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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

新・刺客人マキ「衝突」

貢の、つぶやき。



絶好調「龍馬伝」(NHK)が、
17日放送回で、
<いろは丸事件>を、扱った。

結構、策士だったのね。
坂本龍馬って。

あまりにも、タイムリーすぎる。
いろんな意味で・・・。


と、それだけ。


以上。
  1. 2010/10/18(月) 20:44:21|
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仕事人、静かに去る

小五郎の、日記。


7月11日、日曜。

昨夜は、遅くなったので、
翌朝、土曜の留守録を、観た。
副音声がCM後に少し、入ってしまったが、
鑑賞に大きな影響は、なかった。

その番組とは・・・

「必殺仕事人2010」。


冒頭に、<中村主水に捧ぐ>と、あった。
故・藤田まこと氏、追悼の意をこめた、新作スペシャル。


いきなり、一同仕事中!シーンから始まる。
その際、江戸で流行りの、
<天誅>侍斬り事件の、犯人らしき者が通りかかり、
誰かに、裏の仕事を見られた!
と焦る、仕立て屋・レン。

あれ、以前は坊主だったのが、
髪伸ばして、モデルチェンジしてるよ!
(後で、坊主頭の奴が出てくるから、
 イメージ差別化、かな・・・の声)


で、さて・・・
中村主水のVTR使用は、回想時のみの模様。
彼は、どういう扱いになったのか?というと・・・

主水は、せん・りつと共に、
急な任地替えで、西の方(関西?)へ、
中村家ごと、引っ越した模様。
戸口にはなぜか、お別れの張り紙と一緒に、
十手と、木の名前札(根付?)が、残されていた。

現役仕事人達が来た時には、
すでに中村家の自宅は、空き家。
いきなりだったので、
すぐ隣に住んでるはずの、同心仕事人・渡辺小五郎も、
女元締・お菊も、仕立て屋も、
まったく知らなかった様子。

(まるで・・・夜逃げ!?の声)
(仕事人にしては、ぬかったな小五郎・・・の声も)


代わって、新しい同僚同心の、子だくさん一家が、
中村家の後に、引っ越してきたのだった・・・。
「子育て手当でも、あればねえ」などと、早速時事ネタ。


で、今回の話は、
若手幕閣・勘定吟味役、風間右京乃助の行なう、
政治闘争・財政改革・事業仕分けと、
その江戸市民への影響、というもの。

普請事業の人足には、現場の仕事がなくなり、
口入れ屋の前には、仕事にあぶれた人足達が、殺到・・・。
当然に、事業仕分けの実行指揮者・右京乃助が、
皆に、恨まれはじめる・・・。
「必殺」得意の、現代的時事ネタが、冴える。

これがらみで、
田舎の子供の仕事依頼(!)を受けた、
経師屋の涼次が、
旅先から江戸へ、帰ってくる。
標的の役人・風間を尾行、見張るも、
謎の用心棒に、行く手を阻まれる。

<いろはかるた>を投げる技で、警告してくる、用心棒。
「い」なら「犬も歩けば棒に当たる」で、
「深入りするな」、という具合。
これ、ちょっと面白い。

やがて、侍狩りの犯人と、<不動明王>文句との関係を、
寺社奉行協力の下、表の仕事で調べていた、小五郎と、
風間右京乃助の尾行をしていた、涼次は、
とある古い寺で、合流。

標的たる、世間の嫌われ者・右京乃助が、
実は<旗本家の柿本平三郎>という、別の名で、
密かに、市民運動家的活動をしている事に、
仕事人一同は、気付く。

平三郎としての彼は、好青年。
古い荒れ寺に、食い詰めた人々を集め、
家宝の茶碗を売った金で、
定期的に、炊き出しの場を提供したり。
階層社会を超えた、理想の助け合い精神を、
そこの仲間達に広めようとまで、していたのだ・・・。

(あれ、結構いい事、してんじゃん・・・?の声)
(せめてもの、罪滅ぼし、なのだろうか?の声)
(この時代に、階層超党派は、ありえねえだろ~?の声も)

おりしも小五郎は、妻の懐妊!の報に、
喜ぶどころか、内心、戸惑っていた。
人殺しの自分なんかが、
人の親になって、いいのだろうか・・・?と。
(主水も「商売人」とか、
 よくこれで、悩んでたっけな・・・の声)

その本音の一部を、ちらりと、平三郎に語る、小五郎。
平三郎もまた、
「私のやった事も、あやまち、だったかも・・・」と、
いろいろ別な意味で、悩んでいた・・・。


が、しかし。
蜜月はいつまでも、続かない。

侍斬りの犯人判明、
町人女性の妊娠、
大奥の御年寄らの脅し・揺さぶりなど、
状況の急速な変化により、改革途上で、
大スキャンダル暴露の危機に追い詰められた、
右京乃助(=平四郎)は、
ついに、対応を180度、転回。

