが多く画面が明るいのは、この題材においては救いだった。陰影がないと時代劇らしくない、という意見も当然あるだろうが。
歴史学者ではないので厳密な<史実>まではわかりようもないが、こういう立場の人物もおそらく居た、ということで。



ドラマ版「電車男」は後半から観れた。1話以降観てなかったので途中を知らずにいたのだった。
主人公の周囲にサブキャラを数名投入して、フジ得意のドタバタ状況コメディに料理されていて、まあ面白いんだけど「映画とムード違うじゃん・・・」と。
でも、ああしないと3ヶ月間も引っ張れないですよね。
あの中で最も株を上げたのは<対男性好感度>をかなぐり捨てて?熱演した白石美帆と豊原功輔でしょう。いやでも笑わされるシーンが多かった。この2人が主役の2時間コメディードラマを是非観てみたい。サスペンス寄りじゃなく。
しかし最終回、なぜあの古風な喫茶店が?謎だ。
正月だからお子様達も家で観てたんだろうか。つなぎで追加のマラソンパート、あれ、男の子にはウケそうだよなあ。


「古畑任三郎」SP3本と「女王蜂」「里見八犬伝」(2夜連続)まではさすがに手が廻らなかった・・・。どれも終わりのほうだけちょこっと。
しかも、「古畑」の1本と同じ三谷幸喜脚本作品がバッティング。
集中して観るほうだから、きびしい。

NHK「新撰組 土方歳三最後の一日」は近藤勇が既に居なくて、函館・五稜郭に立てこもってる旧幕府軍側が北海道建国の夢破れて戦略会議している話。
奇襲戦法、というと敵味方双方、桶狭間と<ひよどりごえ>が出るのがいかにも実戦派のつわもの達らしい。
もっぱら土方と榎本武揚の対話劇に特化して、死に場所ではなく生きる事を求めるのだ、という話に持っていったのが成功。
最後の武士2人、対照的性格がくっきり浮き出ている。
ただ、この人たちの頭の中では地元に以前から住んでいたはずのアイヌ人達や旧函館藩士達の扱いはどうなっていたんだろうか?と気になった。酪農や商人の話は出ていたが。


フジ系「女王蜂」は角川ブーム時代に原作読んだし古谷一行版も観てるから展開は大体わかっている。(推理小説だから詳細は一切書きませんが。)
警部じゃなくて原作者が現場に同行(!)するのと江戸川乱歩風の<絵描き>をしてるのがちょっと、目を引く見世物。その辺に二十面相が居そうな雰囲気がまことによろしい。
「古畑」3連投、かなり視聴率良かったらしい・・・あれは始めから観ないと筋がよくわからないし。ゆえに保留。(イチローは今、最強の初心者?)

TBS系「里見八犬伝」は「西遊記」や「三国志」「水滸伝」を意識したのか、すごく大陸風な伝奇チャンバラ。NHK人形劇のあれを広々とした大地と大空に開放すると、こうなるのだな、と。
バタバタした深作欣ニ版に比べるとひんやり、クールな印象。
お城の中が暗いのがちと気になるが、まあ昔の城だから。
一人女優(山田優)入れたのは悪くないアイデア。女性で八犬士みたいなバトラーになりたいっていう人、絶対いると思う。
菅野美穂の<幽玄>悪女怪演に、一目でとどめを刺される。もう、こういう役ではドラマ界の追随を許さなくなってきた。
その台詞の通り、ほんとに、人類っていつまでも争い続ける生き物なんだよね・・・。つくづく。
(なお、安房の館山城は現在、内部が歴史博物館になっています。天守閣から展望もできます。いい眺めですよ)




