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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

ひとまず区切りの、一仕事・・・

主水日記。


まだ、何とか、
記事アップは、入る模様、なり。

ログインせずに、アップできるうちは、
いつ途切れても、いい様に・・・。
とりあえずは、書き続けよう、と、決意す。

と、その前に、節目の一区切りの、記事を一本。


2月18日・金曜。


オール地デジ化まで、後、5カ月。
先週と今週は、
地デジ対策・ブログ存続対策は勿論の事だが、
仕事上の研修等も重なっていて、
それなりにあわただしく、めまぐるしかった。


劇場の映画にはさっぱり、行けなかったが、
空いた時間に、
火曜のBS2(これも4月から、統合で変わるらしい)の、「パリのアメリカ人」、
<日本アカデミー賞>の放映、等々を観ながら、
あれこれと準備をしつつ、これを書いていた・・・。

日本アカデミー賞は、
「告白」と「悪人」が、目立って表彰された格好だ。

なぜか両方とも、いまだに観ていない。
去年の秋は、気分の滅入りそうな予感のする映画は、
あまり、観たくなかったからだろうか。
「十三人の刺客」は、観てるんだけど・・・。


2月19日・土曜。
例によって昼間は、仕事。


午後4時半頃、新宿界隈。
ネイキッド・ロフトに立ち寄る。

昼間のイベントは、終わりかけていた。
上級者向けらしいが、反応はよろしかった模様。
もう少し余裕を持って来れれば、
皆と積もる話を、ゆっくり話せたのだろうが・・・。

会場の諸氏には、ご挨拶のみ。
そのまま、高田馬場に向かう。

最近御無沙汰だった、BABACHOP、
自主映画上映企画、<B-DASH>。
ようやく、伺えた。

同世代前後の、常連中高年男性客&監督・スタッフが中心、20名位。
女性も、若干名。
気心の知れた人が多く、皆、話が弾む。
名物の、8ミリフィルムお宝上映も、健在なり。


大西健児監督「ミス・ジュピタ-&クリ00ス男」(15分):

モノクロ画面、フィルムっぽく、80年代風。
昭和風味の、日陰の路地裏で、
うじゃじゃけた野郎どもが暴れて、
オラオラ、ボコボコ、というだけの世界。
痛そう・・・。

PFF常連期の長崎俊一監督等を、想起させられる画面に、一時感慨。
藤原章氏・山本茂太氏が、出演。 


片岡けんいち監督「リストラX」(28分、8ミリ~テレシネ、再見):

神楽坂での、8ミリフィルム新作(!)特集以来の、拝見。

題材は、ああいう、生活がぱっとしないお父さんの、
クリスマスの、ぼやきみたいな話だが。
やはり、男母さん?と、少年親父の動きが、
撮影角度や、編集のリズムなどとあいまって、
絵的には大変、面白い仕上がり、といえる。


三宮宙秦監督・デビュー作「ガスマスクボーイ」(2011年・DV・10分):


青砥で、予告編がかかっていた作品。

屋上で、なぜかガスマスクをしたまま、過ごす青年。
人生って何?自分って何?女って何?
という、基本的な思索に、ふける日々。

そこらを、あまりしゃべらせず、
毛筆と字幕で処理したのが、
すっきりとして、潔い。

ラジオDJの相談コーナーを参考に、
ヒロイン(じゅんじゅん・宮田嬢)の前へと、
一歩、また一歩を踏み出す、青年。
あ、それはまさか・・・と、一瞬、どきっ。

真面目で、静かで、サイレントに近い。選曲もいい。
ちょっとささやかな、心のお茶、一服。
三宮監督、まずは手堅く、良きスタートといえよう。


中村幸一監督「ランダムのシュート」(1999年・DV・5分):

これも久しぶり、再見。
お台場で、マカロニ・ウエスタン?と思いきや、
ナイス・カーン!だった。微笑。
後のオカシネマ監督氏が、出演。


津森監督「チバ真・文太の猛襲 仕事屋組」(1975年・8ミリフィルム・15分):

