時次郎の、日記。
緒形拳主演・NHK単発ドラマ「帽子」、
追悼再放送にて、観る。
難病もののドラマは、本当は苦手な方なので、観ないでいたのだが、
とんだ考え違い、だったようだ・・・。
呉・広島・東京ロケ作品。
こちらでの緒方拳は、とても、いい。
結構、動き回っているし、
つかみあいの喧嘩シーンまで、やっている。
まじめな芝居中にも、
軽さ、茶目っ気ある可愛らしさを見せて、きわめて好調、だった。
玉山鉄二との、ユーモラスなやりとり、
田中裕子との、照れている対面、優しい対話シーンも、
なかなか味わい深くて、いい。
ただ、この脚本の話って・・・・・今、観ると・・・
その完成・本放送後に、実際に亡くなったのが、あちらなので・・・
何とも、複雑なものが・・・・あるのだった・・・・・。
かつて、「必殺必中仕事屋稼業」の最終回で、
「ぶざまに、生き続けましょうや・・・」とのたもうた、半兵衛役の緒形拳。
「帽子」では逆に、
「のほほんと、生きましょう・・・」と言われ、
明日を思い悩むよりも、「今日を生きる」決意を、する役に。
あれが、一つの到達点?だったような、そんな気さえしてしまう。
しかし、人を食った、終わり方のドラマだな・・・。
さわやかに、やられた。
株価のさらなる暴落、保険会社倒産、
ブッシュ会見(具体的経済対策、出なかったらしい・・・)等の、
ごたごたニュースをはさんで、
今、引き続いて、追悼特番を放送中。
VTRで、「風林火山」で謙信役のガクトが、泣いている・・・。
以上。
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- 2008/10/11(土) 00:40:55|
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韓国で、俳優・女優の自殺騒ぎが、次々と報じられている。
競争やバッシングが、相当に、きびしいのだろうか?
今度は、80年代<ロス疑惑>の、三浦被告が、
アメリカへ、移送された先で・・・自殺の報。
滝田洋二郎監督「コミック雑誌なんかいらない!」や、
その後の一部雑誌インタビュー中でも、
マスコミと法廷に翻弄される、自分の位置を測りつつ、
それへの批判をも、して見せていたが。
今回は、もう逃げられぬ証拠でも、出たんだろうか。
どうせならば、日米の司法・刑務所批判等も、法廷でひととおりやってから・・・などと。
もともとの事件の真相も、いまだに不透明なまま、
メディアや司法のあり方に、良くも悪くも一石を投じた男は、
あっさりと、その人生に、幕を引いてしまった・・・・・。
- 2008/10/12(日) 12:42:30 |
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