主水日記。
又、必殺スペシャル、
チバテレにて、鑑賞。
火曜放映の、平成2年スペシャル版、
「必殺スペシャル・秋! 仕事人VSオール江戸警察」は、
現在のところ、<何でも屋の加代>にとって、
実質的に、最後の出演作となっている・・・。(注1)
何しろ、主水ら仕事人達に、
最大の危機が、迫ってくるのだ・・・。
老中・水野忠邦の下、
闇商売の仕事人達を、目の敵にし、
次々と、居場所を突き止めては捕らえ、
尋問・拷問・処刑してゆく、冷酷非情。
その指揮を執るのは・・・。
「必殺からくり人」では、狙撃さえされかけた、
プライドも、悪名も高き、
南町奉行所内でも、失脚した前任者と比較され、
同心達にも、嫌われ者のお奉行、
鳥居耀蔵こと甲斐守忠耀(注2)。
どうも、実在の人物らしいのだが・・・
殺るのか!?と、初放送時は、ハラハラ。
だって、歴史が変わっちゃうじゃん!と・・・。
(ドラえもんじゃ、ないって・・・の声)
心配御無用、その辺はちゃんと?フォローしている。
このスペシャル、次の展開が読みにくい筋なので、
かなり、面白い部類に入る。
生真面目な仇討ち派の、新之介(田村亮)と、
現実的にいさめる主水の対比が、明確なのが良い。
からくり仕掛けを扱う、再登場仕事人・鶴の仕事ぶりが、ユニーク。
無頼の助っ人は、酒豪にして剣豪、
前作・千葉周作の元門下、平田深喜。
演ずるはまたしても、滝田栄。
さすがに、張りの在る殺陣で、
シュパッ!と斬る。
北辰一刀流は、一体何人、臨時仕事人を輩出してるんだろう・・・?
(しかも、同じ顔・・・の声)
BGMも、「新仕置人」寄りに、ハード。
加代の<締めくくり>?にふさわしい、
歴代「必殺」最終回的テイストを思わせる、
SP中ではかなり、いい出来、なり・・・。
ファンならば、必見作。
以上。
注1:
演じた鮎川いずみ女史は、
その後本当に、会社社長になられたそうで・・・。
注2:
主水シリーズにも、過去に一度、
奉行後継者争いの話で、登場しているので、さらにややこしい・・・。
俳優は皆、別々だが。
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- 2008/06/24(火) 22:59:42|
- 時代劇
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水曜に又、PCの調子が悪く、更新できなかった・・・です。
ようやく、回復しました。
後刻、再開します。
- 2008/06/26(木) 06:41:14 |
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