題名通り、東映系カラテ・アクションの真似っこ映像。
空手技のきびきびした殺陣、血糊の吐き方等は、
さすがに結構それらしく、ポーズもよくやっている。
高所からスタントの代りに、人形が落ちるシーン、爆笑。


B級ランダム・発掘8ミリフィルム短篇作品群。
明るく、柔らかく、黄ばんだフィルム画面、
映写機の音、カタカタ。
やはり、我ら世代には、懐かしさをそそるものがある。

「想い」、「リナ」は、ともに再見。
80年代アイドルPV調、
当時の女の子をカジュアルで、きれいに撮っている。
聖子パーマって、今やらないよな・・・などと、小さな感慨。

他に「Starwars」?15分間の8ミリフィルム・ダイジェスト版等も。 
最早、ノスタルジアの世界。



上映終了後、打ち上げ会と、
各監督と、通称・<13号倉庫>氏らによる、
USTREAMライブ・トークが、同時進行。
皆で一杯やってる前で、
一人一人、PCとカメラの前で座って、インタビューを受けている。

小生とはまた、違った視点と好みを、持った方なのだが、
いろいろと、参考になる事が多いので、
是非、検索してみていただきたい・・・。


以上。

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  1. 2011/02/20(日) 01:23:41|
  2. インディーズムービー
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さらば、愛しき人よ・・・

主水日記。


2月6日・日曜、午後。

この日は、ヨコハマ映画祭と、
銀座シネパトスの、ゴジラ・トークイベントがあるのだが。
実は、昨年末の時点で既に、
まったく別な映画イベントに、決めていた。

ああ~、観たいイベントって、
どうしていつもこんなに、重なってしまうんだろう・・・?
と、毎度毎度、とても悩まされるのだ。
そうした中から、今週はこれ!と選び取るのが、
流れ者観客の、道楽。


12時半過ぎより、京成線・青砥駅下車。
徒歩5分、かつしかシンフォ二ー・ヒルズへ。

かつて、志ん朝の落語会や、
松梨智子監督・「映画監督になる方法」のロケ等で来た、
なつかしき、建物である。

5Fホールへ。
開始にやや遅れて、入場。
800円。
約50名前後、既に入場・着席済み。



エンタメ系自主映画・新作上映企画、
<ランダム大活劇祭>。


これは、昨年暮れ頃よりの、主宰者との約束で、
各監督チームにより、この日を目指して撮られていた作品群の、
一挙、プロジェクター上映会である。

その、メニューと上映順は・・・。



ドラゴンムービー  阿部誠監督     「功夫之女王」:
(注:惜しくも未見、又の機会に・・・!)


ときめきチーム   繁田健治監督    「コードネーム1103学園理事長暗殺指令」:

・・・は、
ぽっちゃりした、性行為で敵を暗殺する(?)ヒロインが主役。
かんじんのアクションが、最初にわずかしか、無い。
既に反則。

もっぱら、女子高生コスプレしたヒロインが、ターゲットの理事長と、
ベッドで寸止め状態?になる、
エロ・ドタバタが、メイン。
C級コメディとしては、面白いには面白いんだが、
これはいわゆる活劇とは、いえないだろう・・・と。


電丼        千葉竜吾監督    「秘密」:

・・・は、基本的には、哀愁話。
女中村主水、ともいうべき、殺し屋ヒロイン(吉崎仁美)が登場。

同居中の呑気そうな婚約者(太田文平)との結婚を目指し、
引退を決意するも、
挑戦してきたライバル殺し屋(三宮映子)と、対決する。

ヒロイン二人、好演。
冬の荒涼たる田園風景の中、
地味に、抑え目に、ゆっくりと進んできたドラマが、
対決時の一瞬、卑怯技で、喜劇と化す。
やられた。

ラストは・・・愛、哀。余韻。
心憎いじゃないか。



B級映画ランダム  有瀬訓晴監督      「えば」:

