主水日記。
暗い世情の事件・ニュースに、治安強化がらみでいささか<押せ押せ>ムード?の政局。
ほんの一部の長者(どこにいるんだ?)のみが、やれマンションだの株バブルだのと騒いでいる模様。
その一方で建築手抜き工事がらみの国会証人喚問・・・。
IT長者など一度もお目にかかったことも無い小生。
毎日お決まりでつぶやく、「いったい、どうなってんだ?」。
TVのデジタル放送化はいよいよ、期限付きで一方的に押し進められている。
家電店でポスターを観るたびに「大型だと、また出費が・・・」と嘆息する人々。
こうも生活不安と節制ばかり言われる世の中では、平和なファミリーアニメ「サザエさん」が視聴率上昇なのも無理ないか。
携帯にコンパクトなアナログテレビが付く時代、皆が次はデジタル放送も小さいテレビ付きのを、と言い出してる頃だろう。
一般化する頃にはあの<お茶の間>ってやつ、あるんだろうか?
こちとらはこの年末も空き時間の年賀状書きに、いろんな用事で各種時間調整に、でぶつくさぶつくさと、つぶやいてばかり・・・でもない。時折出歩いてはいるのだ。
シネマキャバレーの翌日、お台場の<デザイン・フェスタ>(この前の原宿会場はしょぼかった・・・)へ<シネマ秘宝館>参加ブースの様子を見に行ったら・・・これがなかなか面白い。
なんでも、いろんなアーティスト学院や美術学校等の学園祭・発表会を各所でばらばらにやるよりは、ということで皆で集まっていっぺんに、という企画の模様。
<アート>ならば分野は問わず、参加資格審査は特に無し、隣近所のブースの邪魔にならなければOK、ということのよう。
外国人の美術家や20代位のアートな金髪・緑髪女性達も勿論だが、意外に親子連れ・ファミリー層参加が多いのに驚く。
アートな石や皿などをファミリーで売っているブースもある。
<シネマ秘宝館>ブースではミナミユー監督の「レンジャー」シリーズが映写中。
ネットで写真観た、という人たちも結構来ていた。
宣伝部長が頬に弾痕?メイクしててちょっと、びっくり。
そういうメイクアートブースがあるという。
よく見わたせば、頬にニョッキリ角を生やしてる女性もいる。
会場内を見て廻る。
破いた?白いドレス衣装を展示してる服飾デザイナーがいる。
全身白いタイツで無言劇してるグループがいる。
他にも、フリーペーパー置いてあるだけのブースとか。
「俺は俺なのだ!」なTシャツとか手製絵葉書売ってるブースとか。
隅っこで油絵をライブで描いてたり。
シンガーソングライターがマイク立てて歌ってたり。
別なスペースではミニ・ロックバンドでファンが乗りまくってるし。
2階映像コーナーでは立体星空イメージ投影してたり。
緑色のヒーロー「Pマン」手製映像観たり。
奥のほうじゃ怪しい集団青年が逮捕?の自主映画がかかってたり。
とにかく、もう、各所てんでんばらばらなのだ。
まるっきり異なるジャンルのアート展示・コーナーが乱立している。
それでいてなぜか、会場全体にある種のトータルイメージ、<まとまり>感、すら見受けられるのが不思議。
隣り近所どうしで自然に相互交流が行なわれている。
皆、全般に表情が明るい。
静かなる中にも、発表の場をイベントとしても心地よく楽しんでいる。
シネマキャバレーやシネマボカンなどに通じる何か、を見たような微笑ましい気持ちなり。
世間も世界も依然、自由と同時に、何かとハードではあるが。
異種分野間の人的交流機会を得て、フュージョンで自由な発想とユニークなアート表現を、各自育てていってほしいものなり。
それが、人々へのささやかな希望。
以上。
スポンサーサイト
- 2005/12/11(日) 18:27:44|
- アート
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
特殊メイクで驚かせて、ごめんなさいねぇ(笑)
でもあれで、200円だったの、お得でしょ。
アWorkerさんも楽しかったなら、良かったです♪
- 2005/12/17(土) 17:29:12 |
- URL |
- ひさこ #-
- [ 編集]
あれ200円ですか!それはお得ですねー。
こちらこそ、普段見れないおもしろいものをいろいろと見れて、お得感ありでしたよ。
やっぱり、行ってみるもんですね。
- 2005/12/19(月) 19:12:51 |
- URL |
- アWorker #-
- [ 編集]