<おくやみ>(代表者談・代読:BY代表代行秘書)
*SF小説「沈んだ世界」、
自伝的少年冒険小説「太陽の帝国」(スピルバーグ監督で映画化)の作家、
J・G・バラード、19日にがんで死去。享年78歳。
(代表者談):
「学生のとき、真夏の暑い昼下がりに、
FM東京で細川俊之を聴きながら、<沈んだ世界>を読んだ・・・。
一人行く主人公、余韻ある読後感だった・・・」
「<太陽の帝国>、広々してて大雑把な、場面の流し方だったな・・・
封切り時に、日曜の昼間観たけど、ガラガラだったよ・・・」
*GSバンド<ザ・ジャガーズ>のボーカルで、
前田陽一監督の映画「進め!ジャガーズ敵前上陸」に出演の、岡本信さん、
自宅風呂場で、心不全のため死去。19日に発見さる。享年59歳。
(談):「王子様がビートルズ、って感じの衣装が・・・GS映画には多いよね」
「ドタバタな映画だったな・・・円楽も、てんぷくトリオも出てたし」
「ビキニの殺し屋役の一人が、今、関取の母なんだよな・・・」
*歌手、ドラマ「花嫁は16歳」、バラエティー「週刊欽曜日」、
ヤクルトCMシリーズ、他出演、
清水由貴子さん、急死。享年49歳。
(談):「結構、可愛いかったよね・・・明るい役、やってたのにね・・・」
「佐藤B作にアッチ!アッチ!言われてた清水善三は、
時代劇の<暁に斬る!>出てたな・・・」
3人に、合掌。
以上。
- 2009/04/21(火) 23:14:42|
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錠の、日記。
18日、土曜。
うららかな、春の午後。
今年は、横浜開港150周年だそうな。
そんな中・・・
横須賀線で、のんびり出かけて、
逗子市街を、しばらく散策。
その後、京浜急行線にてターン、横浜・黄金町へ向かう。
行く先は、勿論・・・ミニシアター、シネマ・ジャック&ベティ。
かつては、1館が洋画2本、
1館が時代劇等の邦画2本立て、
というのが定番の、名画座だった。
今では時間帯ごとに、さまざまな洋画・邦画を公開・上映している。
さて、この日の、お目当てとは・・・。
清水雅美監督、「日本の女子プロボクシング夜明け」(本編96分)・DVD上映。
そう、<シネマ愚連隊>で、昭和風味アート作品「狂華」を監督した、
清水雅美監督がDV撮影した、女子ボクシング界の取材ドキュメンタリ-である。
舞台挨拶に来た、ボクシング専門誌の女性記者も、登場する。
この日の舞台挨拶と上映は、
<黄金町映画祭>同様、2階のスクリーンで行なわれた。
観客席には、女性1名を含む、10人。
小生も、その観客十人衆の、一人となった。
1999年以来、日本にも、女子ボクシング試合があったのだが、
まさかそれが、シネマ下北沢の、
すぐ向かいの会場で、始まっていたとは、まったく知らなんだ・・・!
ちょっと、驚いた。
女子サッカーからの移動加入組が居た事も、意外な感じがした。
試合記録と共に、これまでのスター・ボクサー達の、インタビューも収録。
まだできる!と思っていた者が、あっさりと、引退決定にならざるを得なかったり、
デビュー戦だけで倒され、出れなくなった者もいるとか・・・。
見かけ以上に、なかなか、ハードな世界のようだ・・・。
そして、女子プロボクシング協会の設立が、去年。
ごくごく、最近なのだ・・・。
「ミリオンダラー・ベイビー」みたいな女子プロ試合が、
ようやく、後楽園などで、始まったばかりなのだ・・・。
業界初の、プロテストのにぎやかなプレス取材模様も、映し出される。
合格者の結果発表時、
張り出す紙をもっと大きく!と記者達が息巻くのに、笑った。
試合にはなかなか、迫力がある。
タンカ搬送まで、出た・・・!
