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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

魔女の継承式

公用・私用および日時バッティングで時間が空かず、9月・10月中につきましては約3箇所の映画イベント予約を断念致しました。
あと一日、せめて半日、スケジュールが空いていれば・・・というのが実に多いんです。泣きたい・・・。
(泣くなよ、おめーよ、の声)

さて、小生の中には2種類の<アメリカ>が同居しております。
片や、なにかというと国際政治と戦争と核とテロがらみで、ミリタリーでウエスタンで、人種別階層化とUFO伝説?とスパイ合戦で「ランボー」「プラトーン」「GIジェーン」「フルメタル・ジャケット」で「ワグ・ザ・ドッグ/ウワサの真相」な<アメリカ>。
(おそらく「スモール・ソルジャーズ」や「チームアメリカ」もそれらの延長上に・・・?)
と同時に・・・
子供時代にTVの再放送で浴びるほど観れた、「奥様は魔女」や「ルーシー・ショー」、グラハム・カーの「世界の料理ショー」、「セサミストリート」などが描く、家庭的でロマンスだらけでユーモラスでいたずらっ子が一杯でコメディアン大好き!な明朗なるイメージの<アメリカ>。
こういうのをシンクロでずっと観ながら、日本人の小生はすくすくと?育ってきたのでした。


観る前は「また、流行りのリメイクかよ・・・」とあまり期待していなかったハリウッド映画版「奥様は魔女」ですが、TVシリーズのパロディとして大変よく出来ておりました。
やるじゃん、ノーラン・エフロン監督。
男女間の感覚的差異を二軍落ちしかけたスターと新人女優の差異、魔女と人間の差異、と3重奏構造化し、旧作のファンをもニヤリとさせるシーンをまぶしつつまったく新しい映画に仕上げててお見事!でございます。
(「ユー・ガット・メール」では本屋業界の悲哀が、観ててちょっとつらかったんだけど。)

主演映画が大コケしてTVコメディ・ドラマで再起を図る、自己中心的でわがままで大オーバー演技のダーリン役俳優、ウィル・フェレルがTVコメディアン風演技で全開。いかにもハリウッドにいそうなキャラです。周囲はみんなでああやってご機嫌とってるのね・・・。人のフリ見て我がフリ直せってか。
シャーリー・マクレーンのエンドラ役女優は元祖エンドラ(ダーリンが何に化けさせられるか、毎回コワい!)より優しく見え、婿殿いびりの凄みには欠けるが「この人ももしや?」と思わせる<業界魔女>風リリーフ役に徹して軽妙。マイケル・ケインの魔法使いパパはロマンスグレーな?プレイボーイぶりを発揮しまくり。なんとも微笑ましい光景。
でも全体的には当然に、二コール・キッドマンのコメディエンヌぶりをたっぷりと楽しむための映画でした。
自立願望、他人に<必要>とされる嬉しさ、スターの身勝手さに対するささやかな復讐、恋のときめき・・・もう素晴らしい全力ハッスル演技です。サマンサを継承したイザベル、になりきってます。

おのおの方、これは観とかないと損ですよ。
(劇場で見逃した方はDVD化を待ちながら、旧作TV版ビデオ・DVD第1巻を観て予習してみましょう。オマージュ・パロが2倍楽しめますよ)


やっぱり、こういう能天気な<アメリカ>がいいです。小生は。
では又。




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  1. 2005/10/02(日) 10:23:12|
  2. 劇場用映画
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