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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

誰もが最も恐れていた変身人間達の変貌

ゼルディア、経過報告。


小中和哉監督の劇場版「ウルトラ兄弟&ウルトラマンメビウス」。

オール神戸ロケ、新空港を舞台にしたのがスカイ・アクションに広さの印象をを与えて、ナイス。
その後の初代・セブン・新マン・エースの人間体姿再登場、ゾフィ-・タロウ助っ人、後輩メビウスへの指導と激励、という記念碑的イベントのためでしょう、かなりオールドファン寄りの展開になっていました。
伝えるべき事を兄弟たちからメビウスへ、メビウスから神戸の少年へ、というドラマ構成が大いによろしい。こうでなくちゃいけない。
タロウとゾフィ-の人間体、やっぱり出なかった・・・残念。別撮りでもいいからチラッと顔出してほしかった。
(ゾフィーの人間体、竜崎勝だったら「タロウ」のファンは喜んだろうな・・・と。)
で、どうやってセブンは「レオ」の後、助かったの?という説明は劇中には、なし。
(パンフの年表によれば、それはウルトラの母が・・・ってことらしいです)
GUYSメンバーズの出番も少なかったけど、「何か感激!」には、うるうる。いいぞ。
ヒーロー側の変身具やポーズといい、人間体A・北斗星司が兄さん達にちょっとだだこねて見える?発言するのといい、敵対する悪役宇宙人たちの顔ぶれが皆、かつて歴代ウルトラマン達が難儀させられた連中ばかりなのといい、化け化け作戦(「目つきが違う!」に爆笑。まるわかりだよねー)、エネルギー消耗作戦、十字架はりつけ作戦といい・・・
「それは誰それの決め技!」とわかるのが連打、連打。
往年のファンにはノスタルジーを喚起させる手が次々と、心憎いまでに。これはもう、勝てん。たまらん。
心配したCGゲーム的画面も結構重量感があり、かつウルトラ兄弟の動きもダイナミックで、なかなかよろしいです。
アバレイエロー&「スウィートハーツ」女優・いとうあいこ、ここでもご難に遭う生物学者で登場。あちらよりも、わりと落ち着いた感じ。当然か。
でも一体いつのまに、ジャイアント・モンスターの手元に移ってたの?
まあ、星人に装置でテレポート移動させれてたって事で、自己補完。
ラストのミライ青年の台詞、これこそ正に、ウルトラマン・シリーズの肝、でしょう。
エンディングロールの大サービスには、びっくり。よくぞここまで。
おめでとう、40周年!!

なお、テレビシリーズでもヤプールが再襲来、隊員を操ったり天空をかち割って超獣ドラゴリーを再登場させたり、悪さのし放題。
「あの超獣、昔の指令のままで少し、おばかちゃんなのね~」と、サッカー隊員とダンス踊りながら解説する女性異次元科学者が、ケッサク。爆笑でした。
マケット怪獣査定の回、まるっきりCGバトルゲ-ム世界です。
電脳空間でゼットン大暴れで基地内システムダウン、カプセル怪獣とメビウス参上。
同じ円谷プロの「グリッドマン」思い出します。
でもウルトラの父、何だかメビウスを急遽、星に戻す気みたいで・・・強敵対策で赴任交代か?
どうする、ミライ君?


記憶喪失だったボウケンジャー・イエローの素性、敵方怪人たちの宝物エネルギー探しにからまれた結果、ようやく判明。
滅亡した先祖の父母達から秘められたパワー発動で、意識が<破壊の姫>化、前後篇で大暴走。
あやうく、自ら全人類を滅亡させかねない状況に。
操縦メンバー1人欠けたロボ達、ピンチ!
と、突如出現の味方側新兵器、なんと戦艦ヤマトそのまんま!
一番トレジャー探検から遠い感じだけど、一斉砲撃は結構威力ありそう。また、宇宙戦艦の松本先生が浮かんだ。
無論、イエローの相棒・ボウケンブラックの活躍などにより事態は収拾され、父母達の真意も後から判明(先にわかってりゃあ?の声も)、めでたしめでたし。


