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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

スケバルマン申紀・6「あのコはどこでもお宝探し」

秀の、トピックス。


9月11日、土曜。

この日は、世界的には9年前の、
<9・11の悪夢>の日、なのであろう・・・。

その数年前から、日米の対テロ・アクション方面の劇映画は、
話題作だからと、正月映画などで観てしまうと、
いつも、不愉快な思いをしていた。
そしてあの痛ましい大事件が、起きてしまった・・・。

以来、その時期は、基本的に一切、そういうのは、
金を払って観るのを、やめている。
うっかりTVで映ると、ただちに、
チャンネルを変えるように、なった・・・。


女優・深津絵里、「悪人」で、
モントリオール映画祭・最優秀女優賞、受賞。
おお、よかったね~!

深津絵里っていうと、昔はショートへアーで。
「1999年の夏休み」では男の子、
「真夏の地球」では、スイカ男に会う娘・・・とか。

スキー好きのサラリーマン・OLのドラマで、
合同カラオケに行って、本木雅弘の前で、
春を愛する人は・・・を歌うOLとか、
いろんな職業の助手役で、主演のイメージが、
いろいろ、浮かぶんだけど。

「踊る大捜査線」の刑事や、「カバチタレ!」の法律家で、
ちょっと役柄、変わったな。
映画「阿修羅のごとく」で、
昭和の「時間ですよ」「ムー」に出そうな、
ああいうコミカルな演技も、OK!になったし。

TV・予告編を観る限りでは、
「悪人」、かなりつらそうな、話の感じだが・・・。
なにしろ李相日監督は、
あの、「フラガール」の監督だから。
さて、どうしようかな・・・と。


土曜は、新人・百瀬エナ、アイドル・デビューの日でもある。

自主映画女優&パフォーマーとしては、
正式命名前に、見知っていたが、
すでに舞台俳優も、始めているらしい。
まあ、まずはやってみなはれ、と。
今後の活躍に、大いに期待しようではないか。


出会いもあれば、別れもある。


クレージーキャッツ・谷啓、
10日、自宅で倒れ、脳挫傷により、
11日、病院にて逝去、のニュース。

また、昭和芸能の巨星、墜つ・・・。

ジャズ音楽からギャグへ、そして俳優へ、という人も、
今は、あまりいないだろうな・・・と。

信じられないのだが、小生が幼児?のころまでは、
日活アクションの映画みたいな、
ジャズ・コンサートのユニットが、いわゆるアイドルになれた、
という時代が、あったのだそうな。
その生き残り組が、植木等の歌と、TV・映画のギャグ・コントとで、
スターになった、という位置づけなのだろう。
20代の頃、「日本の喜劇人」を文庫本で読むまでは、まったく知らなかったのだ。


思えば、70年代以降、
あまりに多くの有名人たちの死を、
ニュースや雑誌記事で、見せられてきたものよ。
家族の介護が、ずっと大変だったり、
悲惨な、気の毒な終わり方をしてしまった人々も、多かったものだ・・・。

そういう事を考えるに、
自宅内で歩けて、かくしゃくとしている状況での、
家族にみとられての死は、
哀しいが、
まだしも幸せ、大往生なほうだったのでは・・・
と、思いたいのだ。


享年78歳。合掌。


そして、小生は・・・。

自宅内で、失くし物を探すため、
予定外の、お片付け作業。

無くしてた中から、
未現像のレンズ付きフィルムと、
10円玉3枚を、発掘した。
今日から小生を、
お宝探しのディエンド!と呼んでほしい。
(そこは、ジャングルかよ~!の声)


夜、レイトショーにも間に合わないので、
フジの、世界柔道。

やるじゃん、日本勢!
男女で、ダブル・トップ。
生で観ると、結構興奮、迫力だ。

普段は、通常放送の番組が延びるので、
留守録画時には、敵視!?していた、スポーツ特番だが、
今夜だけは、素直に嬉しいので、
暫時休戦、呉越同舟、勘弁して差し上げよう。
(それが、素直じゃないんだよ~!の声・・・。)


明日もまだ、暑そうだな・・・。



以上。
  1. 2010/09/11(土) 23:39:31|
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外伝ゼヨン・五「こりゃ、桜田門外の変ぜよ!」

印玄の、日記。



晴れていても、連日の北風に、
冷え冷えと過ごす、毎日。


27日は、水曜には珍しく、非番。
このところ多忙すぎたので、ゆっくり休む。

再放送で、TBS「木更津キャッツアイ」、
(野球チームが一人足りなくなって、哀川翔に謝る回)
テレビ朝日「暴れん坊将軍」、
(珍しく、萩原流行が最後まで、ねばってた回)
MX「大江戸捜査網」、
(杉良太郎・梶芽衣子出演時代、もう「同じく!」名乗りやってる時期の回)、
チバテレビ「江戸の用心棒」(日テレ系時代劇、高橋英樹が助っ人稼業)、