・・・は、いわずとしれた、某有名SFバトル・アニメの、パロディー。
横浜市周辺ロケ。

鳩やカラスを、
<SHITO>2種に見立てるなんざ、画期的アイディア。
常人の脳じゃ、思いつかない。
ウケてる、ウケてる。

が、しかし。
戦う中学生3人の役が、
10代をはるかに越えてる、あのメンバーじゃ・・・
どうみても、無理がある。
場内、ついに爆笑の渦。
シネマ愚連隊と、いい勝負だ。

手製の、ロボット・バトルは・・・手で動かしてる。
あいかわこうた監督も、ガxダXメカ・怪獣等で、よくやっていたやり方。
うん、一度はやりたくなるんだよな~、あれを。
ミニチェア撮影シーンとか、見た人は。

後半が、少し長くて、ややダレたが。
もうひと落ち、パンチがほしいところ。


なお、この作品の後、
当人達が生挨拶で登場し、おかしさは倍加された。





ここでしばしの、CMタイムをはさんで・・・後半部へ。


ニューシネマドッグ 吉本昌弘監督    「タンゴはひとりっきりじゃ踊れない」:

・・・は、山地の川べりで車から降りた、
何かで戸惑い気味らしい、三人の女性と、
動かない一人の男のみによる、
セミ・ドキュメンタリー・タッチの、サスペンス劇。

最初のうち、台詞が聴き取りにくかったが、
眺めているうちにだんだん、設定が読めてきた。

どうやら、4人で練炭自殺するはずが、男だけ急に死んでしまい、
女性達が、戸惑っているらしい・・・。
一人は、派手に焦りまくり、
後の二人は、割と落ち着いている様子。

観察・のぞき見するようなカメラが、彼女達の生っぽい言動を、
延々、だらだらと、画面に綴ってゆく。
かくてわれわれ観客は、ややしんどい観察を、強要される。
そして終りまで、いつのまにかしっかり、引きずられてしまうのだ・・・!

途中の会話から突然、一人がナ-ス?である事、
一人が、黒魔術による男の復活を、試そうとしている事などが、
徐々に、明らかになってゆく。
次に誰が何を言い出し、何をやりだすのやら、
まったく予想だにつかない、奇妙な展開となっている・・・。
そして、あれれ~?びっくり。
これは、イカレテルの?それともSF~?の、強引なるラストへ。

舞台挨拶で知ったのだが、この作品、脚本が無い、という。
発端の設定だけ決めておいて、そこからは各人が想定を考えて、
その場その場で、成り行き任せのアドリブ芝居を、
ずっと続けていた、というのだ。

なるほど、それでこの映画の奇怪な、読めない展開の理由が、納得できた。
現場的にも相当、面白い試みだったのではないか。



B級映画ランダム  中村幸一監督    「SACHI」:

・・・は、一見おだやかな感じの女性が、
実はスナイパー、という小品。
若い男性刑事をひやかすように、軽く接していた日々だったが、
ある日、ショックな真実が・・・。

高崎等でのロケ、蒸気機関車が走る、のどかな風景の中で、展開。
夜の射撃シーンは、結構それらしくて、いい。
女優のユーモラスな感じは、とてもいいんだけれども、
刑事役の台詞回しは、アフレコすべきではないだろうか。


電丼        TAT(通称)監督 「べスレイ」:

・・・は、同居していた女性に逃げられて、落ち込んでいる青年に、
水資源をめぐり戦う、善悪宇宙人キャラがからむ、SFアクション作品。
「ゼイラム」型ヒロインに、「ネクサス」を合わせたような、ハードな展開。
観た中では、一番真面目に、
ガン&ソード&アクション!していた、力作。

男とヒロインの一人が、むごい事になるのは、
見せられて、つらかったが・・・。
犬吠埼灯台がコワされるのは、合成とはいえ、とても嫌だな・・・と。
ユニバーサルな設定での締め方は、ニクイものがあった。


・・・と、いう順番。


この他に、HP等の制作発表の時点では、
シネマ秘宝館の制作による作品が、1本準備されていたようだが、
受付で配布のプログラムには、無かった・・・。

これに気付いた時点で、異変の予感、あり。
その予感は、半分、当たった。


貴重な休日の、遅めの昼食後、
やや遅れて、会場に着いた小生は、
「功夫之女王」を、見逃してしまった・・・。
ふ、不覚。

すでに「功夫之女王」の上映直後で、
監督チームの舞台挨拶が、行なわれていた・・・。

何でも、司会担当の朝霧しーとん女史が、<親子共演>したらしいのだが。
う~ん、それは一度、観ておきたいのにっ!

