シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

<第2部>若干追記篇・その12「震動」

主水日記。


3月9日・水曜。


今日の昼前、11時45分、
三陸沖を震源とする地震が、発生。

昼のニュースによると、
岩手県・宮城県方面は、震度5、
東京や千葉、茨城などでも、震度3・・・だったはずだが。
都内で、屋内にいた小生は、
揺れにまったく、気付かなかった・・・。
なぜだろう。


盛岡方面の、自主映画の人達は、大丈夫だったかな・・・?と。



以上。
  1. 2011/03/09(水) 20:09:24|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:28

<第2部>若干追記篇・その11「歌唱」

三味線屋の、日記。


3月6日・日曜。

前記事を記述後、外出す。


夕方・17時より、
都内、京橋。

フィルムセンター・開館40周年記念企画。
<よみがえる日本映画>特集。

保存のためのネガ、またはニュープリントの作成が、なされた作品から、
28本が、上映中。
その中の、1本。


「百万ドルの明星 陽気な天國」。


73分・35ミリ・白黒。
1955年・近江プロ制作・日活公開作品。

歌手の近江俊郎が、自ら製作・原案・主演。
脚本・監督は、なんと、
戦前から人気の舞台喜劇役者、古川緑波(ロッパ)。
ロッパ当人も、しっかり出演。
しかも、出演者の中には、森繁久弥の名が。

と、なればこれは、コメディー仕立ての、
歌謡映画に、なるしかないだろう・・・。

(ああ、そうかよ〜う!の声)


お話自体は、ほんとうに、たわいもないもので。

海辺の温泉街で、吞んで酔っぱらってる男が、
黒髪時代の、森繁で。
勢いでつい、自分は作曲家の、古賀政男だ〜!と、
ハッタリかまして、ツケで豪遊、名刺を配りまくる。

それを真に受けた、地元の、べらんめえお姉ちゃん。
彼氏である、近江扮する流しの青年歌手に、
名刺を持たせて、上京をすすめる。

で、レコード歌手に憧れる、近江青年は、
三木のり平のアコーディオン弾きと共に、上京。
工場勤めをしている、近江の妹の下宿へ、世話になる。

この妹が、主役じゃないのが不思議なほど、輝いている・・・。

兄は名刺を持って、レコードを出している、音楽会社に行くものの、
こりゃニセモノ、と門前払い。
怒った妹が、古賀政男の屋敷へ、直談判に。
そこにいたのは、実は書生だった、森繁だった・・・!

すったもんだのあげく、近江の青年は、幸運にも、
本物の古賀(本人出演)と、レコード会社社長(ロッパ演ず)に、
歌のテストを、受けさせてもらえることに。

だが、この2人から、
「歌い方が、近江俊郎に、似すぎている・・・」
「声真似は、きらいだ・・・」
というすごい理由で、不合格に・・・。

(あたりまえだろ〜!本人なんだから〜!の声)
(ロッパは、声帯模写の名人だろ〜が!の声)

だが、代わりに、別な人物が、
テストに合格!してしまい、状況は急展開。
クサッた主人公は、家出、
やがて、街で流しに・・・。

という、強引なお涙話になってゆく。
流しの悲哀曲を、出すためなのだろうが、
この筋では、むちゃくちゃ。
(妹と暮らすより、そっちを選ぶのか・・・の声)
「君の名は」パロ、ちょっとウケてる。

注目は、庭園パーティー・シーン。
ここでも、お調子者ぶりをさらけ出しまくる、森繁。
自らもコミックソングを、達者に歌う。
終始、無責任男モード発揮。
実に、いきいきしてる。

古賀をはじめ、歌謡界の有名人達(多分、ね・・・の声)と、森繁の、
ツーショット、3ショットだらけ。
これだけでも大変、貴重な記録。

後はもう、随所で、売り出し中の男女歌手達が、
次々と、ひたすら、歌うシーン、あるのみなのだが。
とにかく、ゆるゆると聴く、ムード歌謡曲続きで・・・。
かなり長く、感じた。