一番ハマッたのがテレビ東京系の3部構成、10時間ワイド時代劇「天下騒乱 徳川三代の陰謀」だった。

例年ならば「いずれ昼の再放送枠で分割放映するから、一時間ずつ観よう・・・」で済ませてしまうのだが。
今年は幕府の影の中心人物・土井利勝(西田敏行)、柳生十兵衛(中村獅童)、荒木又右衛門(村上弘明)の3人が主人公。
で、これに大奥・春日局(片平なぎさ)と将軍家光の母・お江与の方(かたせ梨乃)の対立、知略派の重臣・柳生宗矩(柄本明)の策謀などが加わり、巻き込まれた者たちが振り回され続けてある<決別>、あるいは<決闘>に至るまでの大筋が構成される。
見始めてからたちまちその筋立てに引き込まれ、もうTVにくぎづけ。

「四十七人の刺客」の池宮彰一郎原作、「特捜最前線」(と「キカイダ-01」!)の長坂秀佳脚本、「釣りバカ日誌」本木克英&山下智彦監督。
スタッフはオール松竹京都映画。
ゆえに展開は・・・甘くない。かなりの辛口。

第一部、御鷹狩り中に雷に打たれて倒れた(そうだっけ?ふぐの天ぷらに当たったんじゃ・・・?)大御所・家康(山崎努)が、信頼する家臣・土井利勝が実の子(!)である、と本人およびニ代将軍秀忠のみに明かし、兄弟に「良いやつも悪いやつも、徳川家と天下の妨げになる芽はすべて、鬼となって除け」と遺言して死ぬ。関が原の合戦で大阪方についていた外様大名達の反乱、政権奪取を防ぐためである。
このとんでもなく厳しすぎる遺訓を発端として、政治の実権を握った利勝は春日局や将軍家指南役(つまり武術の専任コーチ)・柳生宗矩と相談しつつ、これをまっすぐに実行してゆく。
徳川家親族の松平忠輝、外様大名の大物・福島正則らが次々と見せしめの的に挙げられ、断罪されてゆく。
大名達のみならず徳川家身内や譜代大名たちまでが土井の政治断行に恐れおののく。

対立勢力候補の外様方・伊達政宗らをひそかにバックアップしているのはなんと、秀忠の正妻にして家光(池内博之。不良っぽい若様だ)・忠長(海東健。能天気キャラで「そ、そうかな?わはははは」が口癖)兄弟の母であるお江与の方。
次期将軍候補の家光が生みの母親から遠ざけられ、春日局に可愛がられた反動でお江与は、過度の忠長びいきになっていた。
旧大阪方の大名や子孫達はお江与と謀(はか)って忠長をおだて、かつぎださんと駿府(静岡)で密談し、何かにつけて家光擁立派をおちょくり続ける。
悪僧侶と赤い蝋燭の林を前に謀議を重ねるお江与、かなり気魄迫る。水ごりのシーンなど不気味。
冷静沈着で理性派の春日局が後から何を弁明しても、所詮は取って付けたる理屈にしか映らないほどに、あのお江与はコワい。
本質的には殆ど、駄々をこねてるだけなのに・・・。

将軍家や利勝に取り入って立身出世で柳生本家を守ろうとする柳生宗矩は、得意の策謀を駆使して反対派の者たちを次々と罠にはめ、落としてゆく。家光のスキャンダル?ですら綺麗に処理してしまう。
剣術の道を模索しつつ諸国を旅する息子の十兵衛に命じて、服部一族の子孫といわれるさすらいの浪人・荒木又右衛門(そうだっけ・・・?)の本心まで探りに行かせる。
だが又右衛門はまったく謀反を起こすようなタイプではなく、ひたすらストイックなまでに己の武士道に忠実な、生真面目な侍だった。感心する十兵衛。

父との手合わせをするはずが、柳生の<忍び>達に引き合わされる十兵衛。
その一人がキューティーハニー・佐藤江梨子の白狐(びゃっこ)。真っ赤な装束に白い狐の襟巻き、夜目にも目立ちすぎる忍び。
十兵衛は次第に、目的のためには自分をも翻弄し権謀術数ばかり行なう父のやり方に反発を覚え始める。

