仕事人達、アジトの会話。
鉄「よっ、兄弟。今日もおつかれさん」
主水「ふう・・・表家業があれこれあって、なかなかシネマにも行けねえよ」
鉄「そういや、ここんとこ、ミニイベントもあまり行ってないよな」
政「ああ、五月中で大きなヤマ越してから、周囲もわりと静かだしなあ」
主水「あることはあるんだけどね、小刻みには。みま監督の映画と歌のイベントといい、ごうわく監督の<リアルニxxンドー工作教室>といい、どうも時間的都合ですれ違いが続くのが、何ともじれったいんだ」
秀「いろいろ予定、重ならなければね・・・」
主水「でも、こないだ、高円寺の<Tショック>には寄ってみたよ」
お加代「あの、東西映画ファン向けのプリントTシャツ、品揃え豊富な店ね!ちょっとしたもんだよね、アレ」
秀「で、劇映画は、どうなんだい?」
主水「土曜に日活ロマンのレイトショー行った。ラピュタ阿佐ヶ谷」
秀「ああ、こないだまで池玲子や杉本美樹のスケバン映画、やってた枠ね」
政「あれ、立て続けに観ちゃうと、今度のスケバン刑事って相当、やわに見えるんだろうな?」
秀「監督が深作健太だから、まだわからないけどな」
主水「こないだの9時からのレイトは、<(マル秘)色情めす市場>。田中登監督自ら一緒に観ます、って」
秀「そりゃあ、亀有名画座の観客組には、見逃せないよな!」
主水「連続特集ラインアップのラストウィークだったんだ。亀有でもかかったのばかりで、懐かしいよ。ほんとは全部、観たいんだけど」
鉄「今回は、20代位の映画研究好きな男女が多かったけどね。中高年と半々。8週間で8本の特集に連続で来てた、ってえお客さんまでいたぞ!みんな熱心だよなあ。補助席が出てたよ」
主水「上映後は終電ぎりぎりまで、対談講義つきでさ。監督、質問攻めにあってたよ。若い人たちに撮り方をできるだけ伝授しとこう、って雰囲気で。まるで映画美学校状態だったな。長かったけどちょっと得した気分・・・」
お加代「で、新作方面は、どうなの?」
主水「渋谷で観た<陽気なギャングが地球を回す>が、浮世の気晴らし組にはおススメかな・・・アクションコメディだしスタイルもスマートで、全体にすっきり明るいし」
鉄「その分、ハードボイルド性は薄いけどな。<ルパン3世>みたいだった」
主水「上映後に、原作と違うよ!って声があったけど、映画でいきなり観たからな。こっちはなかなか楽しめたよ。前田哲監督、あなどれないね」
主水「イギリスあたりで撮ったみたいな、ライトでポップな冒険小説パターン。ジャズやロックのリズムでカルーく、はずんでる。導入部からテンポよくて、意外性はやや薄いけど、ゲンナマ奪い合うチーム・プレイとトリッキーな展開,気の利いた洒落だらけで快調、快調」
鉄「佐藤浩市の演説男と加藤ローサの喫茶店ガール、あの関係には、ちょっとびっくりしたぜ!いやあ、やるもんだねえ」
主水「アクション映画通がニンマリする、ナレーションの解説つきなのが楽しいね。あれ聞くと最後まで、ちゃんと観ちまうよな。よし、よし、わかってるな、ってね」
鉄「ところで、すぐ隣の劇場、<タイヨウのうた>にOLや女子高生がものすごく並んでたよね・・・」
政「確実に泣きたいんだね、みんな・・・」
お加代「確実に笑える映画って、少ないんだけどね・・・」
鉄「そういや、渋谷の別の劇場で、<猫目小僧>のPRゲストに猫ひろしが呼ばれた、ってな」
お加代「そりゃ、騒がしそうだなあ。サッカー応援には触れたのかしらねえ?」
主水「もういい、何も言うな・・・あっちはエゲレスの映画に任せとこう」
70年代、東映京都組のスケバン・シリーズで暴れまくった池玲子と杉本美樹。
新人時代は「温泉みみず芸者」(鈴木則文監督)という名の温泉たこつぼ勝負映画に、明朗かつエロティックな姉妹役でそろって出ています。
その後、主役で大暴れ、凄みを増してゆく2人。
池玲子はスウェーデン女優と共演する「不良姐御伝・猪の鹿お蝶」(鈴木則文監督)、「やさぐれ姐御伝・総括リンチ」(石井輝男監督)が体張ってます。仰天。
杉本美樹は「0課の女 赤い手錠」(東映東京、野田幸男監督)で犯人一味に連れ回される女刑事役が極限にして白眉、でしょう。必見です!
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- 2006/06/22(木) 20:10:09|
- 映画(全般)
-
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| コメント:3
ウィンダム、出てきたんですか(`.`;)?僕はカブトは毎週予約録画出来てるんですけど、メビウスは、朝の7:30のが解除できず、生観しかない状況です(;_;)。
あっ、でもミクラスがテレポートするのは、観ましたよ。
サソリーザ君もナルシストですね。ナルシストはヒーローの特権だと思います。それは、怪傑Zバット!!
- 2006/06/23(金) 20:31:32 |
- URL |
- あいかわ こうた◎ #-
- [ 編集]
「スケバン刑事」と「0課の女」を比べちゃ可哀相だ(笑)。
体当たり杉本美樹には勝てんでしょう。
でも今度の「スケバン刑事」は斉藤由貴があややのお母さん役でしかも初代麻宮サキ役らしいですよ。
- 2006/06/23(金) 23:02:39 |
- URL |
- 高橋亨 #UXr/yv2Y
- [ 編集]
< あいかわ様
「てめえらこの世じゃ2人目よ!」の人ですねー!ズバット参上。
そりゃあ、もう、あの宮内洋兄貴ですからね。
高橋様のドバット、にも影響与えてますし。
ライダーサソード、今週もじいやと料理屋珍訪問してましたね。
トンボ君に引き続き、まるで少女マンガから抜け出たような傑作キャラで。
初代ゼビーも行方不明だし、出演は期間限定かも。
嗚呼、その運命やいかに?
ミクラスは眼鏡っ娘保母隊員と親子?関係なので、まだまだ出そうですね。
メビウスは夕方17時半ですから、めげずに再度セットを!
最初のほう、そろそろセル&レンタルDVD、出そうですね。
< 高橋様
おひさです!
その話をしたかったんですよ、まさに。
いや、だってですね、あややじゃ絶対やらんでしょう!
あのパワー、商魂たくましき生活力、そして生存力。
ブータレぶり、反逆の勢いが半端じゃないですから。あの2人は。
無いのは科学兵器だけ。
でも、サーガとして?まず確認しなくては。新スケバン刑事。
まさか2世の時代が、来ようとは・・・。
斉藤由貴さんはあの頃も異色抜擢だったけど。
いまやお昼の<漱石主婦>ですよね。
あの派手な最終回の後なので、どうやって出てくるのか?
いわゆるレオの後のセブン、だし。気がかりです。
あややよ、美勇伝トリオよ、
根性焼き、とまでは云わん。
串焼き屋のシーンも要求はせん。(するなって・・・の声)
でなければ、何かユニークな新兵器と技を、出してほしい。
ケータイで超電磁ヨーヨー操るとか。竜巻起こすとか。そりゃコンバトラーV。
<女の仮面ライダー>根性で、魅してほしいもんです。
すいません、今、趣味に走ってました。
では高橋様、「GOKUNIN」公開を、待ってます!
- 2006/06/26(月) 20:34:34 |
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- アWorker #-
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