全体に若々しく、まっすぐな、前向きな感じのボクサーが多い様子で。
世間への認知は、まだまだ、これから、という所で。
思うに、ロッキーに対して、ドラゴ達が現れたように、
もうちょいヒールな、朝青龍?みたいなボクサーが、
スターボクサーのライバルで出てくれば、
スポーツ誌なども盛り上がり、より話題になりそうだが、さて・・・?
帰りに、BABACHOPへ寄ると、常連一同が、打ち上げの真っ最中。
珍しい事だが、今月の<B-DASH>に参加した監督から、
1作、DVDを戴いた。
帰宅後、拝見す。
手塚悟監督の自主DV短編、「つるかめのように」(13分)。
最初に、父・母・娘で、高校入学の朝らしき風景が映され、
その次には、家族のありふれた、朝食シーンが出てくる。
朝御飯の支度をしている、母親の姿を見た時の、娘の様子から、
母がしばらく、留守だったらしい、と思われるが・・・。
まあ、一種のファミリー・ファンタジーなのだが、
ささやかな短編がら、すがすがしく、
何だか、ほっとする話ではある。
以上。
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- 2009/04/19(日) 15:38:27|
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鉄の、日記。
ピンク映画でデビューの、城定秀夫監督による、
成人向けDVD作品・「デコトラ・ギャル 奈美」、
ポレポレ東中野レイトショーにて、1週間、スクリーン公開。
土曜夜の初日に、行ってきた。
いくつかの予告編の後、添え物で、
<刑事まつり>シリーズ(外部で検索せよ!)の一本、
城定監督の「刑事ローグ」が、まず映写された。
いや~、思い出し笑い、しちまったぜ~!
デジタル・カメラを覗きながら、容疑者の女を張り込んでいる男性刑事。
その色っぽさにときめいて、今や興奮しきっている刑事は、
女が殺したらしい、男の死体を発見するや、
ただちに、容疑者確保へと、ダッシュ!
そ、そして・・・衝撃の結末が!
ま、間抜けすぎる。
この刑事、アホすぎる・・・!ぎゃははは。
これが前説で、次のデコトラ長篇が、トリ。
「窓辺のほんきーとんく」の自主女優やら、
<スパイガールズ>モノで、キンキラ宇宙人?やら演じてた、
例のAV&ピンク女優、吉沢明歩が、
なんと男勝りの、トラッカー姉ちゃんに。
それ聞いた時にゃ、
「え、本気でやんのか!?」って、仰天したけどな・・・。
おお、ちゃんと、だんだんそれらしく、見えてくる!
やるじゃねえか、吉沢。半端じゃないね。
生真面目で、ちょいとスケバン風で、怒らすとコワ~い、独走派。
半端なお付き合いは、しにくそうな姉ちゃんだけどな。
キンキラ宇宙人役で、鉄パイプ持って暴れたときの根性は、ダテじゃないね。
さっきまで刑事だった?吉岡睦雄が、
彼女に恋する、純なトラッカーを熱演してるのも、好ましい光景。
周囲のコメディ・キャラ達も、にぎやかでいいね。
いかにもなギャング達が、間抜けなトラブルに慌てるシーンは、大笑い。
トラッカー相手に、風俗営業していた、
病みがちだが能天気?な、にわか女性助手?が、
風呂場で<神様の伝記>を話す下り。
あれが後半の展開と、ラスト・シーンまで、
ちゃんと引っ張られているのが、泣かせるぜ。
嘘でもいい、前向きな気持ちで、
何か<夢>を、見たかったんだろうな、あいつは。
お約束のエロいシーンも、しっかり入れながら、
いい台詞で、しっかり泣かす、
心憎いまでの、JOJO(城定)流映画だったぜ。フッ。
以上。
- 2008/10/26(日) 02:22:48|
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梅安の、日記。
訃報。
俳優・緒形拳、
生涯現役のまま、71歳で、逝去。
