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特捜基地通信。
「ウルトラマンネクサス」は結局9ヶ月放映で、新番組「ウルトラマンマックス」と交代しました。
1年間引っ張れなかった理由は明白。
画面も話も暗すぎ、殺伐となりすぎた。
子供たちの人気が無かった。いや、子供たちを退かせてしまった。
玩具が売れずスポンサーが支えきれなくなり、イメージチェンジを求めた。と見てよいでしょう。
特にダークメフィスト野郎。あまりにも凶悪犯すぎたのがまずかった。
「Xファイル」や「謎の円盤UFO」「ロズウェル」などの海外SFドラマの線を織り込み、映画の2、3本は作れそうな設定と筋と展開をこれでもか、これでもか、とぶちこみまくった。
ウルトラシリーズをSFドラマらしく更にレベルアップする、という斬新かつ意欲的な挑戦はとりあえず買えるし、最後まで全体のトーンを変えずに世界観を支えきったことはきちんと評価すべきだろう、とは思うのですが。
大人の人間ドラマを濃くした分、お客様のはずの子どもたちやご両親の大半を置き去りにしてしまった感は否めないでしょう・・・ね。
後3ヶ月で消化するはずだった数々の伏線に関する<解答>をバタバタと最終回までに披露、どうやら連続ドラマとしての結末は完成してます。
しかし・・・主犯って、あいつなの!?それ、ひどいよ。ウルトラファンの夢ぶち壊し。
やっと最後になってあの人とあの人も・・・デュナミスト(変身適合者)になれたのに。この2人なんか、あれだけずーっと因縁と感情の<溜め>があるんだから、ここ位もっと派手に暴れさせてやれよ!ドラゴンボールZみたいに。短めにあっさり処理してカタルシス不足。時間が無くて省略したんだろうな。
それと製作サイドで当初予告してた<ノア計画>って、先に玩具化してたラストバトルのあれ・・・を出すことだったの?
じゃ、終盤の3ヶ月出てたブルーのウルトラマンの立場はどうなるんじゃ!ビニール人形出てないぞ。売れないと見たのか、後から出すのか?
それとこのエンディング、姫矢の扱いがよくわからないです。溝呂木は・・・ああなったのはわかるけど。
・・・と、数々の不平不満が残った「ネクサス」でしたが。それもこれも力のこもった出来だからこそ、なのでしょうけどね。
ただ、比較的にのどかに笑って許せる範囲(ジャ00ィ00ザー?等)ではないレベルの不快さの印象が「ネクサス」観てしまった者達の心には、ずっと・・・残るんだろうなあ、と。
ともあれ、関わった方々、お疲れ様でした。
で。がらりと変わって明朗になった新番組「ウルトラマンマックス」です。
ヒーローの容姿は「ウルトラセブン」似、赤と銀色の隊員服は「ネオス」似、オープニング映像(以下、OP)は人気怪獣や宇宙人の影絵入りで初代ウルトラマンや「帰ってきたウルトラマン」や「A」似、久しぶりに画面いっぱい大きな文字の<XX怪獣00登場>表示(これが見たかった!)、長官と科学者役は初代・科学特捜隊のハヤタ&フジアキコ隊員コンビ、次回予告編ではエレキング登場、と明白なる原点帰りに懐旧思考。
一歩間違えば退廃になってしまうのでは?とはらはらもしますが。
そこは日活映画「みんなあげちゃう!」でいきなりウルトラの母を出した(フフフのフ・・・)金子修介監督と平成ゴジラ・鈴木健二特撮監督の参加が功を奏して、初めての子どもにもとっつきやすく親しみやすい、テンポも快調な導入部になっております。
地震、噴火、怪獣2体対決、基地・特殊組織の成り立ち紹介(国連の生態系・環境対策らしい)、撃墜作戦、ヒロイン隊員のピンチ、主役の合体・変身、大バトル、必殺技、スピーディーな事件解決、入隊エピソード、ヒーロー命名、と一気呵成にテンポ良く展開。見せ場の連続、実に無駄がない。
きびきびした体育会系?隊長が「食いしん坊万才!」宍戸開なのも適役。イデさんっぽい外人隊員もいる。女性隊員も2人、一人はどうもアンドロイド?のようですね。