緊縮政策の一部転換、
上司の筆頭老中(「必殺」殺され役常連・津川雅彦)謀殺、
政敵(「仕舞人」他・本田博太郎)取り込みを、画策。
更には、証拠隠滅のため、
取り込んだ役人らに命じて、
せっかく作った、炊き出し場の世界を、
自らの手で、すべて、崩壊させてしまう・・・!
(うわ、ひでえ~っ!の声)

悪人も、善人とは紙一重、
実は人間、表裏一体なのでは?という、
いかにも「必殺」らしい、ハードな展開。

そして、江戸で涼次と再会していた、
セミレギュラー・如月が、
今回、頼み人になり、泣かせてくれる。

毎度おなじみのアジトで、
「理は、どっちにある?」「俺だよ!」などと、
例によって、シビアで皮肉なやりとりをしている、仕事人一同。

かつて、中村主水のいた席に、
仕事料を置いていく、涼次。
主水の分まで、仕事して、
「必殺仕事屋稼業」の名文句まで、披露。
(緒形拳の半兵衛も、にんまり・・・の声)

終盤、主水の出番こそ無いものの、
レギュラーメンバーの頑張りと、
ナレーター台詞使用、刀の使い方など、
小五郎の、主水リスペクト行動もあいまって、
敬意は十分に、払われている、と見た。

おかげ参りの列が、
江戸市中になだれこむ場面群が、痛快。
あれこそ、民衆本来のパワー!と。
何だか、踊りたくなっちまうね。一緒に。


うん、良かった。
見応えのある、必殺スペシャルであった。
(これ、続編、いけるよね?の声)


以上。
 


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  1. 2010/07/11(日) 13:03:24|
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仕事人、帰って来る

主水日記。


今、著者は、超ハイ!な状態、である。

金曜夜から、突如、一部親族達の上京連絡により、
急遽、<第二次>親族会議の準備を、始めることになったのだ・・・。

土曜には、予定の一同が揃い、
日曜と月曜は、その会議の、真っ最中!となった。

更に、一同の大半は、そのまま、
TVでFIFAワールドサッカー観戦に、はまっていったため、
こちらはさらに、予想不能な、
<筋書きの無い>サッカードラマ?に振り回されて、
もう、へとへと・・・なのだ。
あれは、映画も顔負け?の、猛烈な展開である・・・。


そんなこんなの多忙さで、
それ以後の記事UPが、やや遅れているが、
何分、ご了承の程を。

以上。


追記:

なお、22日(火)よりテレ朝系で、
平日午前10時半より、
「必殺仕事人2009」再放送中。

(ただし、「ちい散歩」の日は、休みね!の声)

また、23日(水)より、チバテレビでは、
平日午後2時より、「必殺仕事人V」再放送が、始まっている。

オンエア地域で、もう一度、
中村主水や、からくり屋や、
組紐屋の竜に、会いたい!という方は、
是非、放送日のご確認を!

(花屋の政、電磁石の順之助も、お忘れなく・・・!の声)


以上。


  1. 2010/06/21(月) 21:26:52|
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ビーグル85「激闘・江戸のGメン対盗賊軍団」

ビーグルGメン・・・いや、
おでん屋・左門の、日記。


約一週間遅れで、ようやく、というか、梅雨に入った・・・。


さて、一年ぶりの「鬼平犯科帳」、
新作スぺシャルを、観るとしよう・・・。


今回の実質的主役は、<高萩の捨五郎>(塩見三省)。
元は、商人屋敷の様子を調べて、詳しい絵図面を作り、
盗賊達に売っていた、嘗め役(なめやく)。

だがある時、表で人助けをした事から、
「あれなら、人の心がまだ残っておる・・・」という訳で、
江戸の盗賊Gメン・火付盗賊改め方の、
密偵(蟹江敬三)が、接触してくる。

盗賊一味が捕まった時、足にけがをしていたが、
改め方長官の、長谷川平蔵(中村吉右衛門)の屋敷で、
その妻(多岐川裕美)の手当てを受け、 
長官直々に、ビワの木で作った杖まで、いただく。

助命への感謝から、捨五郎は、
平蔵配下の密偵に、転職する。

そんなある日、裏の仕事で縁のあった、
盗賊の頭・妙義の団右衛門(津川雅彦)が、江戸に現れ、
引退前に大仕事するから、手伝いを、と、捨五郎に接近してくる。

早速、密偵として、長谷川平蔵につなぎを取り、
盗みの情報を仕入れ始める、捨五郎。

だが、すぐに仕事を受けず、戸惑っている様子の捨五郎を、
もしや?と怪しんだ、団右衛門の手下に、後をつけられて、
長谷川邸に入るところを、見つかってしまった・・・。
(どじ!何で人づてに、つなぎ取らない!の声・・・)

手下の報告に、怒った団右衛門は、
引き上げる準備をするどころか、
逆に、平蔵側に罠を仕掛けて、鼻をあかそう!と画策。
商人屋敷の、<引き込み役>だけでなく、
実は、長谷川邸にも、とっくに探り屋を、紛れ込ませていた・・・!