やがて又右衛門はさる大名に仕官し、柳生の里との縁で女・みね(ゴジラ退治・田中美里)と結婚、隣近所で同僚の指南役・河合甚左衛門(林隆三)や荒木家の女中(仮面ライダーファム・加藤夏希)、十兵衛らとしばしの暖かき交流が続く。(そして主人はスカイライダー。すばらしい)
だが、他所の大名家臣に起きたある事件をきっかけに、荒木家と河合家は突如、仇同士となる。
その事件を火種に一連の騒動は巡り巡って、土井利勝と外様大名グループ、お江与の方の対立状況に深き影響を与えており、天下騒乱のきざしとなりかねない一大事へと発展していたのだった。
何とか両者の果し合いを止められないか、と奔走する十兵衛だが・・・。

要するに宗矩・十兵衛親子の心情的対立が後半の軸になっているのだ。
自由すぎる息子をうらやみ憎む宗矩。策謀よりも自由に己が道を極めたい十兵衛。
この2人の対立構図、今の世の中にも十分、当てはまる節があるのではないだろうか?
小生は無論、十兵衛寄りに感情移入したのだが。

なお、長身にもかかわらず<鍵屋の辻>シーンで槍の名手を相手に素早く見せるべく立ち回る村上版・又右衛門の殺陣はなかなかにメリハリがよく、見ごたえがあったことを付け加えておく。
あれを見た直後だと若手にわか剣士2人のくんずほぐれつの立ち回りは・・・やっぱり、言葉は悪いがまるっきりガキの喧嘩だなあ、と。
無論そういう風に演出してるんだろうけれども。
総じて見ごたえたっぷり、まさにこの枠ならではのドラマ大作なり。
こういう意欲的な試みは、どしどしやっていただきたいものなり。


とりあえず年末年始視聴報告、以上。










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  1. 2006/01/06(金) 21:34:55|
  2. TV
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ビーグル警部の年始

さて。
ようやく本日、年頭シネマ旅を開始。
主水日記。


タイのアクション映画「七人のマッハ!!」。
去年末に買った前売り券は無駄にしたくなかったので公開終了すれすれにどうにか観た。
邦題から「七人の侍」みたいな防衛作戦ものを想像していたが、違った。
よりによって、この殺伐とした発端のバトル映画が今年、我がお正月最初の劇場用映画鑑賞になろうとは・・・。やれやれ。

本当は一般市民を巻き添えにする人殺しやテロ退治の話って気分が滅入るので、年末年始に金を払って見たくはなかったのだ。ムエタイや空手のシーンがどんなだか観たいだけ、なのだから。
「少林サッカー」、「カンフーハッスル」、ムエタイの「マッハ!!」と近年続けて観てくると、それらの延長上にある<技>を確認したくなる。

実際、香港アクションさながら、炎のトラック・スタントで「わー、やるねー!」と喜んだのもつかの間・・・
前半の途中まで観ていて理不尽なる人的被害状況と絶叫の渦、あまりにもひどい痛ましさの連続に憤慨し、一時はもう帰ろうか、と思いかけた。が・・・
村人虐殺、制圧事件発生、政府脅迫や核ミサイル登場(扱いがシュワちゃんの某B級ハリウッド・アクション並みにいい加減!放射能の存在を軽視してる!ってこういうの前にもあったような・・・)等の展開が唐突に現れては、最小限の説明のみで一直線に前へと進みゆく。

それと同様、おびえきったボランティア団と村人達の逆襲開始のきっかけになるキーワードも又、かなり唐突。(いかにも軍備国家にふさわしいキーワードというか・・・の声)
ついに怒り爆発、皆、急激に本領発揮。あいつもこいつも。
家族や仲間の仇!とばかりにリベンジ戦闘中のシーン、前半部とはうってかわって躍動感があふれ、画面がハツラツとする。
銃撃戦のさなかに体操(オリンピック級!)と棍棒打ち、ムエタイ、ジャンプ、キック技の連続シュート。シリアスな前半とのギャップに、笑わされてしまった。
手榴弾やPC発射装置の扱い方などもう、むちゃくちゃ、アバウト、運任せ状態である。(ここいら無くして誰が観るものか!)この辺だけが再度のチェックに堪える。
大体、タイの村で祭壇壊して僧侶撃って犯人達に<仏罰>が下らぬ筈が無いのだ。これさえ外さなけりゃ、もう何でもあり、らしきタイ映画の世界。