そんな中、漫才のコロンビアトップ・ライトと、
神楽坂(!)なる女性歌手が、
コミックソングを歌うのが、
アクセントとして、いい感じなのだった。


歌手志願者には、無理には、おススメしないが・・・。
演劇入りのコンサート・ショーに、行ったつもりで、
ゆったり気分で観るべき、軽めのエンタメ映画。


以上。




  1. 2011/03/08(火) 00:27:03|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

<第2部>若干追記篇・その10「猛牛」

梅安の、日記。


3月4日・土曜、夜。


リミッター無しの、猛牛。

園子温監督の「冷たい熱帯魚」は、
まさにそういう、手ごわい劇映画だった。


で、結論からいえば・・・。


たしかに、表現的にも心理的にも、
容赦なく残酷、エロ、血みどろ、
かつ、シビアな家庭崩壊劇の内容で。

何しろ、いわゆる<実録犯罪路線>の劇映画だから、
このどぎつい映画に、拒否反応を示す人々が、
大勢居たとしても、決して不思議ではない。
これはまず、今日の地上波TVでは、放送は無理だろう。


ただし、やや不謹慎とはいいながら、
作り手が意図したのか、否かにかかわらず、
思わず笑わされてしまうシーンが、所々にある分だけは、感心した。

一部類似した犯行内容を扱っていた、
別な監督の手による、「OUT」という映画よりは、
数段、ましだ・・・と見た。


あまりにも壮烈なグロさや、
欲望丸出し、人間関係のこじれの表現等が、
時として、ふっと力を抜いたときに、
傍から見て、ナンセンスな光景に、転じて見えることは、
往々にして、あるもの。

「OUT」では、
仕掛けられたはずのナンセンスが、まったく弾けぬまま、
ただの嫌な、痛々しい話として、
不快な画面の連続で、終わっているのが、いけない。

主役の女性達の、ヒステリックなキンキン声の大音量や、
DVシーンのきつさと長さ、等のせいだろう。
余裕というものが、ないのだ。

「冷たい熱帯魚」では、それらの要素が、
おっちゃん俳優たちの、なりきり怪演と、
芝居の間の空き方とにより、
結果的には一部が、ブラック・ユーモアの類に転化されている。

特に、茫然となるのは、
でんでん扮する、大型熱帯魚店主・村田。
何て奴なんだ・・・。

やりての商売人であり、従業員教育者であり、早口であり、
説教親父代りであり、人格を見抜く術にたけており、
なおかつ、尻軽であり、詐術屋?であり、
手慣れ過ぎた?犯罪者であり、
心の古傷持ちでもあり・・・。

もう、ほとんどこの人の、ワンマンショーに近くなっている。
膨大な台詞の大半は、でんでんが、しゃべっているのではないか。

主人公・社本(吹越満)の、
静かなるおびえっぷりや、途中よりのキレっぷりも、
村田の女房(黒沢あすか)の、節操無き色情狂ぶりも、
弁護士らしき男(渡辺哲)の、豪快さとコワモテぶりも、
社本の娘(梶原ひかり)の、
父母に対する、徹底した冷めっぷりも、
それはもう、皆、大したものだが。

村田役・でんでんの、表裏一体な怪演、
自信過剰でむちゃくちゃな悪役ぶりが、
全篇を見事に、食いまくっている・・・!