しかし、その頃、平蔵側でも、
その探り屋の当たりを、つけ始めていて・・・。
狙われたとおぼしき商家を、密偵達が見張っていた。

ここで、レギュラーの密偵が、
ファン・サービス?で、ぞろぞろ出てくるのだが。
初期から観ている人で無いと、わかりにくいかも。

なぜか、連続シリーズで殉職?したはずの、
伊三次(三浦浩一)も、いる・・・。
猫八が亡くなっているので、彦十の役が今、長門裕之だし。
(あ、じゃ今回は、兄弟共演だな・・・の声)


かくて平蔵側と、団右衛門側とで、
腹の探りあい、しらばっくれ合戦に、なってゆく。

この戦いで、哀れ、捨五郎は・・・。
涙。
探り屋は、当然に、
尋問・拷問。痛そうだ・・・。

しかし、団右衛門も、
日頃の好色道楽が、命取りになって・・・。
「すずらん」・遠野なぎこ(凪子)も、お盛んな役で。


正しく、江戸のハードボイルド、Gメンなり。
堪能す。
<必殺>や「剣客商売」と、同じ松竹京都なのもあって、
こちらも、レギュラーの高齢化が、
そろそろ、気になり始めてる・・・かな。


以上。




  1. 2010/06/18(金) 20:10:23|
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<おまたせ!必殺関連スペシャル!>

秀の、日記。



5月13日から15日まで、
木曜・金曜・土曜と連続で、新文芸坐。


木曜と金曜は、<池波正太郎&必殺>映画特集。


「仕掛人梅安」東映版。

降旗監督版。
あるのだ、こういうのが。
概ね、原作世界に忠実。
新宿昭和館以来、2回目。

出演は、萬屋錦之介&中村嘉津雄の、兄弟。
殺しの名コンビには、ぴったりの、息の合った共演。
 
錦ちゃん梅安の彼女?が、日活ロマン派・宮下順子。
悲劇のヒロインは、「紅ノ介参る」の小川真由美。
標的の一人が、ねじまきネクタイ・中尾彬。
若くて一本気な浪人・小杉さんは、
「サンバルカン」・二代目バルイーグル、五代高之。
なかなか、いい配役だ。

これ、BGMが、なんとすべて、
TVドラマ「影の軍団」シリーズと、一緒。
おそらくどちらかが、流用であろう。
しかし、ちゃんと場面展開に、合致した使い方をしてるのは、さすがだ。

ただ、終わりの、大胆不敵な殺陣シーンは、
やっぱり、夜のシーンにしたほうが、よくないか?と。
あれじゃ、すぐに面が割れて、捕まっちゃいそうだ・・・。


「闇の狩人」。
これも、二度目かな。

松竹と俳優座の制作、五社英雄監督。
仲代達矢の、ゴッドファーザーな江戸元締と、
原田芳雄の、記憶喪失の殺し屋浪人が、実質的主役。
 
冒頭の仕掛けから、大いに、
五社得意のハッタリを、かましまくってる。

土曜サスペンス常連・松尾嘉代が、特に猛烈演技。
あれで迫られたら・・・恐いわ。
<合い言葉はマリーム>CM・岸恵子も、
男達を悩ます、お色気演技。
舞台を観ているかのような、すごさはある。

梅宮辰夫と藤田まことも、
とても目立つ、殺され方で・・・。
この二人が後に、
「はぐれ刑事純情派」の署長と刑事に、なろうとは。

殺し屋組織同士の、生き残り抗争、
という枠が、枷(かせ)となっていて、
あんまり、外の世界への広がりを感じられないのが、難点か。
頼み人や、一般江戸市民についてのエピソードが、省かれていたからだろう。
それと、各人の思い入れ芝居が入る間は、
人物達のアクションが、やや停滞気味なのが、気になった。

千葉真一の、藩をつぶして成り上がった侍が、元締に、
蝦夷(えぞ:北海道)開拓をやらないか、と誘うあたりに、
わずかにロマン主義を感じ取れるが。
ラストのマカロニ・ウエスタン調対決は、ちょっといいな~。


金曜、時間の都合で、
「必殺!4 恨みはらします」1本。
深作欣二監督。

これで少なくとも、劇場で観るのは、4回目。
封切り当時、3回も、現金払いで観たのは、
これと、「必殺!3 裏か表か」だけだろう。

とにかく、敵も味方も、派手、派手。
標的の旗本愚連隊は、ド派手!

倍賞美津子のおふくと、中村主水の、
大人な対話も、いいムードだし、
千葉真一・相楽ハル子の、親子仕事人も、
どきっ、とさせてくれたり、大いに魅せるが。
圧倒的なのは、成り上がりの新奉行役・真田広之。

「かかってこいちゅ~の!」で、
なぎなたを振る、超スピード。
それでいて動き・ポーズが綺麗。
あれは、誰も真似出来んわ~!と。


土曜分に、つづく。 [<おまたせ!必殺関連スペシャル!>]の続きを読む
  1. 2010/05/16(日) 22:53:18|
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