fc2ブログ

シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

富士の浮世絵

突然ですが、昼11時半よりテレビ東京で「眠狂四郎円月殺法」(歌舞伎座テレビ)放映が終わり、「必殺からくり人 富獄百景殺し旅」(松竹京都)が始まりました。

非主水・からくり人シリーズの4作目、趣向は1作目と同様、人気絵師の浮世絵に赤いあぶり出しでターゲットの手懸かりが浮き出てくる。絵師は葛飾北斎。
第一話「江戸 日本橋」、ポイントはこの狂気のアーティスト北斎を演ずる小澤栄太郎。輸入物の青い絵の具が買いたくて自分の娘(吉田日出子)を売ろうとする程。
レギュラーの旅芸人一座座長・山田五十鈴(武器は三味線のバチ)・沖雅也(釣竿状の首締め道具)芦屋雁之助(釣りの<びく>で頭骨潰し!)すら押さえてすごく目立つ印象。
座長の助手が落語家の江戸屋小猫。例の指くわえてピーっ、と鳥の鳴き真似やる人です。
一座の踊り子・高橋洋子(小説「雨が好き」作者)がアヘン窟を焼くため火の点いた輪を投げるのが夜にはまるで<ガメラ>に見える。

なお、初放映当時、高橋洋子さんが急病のため倒れ、途中第五話からいきなり真行寺君枝さんに交代してるそうです。あしからず・・・。

スポンサーサイト



  1. 2005/09/15(木) 01:21:16|
  2. 時代劇
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:1

プロフィール

アWorker

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する