ようするに周囲が皆、彼を中心に、
ピッチャーとキャッチャーの関係に、なっているのだ。
すべては彼の、手のひらの上。

行方不明者を追ってきた訪問者達を、
必死でごまかす、芝居のシーンなど、
じつに空腹絶倒もの、なり。

吹越の後妻役・神楽坂恵の、
愛しさと、エロと、切なさと・・・の好演も、見逃せない。
ほぼ終始にわたり、夫の前で、困り顔をしている、
その表情には、なぜか、惹かれるものがある・・・。

吹越と神楽坂の、2人だけで語らうシーンは、
殺伐とした悲喜劇の中では、何だか、ほっとする。
娘を気絶させるシーンなどは、
可笑しささえも、感じる・・・。

それだけに、あの終末は、
何とも、哀しいものがあった・・・。
そこまで彼は、すべてを、突き放してしまうのか・・・と。


父親と子、家族の崩壊と再構築、という、
いつもの園流ギタギタ節が、
またしても、リミッターを取っ払い、爆発した。

猛毒・猛牛の名にふさわしい、暴れん坊映画、なり。
とにかく、おっちゃん達が、強烈。
(諏訪太郎も、いるでよ!の声)

これから観に行く者は、
自らを、お毒見役だ!と思って、覚悟めされい。



以上。


 




[<第2部>若干追記篇・その10「猛牛」]の続きを読む
  1. 2011/03/06(日) 10:04:16|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

<第2部>若干追記篇・その9「陶酔」

はぐれ仕事人・壱の、日記。


3月4日・土曜、午後。



14時頃より、上野オークラ。

今週も、過去作中心ながら、
竹洞哲也監督特集・3本立てで、
舞台挨拶&トークショー付き。


トーク前に、うどん屋映画(後述)の、
ロケ時回想、一部関係者インタビュー映像が、流された。
映画と逆で、スタッフ側を女優が撮影、
そこちゃんとコメントしなきゃ、等々言われているのが、
ちょっと面白い眺め、なり。

竹洞監督自身は、あまりしゃべらず、
撮りが済んだものはいいから、次をどうするか?という感じで。
司会のイ幸田李梨・サーモン鮭山氏、女優の沢井真帆らが、<翻訳>している風だった。
岡田智宏・岩谷健司・津田篤ら男優陣も、集合。

又、この日の挨拶は、公開準備中の次回作に出演の女優、
<櫻井ゆう>の御披露目も、兼ねていた。
まあ、健康的な感じだった。

企画の脚本家・小松公典氏が、大車輪で活躍、
これは「たまの映画」PRか?という位に、
薄着シャツ姿で、目立っていた。

場内には、イ幸田ファンらしき若年女性客も、
ちらほらと、見受けられた。



「妹のつぼみ いたずら妄想」。
これは以前、観たかもしれない。


最初、暗所で吊られてお仕置きされてる、青年登場。
な、何だ〜?

未体験者キラー、と異名をとる、豹柄水着の風俗嬢が、
またしても、イ幸田李梨。
青年と事をいたす場所候補に、ランキングを付けるくだりが、笑える。
いくらなんでも、そこはヘンだろう、という場所も、出る。

だが、青年の周囲には、彼の掟破りを許さない、
ショッカーみたいな、奇妙な組織があった・・・。

ある写真の女性を、女神としてあがめ、
トップに帝王をいただく、
頑固にチェリー第一主義!の、地元男性達の組織。
だが、この青年は、主役ではない。

唐突に、同じ地元在住らしき、中年スーツ男性と、
その若き再婚妻が、いちゃいちゃしながら登場。
その男性の、息子たる気まじめ公務員(岡田智宏)、
そして、その妹である女子高生(赤西涼)も、現れる。

この公務員兄貴、ところ構わず、
女性に対しての妄想癖が、ついつい出てしまう男。
かなりテンジョンが高い、岡田の怪演、
興奮動作連発に、笑わされる。

受験生である妹のそばに、
家庭教師の眼鏡青年が、やってくると、
不安からお兄ちゃんは、さらに興奮。
二人が、仲睦まじくならぬ様にと、
あれやこれやと、妨害工作に出るのだが・・・。  

お察しの通り、このお兄ちゃんこそが・・・なのだが。
女優達より出番が多く、完全に主演、といっていい。
「場所が違う」!とイ幸田を、足から引っ張りだすシーンなど、爆笑ものである。