・・・などを、だら~っと観る。
こんなことがずっと、出来なかったのか・・・。

夕方、半年ぶりくらいにMXTVで、「5時に夢中」。
トリウッドで2月中に、美保純制作の、短編シネマ上映があるらしい。
ちょっとした朗報。


28日、木曜。
仕事に復帰。
曇り、一時雨。
南風で、やや暖かくなる。

夜。急報。

なんてこった。
映画制作・配給・ミニシアター運営の、
シネカノンが、倒産してしまった・・・。
何かと、話題作を出してきた、あのシネカノンが・・・。
大きな、ショック。

で、系列直営館の、シネカノン有楽町1丁目、
つい昨日まで、やってたのに・・・。
いきなり、HP等に、閉館のおしらせが。
なんでだよ~!!と。

近所の百貨店・有楽町西武が、年内閉店を発表した、折も折。
ミニシアター系映画興行も、いよいよ、厳しい時代のようだ・・・。


というわけで、今ちょっと、フキゲン虫がうずいてます・・・。
ゆえに、しばらく、ほねやすみ。
(それは、鉄だろ~!の声)


以上。


[外伝ゼヨン・五「こりゃ、桜田門外の変ぜよ!」]の続きを読む
  1. 2010/01/29(金) 00:08:09|
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特別番組 <おくやみの部屋>

訃報。


困った。
ジャンル違いというか、業績がよくわからないので、
語る資格が、ほとんど無い人(プロ野球界の、桑田の父上、等)も、いるのだが・・・。

先週あたりから、芸能人・文化人の物故が、
あまりにも、多数、連続しているので、
正直、参っている。

映画・TV・SF作品等に関わる人達を優先して、
順不同だが、ここにまとめて、記するとともに、
各者のご冥福を、お祈りしたい。


双葉十三郎さん:映画評論家。99歳 。
昨年12月12日心不全で死去、今月15日に公表。

いわゆる<星取り採点>の、老舗人物。
あいにく小生、「スクリーン」の読者では、なかった・・・。


浅川マキさん:シャンソン歌手。67歳。
いわゆる、レジスタンス系市民向けに、人気を博す。

円谷プロ制作のドラマ・「恐怖劇場アンバランス」の1本、
黒木和雄監督の「夜が明けたら」に、出演。
吉祥寺・バウスシアター(ミニスクリーン)か、
渋谷の旧・ユーロスペース(現・シアターN)で、特集上映を観たような。
新宿のヒッピー風な若者達との交流に、なじみきれず、
「・・・みんな、グルだ!」とぼやく西村晃が、記憶に残っている。



小林繁さん:元プロ野球選手、コーチ。57歳。
「江川る」という、当時の流行語の源ともなった事で、
江川選手とペアで、記憶している。
黄桜酒造のCM撮影時に、当人同士の和解は、成った模様だが・・・。


春風亭栄橋さん:落語家。70歳。

長年、パーキンソン病で、療養していたという。
立川談志が司会の頃の、「笑点」大喜利に出ていた人、らしい。
残念ながら、高座を拝聴した記憶が、ない・・・。


田の中勇さん:声優。77歳。
パパ役・じいさん役が多い。

「ゲゲゲの鬼太郎」の「目玉おやじ」役で、有名。
山田邦子が、80年頃のフジTVで、よく声真似をしていた。
俳優たる当人は、不満だっただろうが・・・。

他に、「オバQ」「ハクション大魔王」の一家パパ役、
「ウメ星デンカ」の王様、「マジンガーZ」ボスの子分ムチャ、
「Dr.スランプ」のガラ、「ミンキーモモ」のシンドブック、
「アンパンマン」ふでじいさん、など。
つい最近まで、「ねぎぼうずのあさたろう」、
「マリー&ガリー」等で、現役だったらしい。


郷里大輔さん:声優・ナレーター。57歳。
大人っぽい低音の魅力。悪役の声が多い。

「キューティーハニー」、「ゴーゴーファイブ」他のナレーション、
「キン肉マン」のロビンマスク、
「機動戦士ガンダム」のドズル、「Zガンダム」のバスク・オム、
「機動警察パトレイバー」の山崎ひろみ、
「ドラゴンボール」や「Z」の海がめ、ミスター・サタン、などなど。