前作をリアルSF志向とすると今回は生態系&ファンタジー志向でしょうか。平成ガメラ・シリーズでリアル志向の極地へ到達した金子監督が、自ら「ウルトラマンはM78星雲からの監視員でしょう!」の世界へ戻ってきたというのも、何だか不思議な感じが・・・しますね。正に原点帰り。そういえば新「ウルトラQ」も2本撮ってましたっけ。元々撮りたかったそうですし。
毎週一話完結のスタンダードに戻ったウルトラマン。バリエーションに富んだ夢のある画面とエピソードを期待致しましょう。
今、月曜14時の千葉テレビでマチャアキの「西遊記」放送してるので、本当にそう願うのです・・・。「三丁目の夕日」映画化公開も楽しみですし。
では又。
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- 2005/07/05(火) 22:09:02|
- 特撮
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開幕、第一声。
鉄「わっ!な、何だここは!ブログじゃないか」
秀「つい、こないだまで掲示板だったよな?俺たち。通算700回だったっけ」
主水「いやー、驚いたよ。次スレからできればブログにしたいな、って話は周囲にはしてたんだけどね。何しろ自分じゃひどいメカ音痴だから・・・」
加代「本当にできちゃったねー!八丁堀」
順之助「何ていうか、こう、長崎出島の蘭学的にはタイムスリップしたような感じで」
竜「<戦国自衛隊>みたいだねェ」
鉄「思いきって作ってくれた管理人様には感謝、感謝だな」
主水「この場を借りてその勇気ある決断に深く御礼申し上げます!どしどしやりますからね」
政「そういや、前の掲示板の最後の所からもう、記事始まってるよな。林由美香さんの件」
主水「あれはいきなりだったから。ショックが大きかったんだ。やっと立ち直ったところだよ」
錠「亀有名画座や新宿ロフトプラスワン、御茶ノ水のアテネフランセに渋谷アップリンク旧館とピンク関連上映イベントでいつもゲストや司会されてて。常連だったからなあ。寂しいよ」
竜「初書き込みでとんだ話題になっちゃったなあ」
主水「お弔いと云ったらなんだけど、土曜夜の出演作レイトショー初日行ってきたよ。渋谷シネマ・ラ・セットの怪談短編5本立ての。原作者の平山監督も含めてトークゲストの監督3人と大入りの観客みんなで黙祷してきたよ」
鉄「落語家の快楽亭ブラック監督の挨拶は文字通り、黒い笑い入りで振るってたな。とてもここには書けないヤバさだったけど。多分津田寛治監督が詳細<TVブロス>あたりに書くと思うよ」
主水「正直、原作者の監督作品が一番ちゃんとコワかったな。矢部美穂ファミリー出演の作品はこわい、というより虫が気持ち悪かった」
鉄「遠藤憲一主演のヤクザ兄貴作品は弟分の人だけずっとしゃべってて、何だか刑事の出ない<刑事まつり>調だった」
主水「津田寛治さんのはコワさはまずまず。堅実にヨーロッパ文芸映画風のウォーリー君探し、みたいな・・・感じ」
勇次「シャレかい!」
鉄「快楽亭ブラック監督の由美香さん出演作品は古典怪談しつつ原典パロってて素直に面白かった。大蔵か新東宝系で<お江戸でござる>観てるみたいで。反応も特に良かったよ」
錠「それがあの人の花道、になるのかな」
秀「いや、9月に大蔵系ピンクで吉行由美監督のが公開になるから。それが最後の作品になるんだろうな」
鉄「つくづく惜しいよな・・・」
主水「・・・というような感じで邦画や自主映画、特撮ドラマに時代劇、その他映像作品群にまつわるもろもろのお話をこれからもあれやこれやと、ジャンル超越しつつ語りまくってゆく所存ですので」
秀「あ、それ言っとかないと初めての人にわからないよなあ」
竜「洋画ももう少し観なけりゃなア、と」
順之助「今後テーマ別コーナーにしていくのかどうかは、後々のお楽しみ、という事で」
鉄「多少ごちゃごちゃのほうが俺は、面白いんだけどね」
加代「では皆様、隅から隅まで、ず、ず、ずいー、と・・・」
一同「よろしゅう御引き回しの程、御願いたてまつりまする!!」
(拍子木の音)
- 2005/07/05(火) 00:49:59|
- 日記
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