無理やりな、ほのぼのエンド(なのかな〜?の声)にも、笑えた。




さて。
なかみつせいじ扮する、頑固そうなうどん屋店長に、
「ざます〜!」連発・吉沢明歩が、
ケロケロ・カエル娘を演じて好評の、
「悩殺若女将 色っぽい腰つき」(既述・検索可)。
実はその続編が、今日の上映にあった!のだ。

それは・・・


「桃肌女将のねばり味」。


ケロケロ娘は今回、ちょっと旅行中で、
うどん店の一同は、お留守番。
サーモン扮する男おネエ様?が乱入、前作のパロをやっている。

なかみつ店長に、娘(青山えりな)が、
若き日の修行旅時代にあった、エピソード・ゼロを訊く。

やや不良っぽい兄ちゃん風、
赤い上下スーツに腹巻、まるで別人・・・。
(このキャスティングに、
ごく一部で疑問?の声も・・・でも面白いぞ)

イ幸田李梨は、その頃下田で出会った、うどん屋の店員。
いずれブードキャンプ・ダイエットで、世に出る!
と言ってる、陽気なお姉ちゃん。
研究でインドに行く、と言って水着のまま、海へ。
(おいおい、泳いでゆくのか〜?の声)

その回想ドラマに登場する、下田のうどん屋の女将が、
今回の主演・沢井真帆。
涼しげな浴衣が、よく似合う。
出会ったばかりで、いきなり?お床入り・・・早いよ!

そこにいる、うどん職人との間で、
うどんや塩にぎり作り、
秘めたる恋などを巡り、丁々発止に・・・という話。

和風ロマンス、徐々にいいムードになる。
なかなか、心温まるお話、だった。



さて、所は移動して。


19時過ぎより、テアトル新宿。


このとき小生は、ロビーで入場時間を待ちながら、
かなり、ナーバスになっていた・・・。

熟慮に熟慮を重ねて、自ら決意した事とはいえ、
その映画を観る、という事は、
そのときの小生にとっては、
「空手バカ一代」の飛鳥拳が、猛牛との決闘に赴くような、
緊張する心境が、あったのだった・・・。 

その、映画の名は・・・
 


「冷たい熱帯魚」。



つづく。

  1. 2011/03/06(日) 00:27:14|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

<第2部>若干追記篇・その8「刑事」

北町警部補の、事件報告。


3月3日・木曜、夜。

本日はひな祭りにして、両津巡査長の誕生日なり。
さて。

BS2。
「刑事コロンボ」シリーズも、今夜で終了。

ここのところ観ていると、
ポケベルや携帯電話、パソコンなどが、普通に出てくるようになり、
コロンボの白髪が、どんどん増えてゆくのが、わかる・・・。

今夜で、一応の最終回。 
2003年に制作、現時点での最新作。

いきなり、CSIみたいな光学画面で、
文字まで「コロンボ」らしくないのが、変な感じだが・・・。
ヒップポップDJ?がいるような、
セレブ御用達クラブが舞台だから、そうなるんだが。
新旧イメージの、ミスマッチ、というやつか。

事件捜査上に、フィルム写真の状況証拠と、
ポケベル記録調べとが、同時に存在。
新旧交代というか、まだ、そういう時期だったんだな。
今や「ポケベルが鳴らなくて」も、懐かしい響きだぜ・・・。

事件捜査前に、コーヒー一杯飲むとか、
容疑者に、心揺さぶる発言をかますのとか、
かみさんの話するのとかは、
最早、伝統芸だな。
マフィアの手下が現れても、全然、動じてないよ・・・。

何で、でかい電子スクリーン付きの、
ディスコ・クラブみたいな店が出るんだ?
と、気になってはいたが。
終盤の、映像シーンで、納得できた。なるほど。


時代とともに、周囲が変化した果てに・・・
これが、最終回か。
老境、引退の花道、ってとこなのかな。

刑事コロンボ、お疲れさまでした。



報告、以上。





  1. 2011/03/03(木) 23:30:34|
  2. TV
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

プロフィール

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する