ボランティアや平和主義の意味って一体何なんだろ、という無力感、むなしさをも正直感じたものの(戦場で悪人の滅亡を仏様に祈りつつ、呆然として眺めている小坊主君がその無力感の象徴だ)、他人の自由と命を理不尽に奪い悲しませる者はどんな立場だろうと一般市町村民の敵!という事だけは十分に理解出来たのだった・・・。
スタントやアクションシーンは面白いが劇中被害者の多さが相殺。
憂さっぱらしには良いけれど、総じてあまり楽しい気分にはなれなかった。

原題は<BORN TO FIGHT>。生まれながらの戦士、というわけだ。
この内容ならば邦題は<マッハ・ファイター!!>のほうがふさわしいのではないか?


以上。

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  1. 2006/01/05(木) 23:56:05|
  2. 劇場用映画
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ビーグル警部の新春

当所をご覧の皆様、あけましておめでとうございます。
趣味人観客でございます。


大晦日は珍しくTVっ子に戻ってました。生が一番。
紅白、PRIDE、Dynamiteをザッピングで観ながら過ごし、千葉テレビの生カウントダウン番組(地元らしく全面ロッテマリーンズ・ファン向け!<バレンタイン神社>なるものまで用意してる・・・元旦午後6時まで局にお参りできるそうです)を眺めながら、新年を迎えました。

去年よりは、みのもんた流おちょくり司会のおかげで紅白が弾んでました。(そういえば中学時代の友人が「ワイドNO・1!」のラジオDJファンでした。どうしてるかなあ?)
まさか布施明の歌で仮面ライダー響鬼・威吹鬼・轟鬼と怪人達のアクションまで観れるとは思わなかった!ありがたや。
長髪の歌手が出れなかったタブーだらけの時代をかすかに覚えているので、隔世の感がございますですよ。NHKも随分、くだけてきてるようです。
日テレの漫才は南海キャンディーズだけ、文句無く笑えました。出てきただけでユーモラス、おかしい感じのコンビというのはいい意味で強い。
選手をよく知らないのでTBSとフジの格闘技は初めてちゃんと観たんですけど、ポイントを押さえた見せ場だらけの激しい<ショー>試合ですねー!いやでも興奮させられる。あれじゃ去年紅白が食われるわけだわ、ほんまに。
押さえ込んで寝技でねばる出場者が多いんですねー。いやー、あれは相当しんどいわ。
TBSの<最強の初心者>字幕には笑った。
フジ、前説映像の因縁対決盛り上げが引っ張る、引っ張る。ありゃもう殆ど文学作品ですよ。
試合終了以後、挨拶で先輩側がよろけつつ片足とびでリング中央に出て「支えてくれよ!」と言っててもなお後輩側が「それは、是非、引退のときに・・・」と返しているのが不謹慎ながら苦笑してしまったです。もしやマジでコワいのかな、まだ。

「ゆく年くる年」で豊川神社と延暦寺の除夜の鐘を聞き(これが日本に住む事だよ)、次の生番組でさだまさしさんが「今年は生で観てます。ビデオが故障しているので・・・」の投書を読むシーンでやっと、初笑いしました。
ところで日テレのおっかない<火の玉キャッチ>は結局、どうなったんだ・・・?


では、本年もよろしく御願い申し上げます。
[ビーグル警部の新春]の続きを読む
  1. 2006/01/01(日) 10:35:11|
  2. TV
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