タイムトラベル機能を持ったハイパー・クロックアップ・ゼクターを入手、後半急展開、あれよあれよの、「仮面ライダーカブト」。

生まれながらにXXXだった、悲劇の店番少女ひよりは、行方不明になるし。(やられた!予期すべきだった)
そのことでカブト・天道お兄ちゃんは動揺、急速にキャラ変わって無茶し始めるし、他のライダー戦士の変身ゼクターを収集し始めるし。
ドレイクのゼクター、あっさり渡しちゃったゴン、ものわかり良すぎだし。
<ネイティブ>ワーム青年は出てくるし。
元・ザビーの2人は黒い格好で、「どうせ俺なんか・・・」「地べたをはいつくばって生きるんだ!!」と、すっかりやけっぱちのはぐれ者、ストリートファイターのバトルホッパーライダー・コンビになってて。「パーフェクト・ハーモニー!」連呼時代が嘘のよう。
挫折を味わってアウトローすると、こうまでキャラ変わるか!?呆然。
初めのうちは携帯食料だけしか口にしなかった新女子助手も、天道君流お料理の味には抗し難く、あっさりとクッキング派に。
最近ではガタック・加賀美をちゃんと敬意をこめて先輩!と呼んでたり、天道の妹とバトミントン・キャンプで楽しく合唱してたり。随分固さが取れてくだけてきてる。
お坊ちゃまライダー・サソードは・・・相変わらずだなあ。はちゃめちゃ。
あまりキャラ変わらないまま、成長して欲しい。でもサソリワームの件が、まだ残ってるし・・・?
本田総監、三島にまかせっきりで、出番が少ないなあ。「セーラー服と機関銃」の敵方組長役やりながら、こっちでは総監・・・。
でも印象が殆ど一緒。こわいわ。




ゼルディア経過報告、以上。




建設の当初から「関空と伊丹空港があるのに、本当に必要なのか?」「税金の無駄じゃないのか?」と何かと論議の的となっている、神戸空港だが・・・。
それは別に、ウルトラマンのせいじゃないよね・・・。


あ、メビウス、「別れの日」留守録失敗。ニュースが入ってる。
この週だけ16時30分放送に変わってたとは!無念残念。
タロウがゲスト赴任する回だったのに・・・。
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  1. 2006/10/22(日) 09:20:52|
  2. 特撮
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

映画版はそうでしたか。

 もぉ~、円谷の中ではレオは、なかった事にしたいんじゃないですか(^_^;)。
 仮面ライダーカブトは、平成ライダーで、下から2番目につまらないと思います※1番は、ブレイド〈剣〉。今週観る時、先週のストーリー、覚えてないですもん。
 でも観て・愉しめるだけ、まだマシです。
 僕は、あのサソードおぼっちゃまが漫画チックだけど、E味出してると思います(^_^)ww。

 それではー。
  1. 2006/10/23(月) 20:21:22 |
  2. URL |
  3. あいかわ こうた◎ #mQop/nM.
  4. [ 編集]

ながらえば

いやー、長くやってると、ウルトラ・ワールドのつじつま合わせも、大変なようで・・・。
でもTVのメビウスでは、「レオ」の円盤生物ノーバが出てるし。
映画パンフの解釈でいいんじゃないでしょうか。
でもやっぱりMACチーム、悲惨な末路だ・・・。

「アンドロメロス」やネオスも、ゾフィーが関わってるから、一応つながってるし。
平行世界らしきティガ・ダイナ・ガイア、コスモス・ネクサス・マックス(の大半)以外はこれで大体、つながったはず?

カブトは、人間くさい怪人とか、組織の謎とか、過去の平成ライダーシリーズの引っ張り方を片っ端から、やり尽くしてますから。
毎年観てると、新鮮味がどうしても薄れてくるのは、仕様が無いのかも・・・と。
X・アマゾン・ストロンガ-の後のゼクロス・スペシャルが既に、昭和ライダー・パターンの限界に達してましたし。
響鬼は独自性で、昭和のアマゾンに相当するのかも?
サソード君の毎回唐突な参上と「xxx-ヌ!」、じいやとのやりとりと成長?には毎回、笑かしてもらってます!
まさか、小学生姿までやるとは・・・。目が点になりましたよ。





  1. 2006/10/24(火) 19:08:05 |
  2. URL |
  3. アWorker #-
  4. [ 編集]

つけくわえ

おっと、スカイライダーとスーパー1がゼクロスの前にありましたっけ。基本パターンは大体一緒で。
BLACKとRXは、半分<宇宙刑事>寄りになっていて、過渡期だったんだなあ、と。
  1. 2006/10/24(火) 19:16:33 |
  2. URL |
  3. アWorker #-
  4. [ 編集]

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