ここの監督メンバーの、過去作品群をご存じの方なら、
おおむね、察しはつくだろうが、
上映作品中には、
わかりやすいアクション・シーンが、極度に少ない作品も、ある。

珍しいことだが、一部の観客からは、
これは<大活劇祭>じゃない!との、苦笑の声も、出ていた。

実際、中盤の作品群にかんしては、それは否定できないだろう。
アクトはしているが、<アクション=芝居>中心とは、いいがたいものが多かった。
パロディや実験作としては、みな意欲的で、
小生は結構、楽しめたのだが。


実質的にこの上映会は、大活劇祭というよりは、
<しーとん&越坂奈月まつり>?であった。

この2人と、男性1名による、
中途よりの、コスプレ小芝居?入り司会は、空腹絶倒ものだった。

が、準備期間が不足だったせいなのか、
進行はやや、バタバタな感じだった。
台本を直接読みながら、声優アフレコ?みたいに、
目前で進行するのは、いかがなものか?
と、いささか苦笑す。
でも、面白い眺めだ・・・。

又、せっかく中盤で、
「伊達直人(タイガーマスク)さんからの、プレゼントで~す!」と言って、
季節物?のチョコレートを、配っていたのだが、
後ろの席まで来ないうちに、すぐさま品切れで、いただけず。

「伊達さんの持ってきたのが、それだけだったから・・・」
と、主催者も苦笑気味だった。
ちょっと、いただけないなあ~、と、こちらも苦笑。
先着順とか、宴会に残る人優先で渡すとかすれば、足りたかも。

 
休憩時間の後、一時、CMタイムあり。
やはり、「伊達直人さんから届いた、DVDが・・・」との、
進行コンビらの小芝居入りで、
上映会の関連監督らによる、市販オリジナルDVDのPRや、
自主制作作品の予告編集を、映写。

アイドルがスナイパーとか、爆薬とか、
明らかに物騒なイメージの、DVD企画もあった。
すぐに目立って、見つかっちゃうだろうが!
危険だろうが!周囲がはた迷惑だろうが!という感じで。
もっと平和な、愉快な企画ものは、ないものだろうか。

ラスト上映の作品が、一番暗い内容で、
アクションのキレは、かなりよろしいのだが、
日曜の終わりに観るのには、
少々気分的に、つらいものがあった・・・。

ラスト1本には、気分の晴れる、喜劇のほうがいい!
と、主宰者他に対しては一言、苦言を呈しておいた。
見せる順序を考えて、観客を気持ちよく帰すのも、
映画イベントの、大事な要素だと思うのだが・・・。


・・・と、かように、
イベントの進行や、作品の仕上がりに、
若干のむら・ばらつき、不満等は、多々あったものの、
トータルで思い返すと、
お値段以上には、かなり楽しめる内容であったのも、また事実。

ゆえに、打ち上げ会では、
わがテンジョンは、上がりっぱなしであった・・・。
やっぱり、皆とだと、食事がうまい・・・。


以上。
  1. 2011/02/07(月) 01:34:39|
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<おしらせ、です>