最近も、戦隊シリーズの怪人役や、
「レスキューファイアー」のドンカエン役など、
バリバリ、現役だったのだが・・・。惜しい・・・。

今、MXテレビでちょうど、
ミスター・サタン登場のセル編、やってるんだよね・・・。哀。


柴野拓実(=小隅黎)さん:SF作家・翻訳家。83歳。

創元SF文庫を中心に、ハードSF小説を、多数翻訳。
日本初のSF同人誌・「宇宙塵」を主宰、
星新一をはじめ、SFブームの作家・翻訳家・評論家を輩出す。
アニメにもなった、「レンズマン」シリーズを、新版翻訳した。

ミッキー安川さん:マルチタレント、元TVリポーター。76歳。

少なくとも80年代までは、良くも悪くも、
TVワイドショー・取材レポーターの雄の一人、といわれていた男。

「ウルトラセブン」では、<円盤が来た>の回に出演、眼鏡の男性。
ごく最近まで、人気ラジオ番組で現役、
今のTV番組に、満足できない人々に、好評だった模様。


エリック・ロメールさん:フランスの映画監督。89歳。

老齢のため、数年前から、引退していた。
日記帳形式で進行の、劇映画が多い。
女の子達が、青年と中高年男性の間で、
恋をするとか、ちょっとした行動を起こす、というのがパターン。

問題作?「クレールの膝」は、80年代に、
アテネ・フランセの特集で、観ている。
何というか、後半で、
見てはいけないシーンを、見てしまった感が、あった。

映画でやりたいこと、み~んなやりきって、大往生。
うらやましい限りで・・・。



各人に対し、合掌。












  1. 2010/01/19(火) 23:38:48|
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秋・ 青春物語

はぐれ仕事人・弐の日記。

火曜、夜。

「オトメン・秋」(フジ系)なる、剣道部高校生ドラマが、
終わるところを、何げなく眺めていたら、
学園祭の漫才シーンの後、
主役の男女剣豪が、不良少年達とケンカの最中に、
画面がいきなり、時代劇風のエンディングになって、ちょっとびっくり。
スタッフ・ロールに、どこかで見た名前を見つけて、二度びっくり。

脚本・野口照夫。

知る人ぞ知る、自主映画団体<主力会>出身、
監督作、多数。
その、代表作は・・・。

かつて下北沢トリウッドで、連続公開された、
コミカル&ハードアクション、「演じ屋」シリーズ・監督。

お客の依頼により、どんな役割にもなりきって演じ、報酬をもらう、
<演じ屋>稼業の青年達が主役の、連続ドラマ方式。
やがて、危険な組織との、ごたごたに巻き込まれてゆく・・・というもの。
「傷だらけの天使」「俺たちは天使だ!」、
「探偵物語」「あぶない刑事」等を、思い出させる内容。

なぜか、タイムファイアー・ピンク・グリーン等、
「タイムレンジャー」出演経験者が、多く出ていた。
毎回、制作ルポ&お遊び?映像が、追加上映されるのが、
また、楽しみであった。

それと、30分枠TVドラマとしては珍しく、
やはりトリウッドで、連続公開された、
「駄目ナリ!」シリーズ、監督。

「演じ屋」の主役の人が、
今度は口の悪い、コンビニの店長役に。
店員各人にまつわるエピソードが、
ほぼすべて、コンビニの店内と周辺で展開する。
こちらには、後のウルトラマン・マックス君が、気弱な店員で登場。
津田寛治氏もたしか、運営会社の人の役で、ゲスト出演していた。

その後、長編映画も撮ったと聞く。
野口氏も活躍、目覚ましいようで。
健在を知り、ちょっと、うれしかったりする・・・・のだった。


以上。
  1. 2009/10/14(水) 01:52:16|
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観客、名人を悼む

<訃報>


脚本家・高久進氏。
22日死去、76歳。

「Gメン75」「マジンガーZ」他、TV脚本、
映画「吸血鬼ゴケミドロ」等、
東映特撮ドラマも含めて、業績、あまりにも、多数・・・。


俳優・山田辰夫氏。
26日死去、53歳。

ちょっと恐そうな人、という印象の俳優。
「狂い咲きサンダーロード」の、荒れて暴れまくった、主人公。
「すかんぴんウォーク」の、毒舌ライブ芸人役。
「おくりびと」の、到着遅れに怒る、親族役。
昼ドラ「はるちゃん」シリーズの、よく怒る旅館支配人。
サスペンスドラマでも、出演多数。

すね者、チンピラを演じさせたら、生き生きする、
低い声の男、だった。
ついこの間、「必殺仕事人2009」にも、いい役で出ていたのに・・・。



両名に対し、合掌。


以上。

  1. 2009/07/27(月) 22:45:00|
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