今朝のニュースで、いきなり。
夜には、肝臓がんだった、と知る。
えっ、というのと同時に、
「やはり、体調が悪かったんだな・・・」と。
大河ドラマ「風林火山」の頃から、
声に張りがなくなってきたのに、気づいていた。
生涯現役だったため、映画・TVドラマの出演作が、あまりにも多く、
特に80年代には、主演・助演映画のラッシュ状態だった。
「邦画には他に、居ないのか?!」と、云われるほどで・・・
だからとても、すべての作品については、
語れそうもない。不可能である。
今、思いだせるものから、あえて挙げるなら・・・。
必殺シリーズに限れば、
松竹映画化「必殺仕掛人・春雷仕掛針」での、
岩下志麻と対決する、藤枝梅安。
TVの「必殺からくり人」の、
鳥居耀蔵暗殺を狙う、江戸の殺し屋(これの再放送が、強烈だった!)。
「仕事人大集合」スペシャルの、秀と組む、
長髪にした(!)元・<坊主そば>屋の仕事屋・知らぬ顔の半兵衛。
「必殺」以外で、浮かぶのは・・・
増村保造監督「セックス・チェック第二の性」(安田道代主演)の、猛烈体育系トレーナー。
工藤栄一監督「影の軍団 服部半蔵」(東映映画版)の、黒塗りで不気味な、敵役忍者。
降旗康男監督「将軍家光の乱心 激突」の、嫡子護衛役。
今村昌平監督「復讐するは我にあり」の、法律家のふりをする殺人逃亡犯。
工藤栄一監督「野獣刑事(デカ)」の、うらぶれかけた渋い、刑事。
岡本喜八監督「大誘拐」の捜査官、
深作欣二監督「火宅の人」の主役や、
今村昌平監督「女衒ZEGEN」の女衒(出来には不満だったが・・・)、
金子修介監督「咬みつきたい」の吸血鬼役では、
コミカルな演技を披露。
山仲浩光監督「流*星」(新宿で初日挨拶を観た)の、
競馬ファン役は、実に面白かった。
TVドラマでは、日テレ系「ちょっとマイウェイ」(桃井かおり・研ナオ子出演)の、内気なコック。
大河ドラマ出演が、特に目立った。
「風と雲と虹と」(加藤剛が平将門、草刈正雄が「坂東!」青年、他)の、
瀬戸内海の雄・藤原純友。
「黄金の日々」(先代・市川染五郎、川谷拓三、丹波哲郎、他)の、
「そちは余を、からこうておるのか、助佐!」と怒る、太閤秀吉。
「峠の群像」の、大石内蔵助。
その後も、大河助演が多い。
白髪になってからも、ドラマ・CF等、仕事がとぎれない。
TBS版「セーラー服と機関銃」の、大物政治家、
「ブラックジャックによろしく」の厳しい医者、
「瑠璃の島」の老人、
山田洋次監督の某時代劇映画で、逆必殺!される、城中重役・・・。
今やっている、エプソン・プリンタのCMは、どうなるんだろう・・・。
必殺ファンとしてだけではなく、映画ファンとしても、
本当に、本当に、惜しいのだ。
そしてその去り際、散り際は、
小生がいうのも、アレだが・・・
あまりにも・・・・・
かっこよすぎるぜ、緒形拳・・・。
さらば、俳優。
合掌。
以上。
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- 2008/10/07(火) 07:47:32|
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代表代行、です。
速報、です。
昨日、paradise cityのブログにて、
シネマアートン下北沢再生活動断念、のお知らせが、
同館・元支配人の岩本氏、
および、P-kraft所属の福島監督より、公表されました・・・。
当ブログの代表者、アWorker.も、
一言、
「だ、駄目だったか・・・」
と、肩を落としております。
残念、という他、ないです・・・。
以上です。
- 2008/08/19(火) 20:22:57|
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