当ブログの、代表者秘書、です。
記者会見、です。

代表者(著者)が少しだけ、落ち着いた模様なので、
もうしばらく、書きます。


なお、昨日・29日午後2時過ぎより、
映像温泉芸社の新年イベントに参加致しました、
代表者(著者)よりの、メッセージがございます。
読みます。


「アWorker.です。
 昨日は会場の皆様、ありがとうございました。」

「ちょっと遅れて入場したら、
 いきなり舞台に、ヤマトマン?!がいらしていて、爆笑させられました。」

「星野さんのヘアスタイル・チェンジは、ちょっと新鮮でした。」

「ほとんどすべての作品が、
 もう何度か、観てきたものばかりでしたが、
 いやがうえにも、思いっきりな思い出し笑い!の、連続でした。」

 「その間、観客の小生めは、
 とても、とても、幸せでした・・・!」

「トリビア?ネタは、年月が経ったせいか、
 以前見たときよりも、
 気持ちにやや余裕をもって、観ることができました・・・。」

「<ネコマン>はやっぱり、
 70年代特撮TV育ちたる小生の、
 つぼを思いっきり、突きまくってますよね~!」

「ゲスト・トークメンバーの皆様は、この上もなく、
 ベストメンバーで、夢のようでした・・・!
 70年代から、今、この日まで、
 生きてきて、よかった!と、
 ひしひし歓喜に、うれし泣きです!!」

「打ち上げに至るまで、すべての皆さん、
 本当に、ありがとうございました!!です。」




以上で、記者会見を、終了させていただきます。
ありがとうございました。

(お辞儀)


  1. 2011/01/30(日) 10:58:46|
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もしも誰もかれも歌い出したら

竜の、日記。



12月23日・木曜。

津波だの、鳥インフルエンザだの、
刃傷沙汰だの、増税だのと、
相も変わらず、いやんなるニュースだらけの中・・・。

こちらの地デジ対策は、さっぱり、進まない。
ふう。

連日、バタバタとやって、いろいろ用事を済ましてる間に、
気がついたら、世はいつしか、クリスマス・シーズンに。

23日は、ついにへたばり、
祝日をいいことに、外出を一日、休んだ。
20代のころなら、ここぞとばかりに、映画館へ走っていたろうに。
これが、歳をとるって事。


12月24日・金曜。

普通に仕事。
行く予定のイベントもない日なので、そのまま帰宅。
<ごちそうは 栗ですまして クリスマス>の日。
ただし、七面鳥代わりの鶏肉は、しっかりと食しておいた。

なお、今日をもって、
千葉テレビ「朝まるJUST」も、東京MXTV「ザ・ゴールデンアワー」も、
来年の3日まで、お休みに。
土曜も民放各局で、朝夕の生番組の多くが、そうなるのだろう。
「ザ・ゴールデンアワー」は、正月スペシャルをやるらしいけど。

どこでも、「メリークリスマス!よいお年を!」連呼であった。
両方いっぺんな年末。あわただしい。
来年の今頃は、全部、地デジなんだろうな・・・と。


12月25日・土曜。


25日は、もともと半日仕事の上に、若干延びたため、
時間的に、またしても、後半のみの見物になったが。
年の瀬は、笑って終わろう!ということで、
やっぱり、寄ったのは・・・。


<シネマ秘宝館49 宇宙まつり>。

斎藤館長&広報部長の、必死のPR?が功を奏したか、
入りは前回よりも、大分良くなっていた。
しかしまあ、これを観とかないと、
年が越せなくなっている、小生っていったい、何なんだ・・・?と。

入場した頃には、おなじみ安原伸監督が、
新旧「宇宙戦艦ヤマト」論を、ぶちあげている最中だった。
「見ろ。あれが、ヤマトだ!」があったから、
西崎アニメはOK、というのが、この方らしい・・・。


本編上映作品的には、
スター・トレック・ファンにはたまらない、
須賀大観監督の宇宙船冒険篇、「死ねない!惑星大作戦」。

和風?の操縦室が、艦長のアンティーク趣味ってのが、いいアイデア。
(よそでも「スターブレイザー大作戦」とか、あったな・・・民の声)

しかしこの艦長、非常事態には大錯乱、
たちまち、自滅的思考に・・・!大丈夫か~?
<私の先祖はジャパニーズ>の歌を歌うシーンは、空腹絶倒もの。
いや~、愉快、愉快。

またしても、やんやの喝采、
KANZ監督のファンタ・アニメシリーズ、「激闘口腔戦士ぺリオ」。
笑いながら、歯科治療や歯磨きの知識が身につく、お口の健康にやさしいアニメ。
ついに、連続10作&クリスマス篇上映、皆、爆笑の嵐。
好評につき、まだまだ、続きそうな気配、なり。

さらには、例の再映常連、
手塚達也監督の「宇宙人の旅日記&夢日記」が、追撃。
かつての<少年探偵団>式BGMは、何度聴いても、脳波を心地良く?乱される。
エンディングのアカペラを一緒に、歌いたくなってくる?事、必須。


ラストのアニメ作品、谷口崇監督の「むきだしの光子」は・・・

一応、姑と姑の言いあいに、うんざりした一方が、
異世界へ家出?を試みる、という話なのだが。
お掃除の嫌味をなんで、路上でバイク走らせながらやるのか。わからない。

「宇宙人の・・・」と並んで、
その、いびつでシュールな、魅力の解説が、非常に困難だ・・・!

挿入歌がまるで、フランク永井ファン向け。
内容とさえ無関係な、スタッフ・ロールの歌は、衝撃的だった。



これ以上、詳細を書きなぐると、
人格を崩壊させられかねない?ほど、楽しい作品ぞろいなので。

一応、以上。
  1. 2010/12/25(土) 23:53:56|
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もしも最後の武士とすれ違ったら

秀の、日記。


12月19日・日曜。

池ノ上・シネマボカン。


師走の恒例、阿部誠監督率いる、
<DRAGON Movie映画祭 vol.14>。

<上映前のご注意>映像は、
過去のカンフー路線シーンが満載、
きわめてテンポが、いい。
「灰皿でテキーラを・・・」うんぬんの字幕には、
皆、大笑いしていた。

司会のしーとん女史(浅川芳恵)、大活躍、
笑いつなぎに、花を添えている。


「SHINSENGUMI~沖田総司」:阿部誠監督(新編集バージョン)

冒頭に、新たに撮影された、
新撰組一同、宴会のシーンを、追加。
すぐとなりの部屋で、有名ライバル人物が、
ふざけているのも、ご愛嬌。

登場人物達の特徴を、前振りする事で、
前バージョンよりも、ドラマに入りやすくなり、導入部がすっきりした。

やっぱり、永倉・沖田のキャラ、立ってるなあ。
ヒロインの、明里・・・
お前、本心はどこにあるんだ?こわいな・・・。


「リンゴを30秒でサバく裏ワザ」:阿部彩乃監督

・・・は、3分ほどの短篇、というよりは、
自主的?便利商品PR。
ようするに、リンゴの皮むき器と、リンゴ・カッターの紹介。
ほとんど、通販CMに近い。

女の子が明るく、ハキハキと解説。 
歯切れよくサクサクと、進める手腕は、悪くない。

が、何ゆえエンディングに、
ご自分のストレッチ写真集を、いっぱい映すのかしら?
身体が柔らかいのは、すぐわかったが・・・。
まあ、ユーモラスですな。

挨拶によると、監督はうら若き女性、
青森方面からの、お越しらしい。
これ、駅前とかで、広告で流してみたら、どうかな~?などと。
(青森って、ミルクラーメンのCMとか、あるの~?の声)


「蝦夷の恋」:阿部誠監督

「SHINSENGUMI」の、実質的続編。

侍の時代が終わりつつある、明治初期。
榎本・土方を司令官に頂き、北海道独立を目指す、旧幕府軍方と、
追っ手の明治新政府軍が、激突する、
函館・五稜郭戦争。

その舞台裏で、ひっそりと起こっていた、
地元の女性・志乃と、若者・秀らをめぐる、
小さな事件を描く、シリアス・ロマンス。

ヒロインのピンチにかけつける、
土方歳三が、格好いい役どころ。

志乃に惚れるあまり、秀を戦線に誘ったり、
新政府側に肩入れしたりと暗躍する、地元武士や、
龍馬と因縁のある追っ手らとの、対決が見所。

前作のキャストも一部、別役で出演。
沖田・近藤の幽霊?も、特別出演。
死に場所を求めていた、最後の武士らしい心情、
じ~んと、しみてくるぜ。


以上。
  1. 2010/12/20(月) 23:10:08|
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